バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

ボケ、ボケ、ボケ!

2015年06月30日 16時45分17秒 | バス運転士
今朝、いつものようにバスの点検を開始… と、その時! すでにデジタコの機械に“運転カード(各運転士が1枚ずつ持っている)”が挿入されていることに気が付いた。私は「あれまぁ~ 昨日の運転士さん、カードがそのままだがや! すぐに事務所へ届けないと…」と思って運転カードを取り出そうとした時、「あっ… さっき自分のカードを入れたんだっけ!」と思い出したボケ…


先日、市内中心部へ向かっている途中… 「次のバス停の先の交差点が、某総合駅へ行く路線との分岐点だぞ! いいか、オマエは市内中心部行きだぞ! 間違えるなよぉ~」と自分に言い聞かせながらバス停で止まった時… 思わず「ご乗車ありがとうございました。市内中心部です~」と言ってしまったボケ… 市内中心部は、まだまだ先なのにねぇ~


また、あるバス停で乗った少年が助手席に座り、お母さんが中扉付近の席に座るのを確認… その時、少年が「出発進行~!」と叫んだので、私は前扉を閉めて発車… と思ったら、まだ30秒くらい早いことに気が付いて、慌てて右ウインカーを戻して前扉を開けたボケ… ふぅ~! 危ない危ない… ボーイズトラップに引っ掛かるところだった。どうせ引っ掛かるならハニートラップがいいなぁ~(権力も財力も腕力もないオマエを狙う奴なんていねぇよ! ハハハ…)

花粉症と同じメカニズムか!?

2015年06月29日 19時40分01秒 | いろいろ
ちょっと前に書いた“原因不明の右腹痛たまに右背痛”は、「休日にはならない」と思っていたのだが… 実は、休日にも痛くなることがあったのだ。それは、休日を取って“約300km離れた目的地との間を、有料自動車道で往復した時”である。

昔は、お盆やお正月に同じ目的地との間を… 休憩なしで往復しても何ともなかったのに… どうやら、私は“車の運転に不向き”な身体になってしまったようだ。ひょっとすると、これは花粉症と同じで… ある時、突然! 私が“生涯で運転できる時間の上限”を超えてしまったのかもしれない。

実は、ウチの営業所には、そういう運転士さんが何人もいて… だから、次から次へと“上限を超えた”運転士さんが病気になったり怪我をしたり… そうに違いない! これはトラックやタクシーの運転手さんにも同じことが言えそうだ。(一体、何を根拠に…)

他にも、馬に乗り過ぎた競馬の騎手、ボートに乗り過ぎた競艇の選手、自転車に乗り過ぎた競輪の選手、調子に乗り過ぎたバスの運転士… 突然のスランプに陥ったり、大きな失敗をした人は、それが原因だなんてことは…(ないない!)


オバサンあんさつ!?

2015年06月28日 22時20分32秒 | バス運転士
昨日の午前10時頃のA駅経由B駅行き… ちょいと大きな交差点の直前にバス停があるのだが、私は“もう一つ手前の交差点”で信号待ちしながら「乗客は5~6人か… すんなり乗車してくれれば青信号で行けるな」と思っていたのだが… そうは問屋が卸してくれなかった。

2番目に乗ったオバサンが「土日エコ切符… あんさつで大丈夫?」と言ったのである。私は「あんさつ!? ひょっとして“まんさつ”って言ったのかな? この大事な時に? 女性がそんな言い方を? 何かの間違いであって欲しいなぁ~」と思いながら聞き直してみたところ、「万札でお釣りあります?」と言われたのだった…

私は“定刻で走るために望んでいた青信号での突破を諦めなければならなくなった現状を冷静に受け止める”ために駐車ブレーキを掛け、アイドリングストップして… いつものように、カバンに入っている千円札10枚から1枚を抜き取り「まずは9000円と…」と言いながら手渡した。

すると、オバサンが大きな声で「えっ!? 9000円???」と言ったので、私は努めて冷静に「ま・ず・は、9000円…」と同じ台詞を言いながら、残りのお釣り400円と土日エコ切符を取り出し、“その間に千円札9枚を数え終わった”オバサンに手渡すと、黙って助手席に座った。

