朝9時頃… 某総合駅から某運動場(東)へ向かっていた。「次は某運動場(西)停~」と音声が流れ、「ピィー!」と降車ブザーが鳴り、「次とまります」と私は答えた。しかし、バス停の手前の信号が赤だったので、私はバスを止めたのだが…
その時、50~60m先の大きな交差点内に“いろんな車”が止まっていることに気が付いた。パトカー、救急車、消防車、事故車… 私は「今日はゼロの日なのに… 警察官が立っていても意味ないじゃんかぁ~ まぁ、車が壊れた程度で済めばいいけど…」と思っていた。
信号が青になり、某運動場(西)停で止まり、一人が降りて一人が乗って、扉を閉めて発車… そこで私は「あれ? これじゃあ直進できないじゃん!(気付くの遅すぎ!)」と分かったのだが、とりあえず邪魔にならない位置(大きな交差点の手前の左車線)まで移動&ハザードランプ点灯、お客様に断ってから営業所へ電話した。
そして、電話に出た上司と「直進できません!」「すぐに解除されそうにない?」「(今、乗ったばかりの)お客様が“ついさっき起きた”と言っているので、すぐに解除されないかもしれません」「それじゃあ、○○系統のように右折して(中略)迂回して下さい。△△停が抜けてしまうので代行を出します」というような会話の後、私は電話を切ったのだが…
いつの間にか私のバスは… 「直進しようと思ったけど、無理みたいだから左折する!」という車に前も横も包囲され… おまけに、2つ横の右折レーンは「最初から右折するつもりだった!」&「直進できないならば右折するしかない!」という車で一杯… しかも、その車列は対向車が途切れた時(=右折矢印信号になった時)しか進まず、さらに後方から続々と車がやって来て… とても割って入れそうもなかった。
その間、唯一の乗客(残念ながら男性)が“どのような事故だったのか”などを私に話してくれて… 私は、その話を聞きながら「右折したくても、これじゃあ動けませんねぇ~」などと余裕があるかのように喋り… その実、気持ちは「マジで動けそうもない! どうしよう?」と焦り始めていた…
と、その時! 道路を塞いでいた事故車が移動を開始… それと同時に、警察官がパイロンを取り除いたので、私と乗客の男性は「あれ? もう終わった?」「行けるかもしれない」「通れるよね」「行けそうだね」と会話とも言えない会話をして… さっきの電話で「代行バスを出す」と聞いていた私は、すぐに営業所へ電話をした。
しかし、なぜか話し中… 二度、三度と掛け直してみたけれど、ずっと話し中… そんなことをしているうちに、いよいよ本格的に通行止めが解除され、「仕方がないから左折(または右折)しよう」と思っていた車が一斉に向きを変え始めたのである。そんな周囲の動きを見た私の焦りがピークに達しようとした時、ようやく電話がつながった。
電話には、さっきと別の上司が出たけれど、私は構わず「通行止めが解除されたので直進します。迂回せずに直進します」と言った。そこで上司から「今、どこにいるの?」と聞かれたけれど、目の前の信号が青になり、待っていた車が一斉に直進し始めたので、私はもう一度「迂回せずに直進します!」とだけ言って一方的に電話を切り、すぐにバスを発進させたのだった…
結局、10分くらい遅れて終点の某運動場(東)に到着したのだが… 私と乗客の男性は「遅れてすいませんでした」「ちょうど悪いタイミングで来ちゃったねぇ~」「もうちょっと早くても、もうちょっと遅くても、通行止めに遭うことはなかったんですよねぇ~」「そうだねぇ… うん、ありがとう」などと言葉を交わした後、男性はバスを降りて行った…
実は、最近の私は“遅れの神様”に魅入られているようで、“いつもは起こらないこと(その大半は意味不明な動きをする車)”が頻繁に目の前に現れて行く手を阻み、行けるはずだった青信号が赤に変わり… 気が付けばバスが遅れているのである。遅れていると言えば… ん? 私の結婚だってか!? ほっとけ! それはもう「遅れている」というレベルではない! 運休だ、運休~! ハハハ…(自分で言うなよ!)
