『ディメンション』
PROXIMITY(2020年アメリカ)
監督:エリック・デミューシー
脚本:エリック・デミューシー
原案:エリック・デミューシー
ジェーソン・ミッチェルトゥリー
主演:ライアン・マッソン
ハイディ・クアン
クリスチャン・プレンティス
ショウ・ジョーンズ
ドン・スクライナー
■ストーリー■
1979年、アラスカ州ランゲルで3人の木こりが巨大な空飛ぶ円盤を目撃し、1人が空飛ぶ円盤に連れ去られる。
現在、カリフォルニア州パサデナ、NASAのJPL(ジェット推進研究所)に勤めるアイザックは近くの小高い山をハイキング中に巨大な空飛ぶ円盤を目撃、持っていたビデオカメラに映像をおさめるのだった。そして、グレイ型エイリアンに遭遇する。
世間ではロサンゼルスに隕石が落ちたことになっていた。アイザックは、気が付くと数日が経っていて持っていたビデオカメラの映像でエイリアンに連れ去られていたことを知るのだった。
ビデオカメラのエイリアンの映像が評判になりTV番組にまで呼ばれるが、あまりの映像に、捏造が疑われてしまうのだった。アイザックは同じような体験をしたサラに連絡し会うのだった。サラの記憶から1979年アラスカのランゲルで空飛ぶ円盤に吸い上げられたカール・マイズナーの存在を知るのだった。
そんなとき、アイザックは町でブロガーに出会い記事を書いてもらおうと彼のオフィスに行くがMIBがやってくるのだった、、、。
□■□ネタバレあり□■□
アンドレイ・タルコフスキー監督や作品が好きな映画ファンは読まないで下さい!!今作のような低予算Sci-Fi映画と比べているて、気分が悪くなると思うので。
■感想■
エイリアンにアブダクションされた青年を描く青春Sci-Fi映画。
マジメなSci-Fi映画ですが、とにかく長ーいです。
ランニングライム119分です。上記の記事まででおよそ1時間弱、、、。
アンドレイ・タルコフスキー監督の165分の『惑星ソラリス』(1972年)とか、163分の『ストーカー』(1979年)とかに比べたら全然長くないですが、、、。40分も短い!!
何も事件らしい事件が起きない1時間を過ぎたあたりから、主人公のアイザックとサラがMIB(正確にはちゃんとした組織名が出てきました)に捕まってから、急展開!!
MIB本部には、白いアンドロイドが!!しかも持ってるアンドロイドたちが携帯している武器がレイガン。アンドロイドはバイクまで運転してしまう高性能さ!!
どこまで科学が進んでるの??
MIBのエージェントが持っている武器も、普通の銃でなくレイガンのような、、、。
でも、白いアンドロイドは全然使い物にならず、、なぜこんなアンドロイド使ってるの??って感じだし、レイガンでなく普通の銃で良いのに、、。
この妙なSci-Fi映画的こだわりは何?? Sci-Fi映画だし、そういうの出した方がそれっぽいということでしょうか??
Sci-Fi映画度 ★★★
前半ゆっくり度 ★★★★★
青春映画度 ★★★
Sci-Fi映画好きな映画ファンには面白いかも??
ところで、NASAのJPLって無断欠勤2日もしたのに、全然きにしている様子なかったですけど、どんな職場なんでしょう??