そこでの“ロスタイム2分”が呼び水となってしまったのか、その後は“バス停での乗降と信号のタイミング”が悪くなり… A駅では既に5分くらい遅れていた。そして、そこから3つ先のバス停で乗降客がいないことを確認しながら「通過します」と言ってバス停表示送りボタンを押した。

すると、その時! 私の左耳に「あっ! ここで降ります!」という叫び声が突き刺さった。私は反射的にブレーキを踏んで減速… 一本の脇道を過ぎたところでバスを止めて中扉を開け… そう、あの万札オバサンが降りて行ったのである。あんにゃろぉ~! それこそ暗殺したるぞぉ~!(こらこら、観察だけにしとけぇ~!)


週末名物? スポーツウェア軍団

2015年06月27日 20時57分12秒 | バス運転士
今朝7時過ぎ、営業所でバスの点検をして、始業点呼のために事務所の方へ… その時、営業所とバスターミナルを隔てている壁の向こうから、若き乙女たちの話し声や笑い声が聞こえてきた。多分、週末名物スポーツウェア軍団… その数… 推定20~30人… 誰が乗せたんだ? 羨ましい…

以前、私が「日曜日の早朝は楽だから~」と言われて行ったJR某駅の帰りなんて… やはり、あるバス停にスポーツウェア軍団がいたのだが、なぜか男ばっかり30人以上… この差は何なんだ…(そういう星の下に生まれたんだよ!)

午後1時半頃、あるバス停に7~8人の乗客… しかも、先頭に4人のスポーツウェア乙女が立っていたので、「やっほぉ~! 人数は少ないけれど、スポーツウェア乙女のご乗車だぁ~い!」と思いながら前扉を開けたのだが… なぜか4人とも動かなかった。

すると、彼女たちの後方に立っていたオバサンが「あなたたち、乗らないの!?」と言いながら、4人の乙女を掻き分けて乗り… 続いて、オジサン… お兄さん… 結局、スポーツウェア乙女を除いた3人が私のバスに乗ったのだった。グスン…

午後3時頃、あるバス停に10人くらいの乗客… しかも、またもや先頭には7~8人のスポーツウェア乙女が立っていたので、「よぉ~し、さっきよりも人数が多いぞぉ~ 倍返ししてもらうぜぇ~!」と思いながら前扉を開けたのだが… 乙女の1人が「××駅に行きますか?」と言ったのである。

ガビョ~ン… 私は「××駅には行かないんですよぉ~」と泣きながら答えた(ウソ)。その間に、スポーツウェア乙女を除いた4人のお婆さんが次々と乗車… 乙女の人数が2倍になると思ったら、乙女の年齢が5倍になってしまったとさ。あ~ぁ…

一日乗車券の新たな呼び方

2015年06月26日 22時28分53秒 | バス運転士
ちょっと前に、一日乗車券のことを“いちじょう”とか、土日エコ切符のことを“ドニエコ”というように様々な呼び方がされているという話を書いたけれど… 今朝は、また新たな呼び方を聞くことができた。あるバス停で乗ったお姉さんが「バス付きの一日券ください」と言ったのである。(話のネタをくれたお姉さんに感謝!)


私は「このワシ(バスの運転士)から買うのに、バスが“おまけ扱い”とは… ええ根性しとるやないけぇ~」と思いながら(オマエはチンピラか!)、「地下鉄共通でよろしいですか?」と確認してから“バス・地下鉄全線一日乗車券”を手渡した。


ところが、そのお姉さんは終点の某総合駅ではなく、途中のバス停… 地下鉄の駅がない所で降りてしまったのである。それを見た私は「まさか… お姉さんは“バス付き”ではなく“バス抜き”って言ったのかなぁ~???」と少し不安になった。(お寿司のサビ抜きじゃあるまいし… それだったら“地下鉄抜き”だし…)


んにゃ? お姉さんが“バス付き”と言ったのは… “風呂付き”って意味だったりして!? その一日乗車券を買うと、バスの運転士と一緒にお風呂に入れるという…(そんな乗車券、どこにあるんじゃ~! あったとしても、誰が買うかぁ~! 逆にオマエが3万円払うことになるぞぉ~! ハハハ…)