『スパルタン/皆殺しの戦場』
KNUCKLEDUST(2020年フランス、イギリス)
監督:ジェームズ・カーマック
脚本:ジェームズ・カーマック
出演:モー・ダンフォード
カミール・ロウ
ケイト・ディッキー
エイミー・ベイリー
■ストーリー■
地下格闘技が行われているクラブ”ナックルダスト”で、出場者の1人ハードエイトがクラブのルールを破ったため殺されようとしていた。家族のクリッシーのもとにも殺し屋が差し向けられていた。ハードエイトはローボーンと対決しようとしていたが、、。
□■□ネタバレ少しあり□■□
今作が面白いと思った方も読まないで下さい!
■感想■
地下格闘クラブで命を狙われる男を描くアクション映画。
全編、アクション、アクションと思っていたら、キャラクターの紹介も早々に、最初の敵ローボーンを始め主人公が拳銃を撃ちまくり、格闘しないで勝ちまくり!!
「え、何この映画、、??」
「格闘して、強敵を倒していくのでは??」
ローボーンとか、ハッピーとか、ティクトックとか、ジェレマイアとか登場人物が字幕で紹介されるのですが、すぐ死にます、、。
紹介シーンとか不要、、。これって、監督のユーモアなんでしょうか??
登場人物がクレジットつきで紹介されてもすぐに退場していく(しかも。説明が違う、、)『フィースト2 怪物復活』(2008年)がなければ、少しだけ面白く感じたかもしれないですけど、、、前に違う作品で、この意味のない登場人物紹介もっとうまく面白く使われてました、、。
ちなみに『フィースト2 怪物復活』でなくて、シリーズ3作目の『フィースト3 最終決戦』(2009年)だったかも??2作目、3作目両作で使われていたかも??あー、、記憶があやふや、、。
1作目の『The FEAST ザ・フィースト』(2005年)では、どうだったか忘れちゃいました、、。
次から次へと現れる敵を倒していきます、。チャック・ノリスか、スティーヴン・セガール??
監督&脚本のジェームズ・カーマックはアクション映画が好きなのはわかるんですが、、、。
低予算すぎて、ほとんどZ級映画になりかかってます!!
ランニングタイム105分も長すぎー、。あと20分くらい短くても良かったのでは??
今作が85分か105分で、印象はずいぶん違ってくると思うんですが、、。
格闘シーンもなく、強すぎる主人公が暴れるだけの作品に105分!
想像していた作品と違いすぎ!!
日本版のDVDのパッケージから見て、ダニエル・ラドクリフ出演の『ガンズ・アキンボ』(2019年)狙いなんでしょうか??
最後の方で明かされるドンデン返しも、必要なかったのでは??
アクション映画から、突然ミステリー映画系に、、、。ミステリー映画の要素がなくて、単純なストーリーの方が良かったような気が、、。