突然に 彼女が会釈 赤熟の 鈴なりトマト オーマイサンよ
■
【いよいよエピソードⅢ】
我が背子に我が恋ふらくは夏草の刈り除くれども生ひしくごとし
万葉集/作者未詳
夏休みに入る。夏の歌? 吉田拓の「夏
休み」。四季が鮮やかな日本の夏のコント
ラは「一夏の恋」のごとく「空蝉のはかな
さ」をこころに置いていくようだ(5つの
夏の文字に浮かぶ情景)。
麦わら帽子はもう消えた
たんばの蛙はもう消えた
それでも待ってる夏休み
姉さん先生もういない
きれいな先生もういない
・・・
あの時逃がしてあげたのに
ひとりで待ってた夏休み
西瓜を食べてた夏休み
水まきしたっけ夏休み
ひまわり夕立せみの声
詞/曲 吉田拓郎
NHK大河ドラマの『龍馬伝』は島津斉淋・
井伊直弼・吉田松陰時代からいよいよ佳境
の高杉晋作・坂本龍馬・沖田総司の時代に。
舞台は長崎丸山、伊勢谷友介扮する高杉晋
作の登場に思わずカッコイィ!と大声を発し
てしまいそうな「リアリティ」だ。申し分
ない。そう、「バーチャル・リアリティ」
を「実際の画像ではないが、限りなく実際
に漸近させようとする映像編集とその体系」
と定義するとそのように言えるが、なぜ龍
馬より晋作に惹かれるのか? 彼自身が季
語なのだ、龍馬より四歳短く、熱くそして
夏の青春の太陽、オー・マイ・サン。
内憂外患迫吾洲
正是邦家存亡秋
将立回天回運策
捨親捨子亦何悲
内憂外患わが洲に迫る
まさにこれ邦家存亡の秋(とき)
まさに回天回運の策を立てんとす
親を捨て子を捨つるまた何ぞ悲しまん
【低木樹の旅 山紫陽花】
夏もなほ 心はつきぬ あぢさゐの よひらの露に 月もすみけり
藤原俊成
サワアジサイ(学名:Hydrangea macrophylla
var. acuminata)は。山中の沢沿いなどで見
かける、素朴な感じの紫陽花。生える土地
によって花の色もまちまちで、白・ピンク・
紫・青などがある。6~8月に、装飾花と
両性花からなる花を咲かせ、両性花は実を
付けるユキノシタ科アジサイ属。落葉中低
木 (広葉)植栽地域は本州以南、陽樹~
陰樹、耐湿性あり植栽土壌は 埴土 を好む。
樹形は 株立型で成長がはやい。沢紫陽花と
もいう。
午前中に日光が当たる場所や、日中半日陰
になる場所が良い。暗い場所では花つきが
悪く、鉢土が乾かないように水を与える。
夏場は土が乾きやすいので朝夕2回の水や
りを、肥料は春と秋に鉢花用固形肥料を、
植えつけ時期は10月か6月頃。西日や夏の
直射日光の当たらない場所に堆肥や腐葉土
を多めにすき込んで、水を十分に与えて植
成する。日照不足は花数が減る。細い枝が
たくさん出て、剪定をあまり必要ないが、
花が終わり、花の下1~2節くらいで剪定
すると翌年も花を咲かせる。剪定時期を間
違えると花を咲かせないので要注意。
■
【防災と環境と工学の三叉路】
bug jacket
防災とは災害を未然に防ぐための各種行為、
施策、取り組みをいうが、町内会・学区内
自治体で防犯といえば「防犯」「火災」と
いレベルで家庭レベルで喫緊の問題は子供
らの職業安定と結婚あるいは母親の介護が
上げられるが、尤も重要課題は試験菜園の
手入れの虫刺され、防虫対策だ。
虫除けスプレーや殺虫剤撒布など試すが面
倒くさい。まして、バグ・ジャケットなど
値段が安くても敬遠したくなる。そこで、
虫除け剤と虫刺され薬に焦点を絞る。(1)
まず、パウダー製品は塗布無駄が多いので
環境負荷側面の加圧体の非オゾン破壊や非
温室などのを考慮した皮膚塗膜方法の改善
が必要だ。特開2001-077446「ゲル組成物」
(ぺンレコ社)はその1つだ。
つまり、種々の化粧品並びに健康及び美容
材料 を皮膚に対して局所的に投与するた
めにのゲル組成物は、透明性、活性成分と
の相溶性、活性成分の制御された開放性、
皮膚への刺激を最小限にすること、及び、
