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極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

局地豪雨の小手毬は

2010年07月18日 | 地球温暖化



夏盛り 萎れ加減は 本格化 爪痕残す 因果応報 






【低木樹の旅 小手毬】

コデマリ(小手毬:Spiraea cantoniensis
とは、バラ科シモツケ属の落葉低木。別
名、スズカケ。落葉低木(広葉)植栽地
域:全国 原産地:中国 陽樹~中庸。植
栽土壌は 埴土 を好む。根型は 浅根性、
樹形は株立型である。成長がはやい。移
植は比較的易しい。花の鑑賞価値がある。





あつき日は心ととのふ術もなし 心のまにまみだれつつ居り

                      斉藤茂吉


花の時期は 4月~5月 。高さは1.5mにな
る。枝は細く、先は枝垂れる。葉は互生
し、葉先は鋭頭で、形はひし状狭卵形に
なる。春に白の小花を集団で咲かせる。
この集団は小さな手毬のように見え、こ
れが名前の由来となっている。日本では、
よく庭木として植えられている。自然樹
形仕立だが、単植より列植、群植に向い
ている。11月~2月中旬までですが、関
東以北の寒冷地では、気温の上がる3月
です。日当たりがよく、できれば西日の
当たらない場所が向いている。花付きの
悪い時は土質が合わないので、堆肥や腐
葉土を多めにすき込み、やや高めに植え
直す。

剪定の時期 5月に刈り込み、12月~2月ま
でに枝を抜き、子株のうちは伸びすぎた
枝や徒長枝を切りもどして、樹形の乱れ
を防ぐ程度。中心部の通風が悪くなり枯
れこむ。込み合っている幹を、根元から
一本一本間引き、風通しを良くしする。
地際から透かし、数えることができる程
度まで幹を減らす。株の更新は3~4年が
目安で、全体が雑然とし、コデマリ特有
のしなやかさがなくなったら花後直後の
5月に行う。肥料株を更新したら根の周り
に溝を掘り堆肥、油粕、鶏糞で肥培する。


ひと夜をば百夜とちぎる織姫に なぜお子たちが出来はなされぬ

                          楚泉

理屈は通らぬが、ともかくもそうなるの
だ。因果応報、つまりは複雑系で言えば
因果律だが、この季節にはプランター植
生の野菜は正午には必ず萎れるように、
昨今の季節変動も因果律が成立はずだと
散水しながら、気怠さ加減とそれに打ち
負けないようにとエッチな歌を思い浮か
べ返歌を描く^^;。



 Xバンドマルチパラメータレーダ

【局地豪雨と対策】

防災科学技術研究所では,豪雨による土
砂災害の発生を予測するための研究を二
千年から開始。2003年にXバンドマルチ
パラメータレーダ( MP-X )を神奈川県
海老名市に設置、降雨の連続観測を開始。
観測から得られるデータは土砂災害だけ
ではなく、雨や風が関係して発生する自
然災害を軽減することにも役立という。

周波数  
9.375 GHz
アンテナタイプ   
パラボラ, 直径2.1 m
  スキャン範囲(速度): AZ   
360° (36 deg/s max.)
EL   
-2 ~ +92° (18 deg/s max.)
アンテナ利得   
41.6 dB
ビーム幅   
1.3 deg
送信管   
マグネトロン
尖頭出力   
50 kW
パルス幅   
0.5 μs
パルス繰り返し周波数   
1,800 Hz (max.)
偏波   
H, V
ドップラー処理   
PPP, FFT
雑音指数   
2.3 dB
観測範囲   
80 km
観測パラメータ   
ZH, V, W, ZDR, ρhv, ΦDP, KDP


 

 

 

 

 

 

 

 

 




地震は最優先防災課題とつい最近まで考
えていたが、国家予算に占める災害復旧
等事業予算は 0.1%以下、科学技術振興
費と教育振興助成金は2%程度。だから、
地震と気象変動等防災対策促進費(期
限付
」という科目を新たに設け、現
代制御理論ではないが帰還制御の迅速化
を図る。まぁ、当面は年1兆円を確保す
るようなイメージでいる
? 間違ってい
けないのは、地球環境劣化→気象変動激
化の原因対策を軽視するのではない。こ
の美し国土、この美し惑星の繰り返され
る生々しい傷跡をどこかで絶ち切る必要
がある。大画面・高画質で見るとなおさ
らその思いがつのるたというのが今朝の
印象だ。

※全ての予算項目は法律が絡み、法律を
常に整理整頓できる<自動解消>機能をつ
けておくことによりクリーン化する。





【マルチパラメータレーダとは

 白石栄一

豪雨をもたらす積乱雲の発達過程は、降
雨をもたらす降水セルと呼ばれる部分。
発達期は上昇気流により雨粒が発生して
も降水は起こらない。成熟期になると雨
粒が大きくなり落下を始め、抵抗力によ
りまわりの空気もひきずりおろし下降気
流となり、やがて減衰期を迎え降水セル
は消滅するが、積乱雲が生成を始めてか
ら降水が始まるまでの時間が非常に短時
間である。



レーダー(radar)は、電波による探知と距
離の測定を行う装置である。レーダーに
よる降雨の観測は、一般的には回転する
アンテナから指向性を持ったパルス状の
電波を発射し、雨滴にあたり散乱して返
ってくる電波(レーダーエコー)を再び
同じアンテナで受信し、電波の往復する
時間から距離を測定し、受信電力から雨
量強度を測定している。降雨による電波
の散乱と吸収により電波は弱くなる。こ
れを降雨減衰と言い、周波数によりその
度合いは異なり、周波数が高いほどその
減衰度合いは大きくなる
。また、雨滴か
反射して返ってくる電波の強度は、
位体積中のそれぞれの雨滴粒径の6乗の
総和に比例しており、これを
レーダー反
射因子
(単位:mm6/m3 )と言う。

 
平成20年版 科学技術白書
第2部 第2章 第2節 7 社会基盤分野-文部科学省


高度気象レーダと宇宙衛星と連携した「
全国地表×深層含水リアルマップ観測シ
ステム」(仮)で常に危険箇所が予測で
きる「気象変動予測システム」を構築し
その成果を世界に向け贈与しつつ、予測
箇所の「局所危険因子除去工学・技術」
を確立する予算成立を急ごう。

               



コメント
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