その時、50~60m先の大きな交差点内に“いろんな車”が止まっていることに気が付いた。パトカー、救急車、消防車、事故車… 私は「今日はゼロの日なのに… 警察官が立っていても意味ないじゃんかぁ~ まぁ、車が壊れた程度で済めばいいけど…」と思っていた。
信号が青になり、某運動場(西)停で止まり、一人が降りて一人が乗って、扉を閉めて発車… そこで私は「あれ? これじゃあ直進できないじゃん!(気付くの遅すぎ!)」と分かったのだが、とりあえず邪魔にならない位置(大きな交差点の手前の左車線)まで移動&ハザードランプ点灯、お客様に断ってから営業所へ電話した。
そして、電話に出た上司と「直進できません!」「すぐに解除されそうにない?」「(今、乗ったばかりの)お客様が“ついさっき起きた”と言っているので、すぐに解除されないかもしれません」「それじゃあ、○○系統のように右折して(中略)迂回して下さい。△△停が抜けてしまうので代行を出します」というような会話の後、私は電話を切ったのだが…
いつの間にか私のバスは… 「直進しようと思ったけど、無理みたいだから左折する!」という車に前も横も包囲され… おまけに、2つ横の右折レーンは「最初から右折するつもりだった!」&「直進できないならば右折するしかない!」という車で一杯… しかも、その車列は対向車が途切れた時(=右折矢印信号になった時)しか進まず、さらに後方から続々と車がやって来て… とても割って入れそうもなかった。
その間、唯一の乗客(残念ながら男性)が“どのような事故だったのか”などを私に話してくれて… 私は、その話を聞きながら「右折したくても、これじゃあ動けませんねぇ~」などと余裕があるかのように喋り… その実、気持ちは「マジで動けそうもない! どうしよう?」と焦り始めていた…
と、その時! 道路を塞いでいた事故車が移動を開始… それと同時に、警察官がパイロンを取り除いたので、私と乗客の男性は「あれ? もう終わった?」「行けるかもしれない」「通れるよね」「行けそうだね」と会話とも言えない会話をして… さっきの電話で「代行バスを出す」と聞いていた私は、すぐに営業所へ電話をした。
しかし、なぜか話し中… 二度、三度と掛け直してみたけれど、ずっと話し中… そんなことをしているうちに、いよいよ本格的に通行止めが解除され、「仕方がないから左折(または右折)しよう」と思っていた車が一斉に向きを変え始めたのである。そんな周囲の動きを見た私の焦りがピークに達しようとした時、ようやく電話がつながった。
電話には、さっきと別の上司が出たけれど、私は構わず「通行止めが解除されたので直進します。迂回せずに直進します」と言った。そこで上司から「今、どこにいるの?」と聞かれたけれど、目の前の信号が青になり、待っていた車が一斉に直進し始めたので、私はもう一度「迂回せずに直進します!」とだけ言って一方的に電話を切り、すぐにバスを発進させたのだった…
結局、10分くらい遅れて終点の某運動場(東)に到着したのだが… 私と乗客の男性は「遅れてすいませんでした」「ちょうど悪いタイミングで来ちゃったねぇ~」「もうちょっと早くても、もうちょっと遅くても、通行止めに遭うことはなかったんですよねぇ~」「そうだねぇ… うん、ありがとう」などと言葉を交わした後、男性はバスを降りて行った…
実は、最近の私は“遅れの神様”に魅入られているようで、“いつもは起こらないこと(その大半は意味不明な動きをする車)”が頻繁に目の前に現れて行く手を阻み、行けるはずだった青信号が赤に変わり… 気が付けばバスが遅れているのである。遅れていると言えば… ん? 私の結婚だってか!? ほっとけ! それはもう「遅れている」というレベルではない! 運休だ、運休~! ハハハ…(自分で言うなよ!)