懸濁性、湿潤化、耐水洗性、非シネレシス
性を有し、産業用途では、懸濁性、湿分バ
リア、レオロジー、溶解力、制御された開
放性、湿潤化能、自己乳化能等に優れてい
ることが前提となる。
シトラール
それも面倒というなら内服という手もある。
特開2010-001285「内服用虫よけ剤 」(第
一三共ヘルスケア株式会社)がそれで、安
全にして効果が高い内服用虫よけ剤は、シ
トラール、シトロネルアセトアルデヒド及
びリモネンから選ばれ、特定の非芳香族モ
ノテルペン化合物を有効成分とする内服用
虫よけ剤で、有効成分が香料として用いら
れ安全性にも問題がない点でも特徴的であ
るという。
リモネン
そこで中間集約。試験農園には檸檬などの
柑橘類を植成し、レモネードとして飲み、
皮を皮膚に押し塗りつければ問題ないと極
めて単純かつオーガニックな結論に。次に
虫刺されの薬を考えて見よう。
吸血性の蚊、ノミ、ダニ、ブヨ、シラミな
どや、毒性をもつムカデ、ハチ、アリ、毛
虫などに刺されて起こる虫刺症。刺された
ときに、ヒスタミン、セロトニンなどを含
む毒液が体内に入り症状を引き起こす。か
ゆみの原因物質のヒスタミンが肥満細胞か
ら出るのをおさえたり、出てしまったヒス
タミンの作用をブロックする薬や炎症を起
こして湿疹ができてしまった部位に使うス
テロイド(副腎皮質ホルモン)や非ステロ
イド系の消炎・免疫抑制剤、保湿剤を患部
塗ることで治療する。
参考:
作用機序 「シクロスポリンの免疫抑制作用」
副作用を考える消炎剤系がいいのだろうが
ここだけの話、液体様ジフェンヒドラミン
塩酸塩+デキサメタゾン酢酸エステル系の
X社α系はわたしには効きめが悪いですね。
野草の虫刺症治療薬としては、国内ネット
上で掲載されている(「サインズ・オブ・ザ・
タイムズ」2007年8月号掲載、福音社)。サ
ンショウ・コリアンダー・ドクダミ・レモン
バーム・ミント・ヨモギの6種のハーブから
つくる。家庭債菜園での虫刺症を核として
生活の快適環境の改善として、衛生・保健
衛生×環境生物(バイオ)システム領域
上の害虫対策として、大袈裟なものいいだ
が取り上げてみる。
【バイオ防災環境システムって?】
蚊とダニに刺されることは不快であること
だけでなく、疫病の媒体ともなる(チーズ
ダニのように役立つものもある)。これを
上の「総合的地震防災システム」を例にし
てイメージしてみよう。平時においては、
危険の原因・危険物・障害物等の(ハザー
ド)や天災、災害、災難、惨事、思いがけ
ない不幸(ディザスター)の研究、つまり
被害抑止力等-虫刺症の場合は個人的、個
別的事象があり「被害」と定義の閾値が極
めて曖昧-の計画・実行・研究(点検)さ
れる。
それは、サークル内の組織(共同体)領域、
研究領域等の環境詳細(事項)とサークル
の時系列で連関付けているのだが、予防段
階(虫除け・殺虫・生息環境制御)→発生
段階(虫刺れによる掻痒)→処置段階(患
部に薬剤塗布)へ展開する。問題は「地震
発生」ポイントが「虫刺発生」で別の問題
が発生するというところが“環境システム”
の“環境”なのだ。
Simon & Garfunkel, Bridge Over Troubled Water
そこで、“防火”に置き換え消火効率の向
上の命題に開発された新しい消化剤及びそ
の消火システムをブログ紹介した『七夕に
願いと変更通知』では、界面活性剤の環境
汚染という従来の発想法では、下位に置か
れていた価値水準を同一に引き上げている
ように「虫刺発生」時には、人間主体とし
て「副作用発生」、環境主体として「複合
汚染発生」という<パラレル・サイクル>の
作用課題が発生し、その問題解決思考とし
てわたし(たち)の言うところの『□+△
環境システム論』(□=バイオ、△=防災)
が必要となる。さぁ、平成海援隊の船出が
ここから始まるのだ。
■