@KOBAのムービー!ムービー! 

映画感想のブログ!!
自分勝手な感想です!
このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています!

『ノンストップ』 またまたこの日本版タイトル、、。

2021-06-14 00:54:56 | アクション

ノンストップ
OKAY MADAM(2020年韓国)
 監督:イ・チョルハ
 脚本:シン・ヒョンソン
 出演:オム・ジョンハ
    パク・ソンウン
    イ・サンユン

 ■ストーリー■
 揚げパン屋を営むミヨンは、夫のソクファンが栄養ドリンクの懸賞でハワイへの家族旅行に当選する。ミヨンと娘のナリ、夫のソクファンはハワイ旅行に行くことに。ところが、ミヨンら家族が乗る飛行機はテロリストが乗り合わせていた。テロリストたちの目的は乗客の中にいる元スパイ、モクレンを捕えるコトだったのだが、ミヨンがそのモクレンだった、、、。 

 ■感想■
 韓国映画の記事が続いたので、今回も韓国映画の記事です。
 普通の主婦とその夫と思っていた登場人物が、元凄腕のスパイだったらという、どこかで観たコトあるようなストーリーの作品です。

 日本版タイトルの『ノンストップ』って、止めてほしかったです。
 2010年のカナダ、フランス、スイスのコメディタッチのアクション映画『ノンストップ!』の原題は”OPERATION CASABLANCA”。
 2016年のギリシャのサスペンス映画『NON STOP ノンストップ』の原題は””SHORT FUSE”
 今作の原題が”OKAY MADAM”(韓国語はまるっきり読めないので韓国タイトルは不明です、、)
 日本版タイトルつけた方は、”ノンストップ”のタイトルに何かみんなこだわりがあるんでしょうか??
 同じようなタイトルつけないでー、、。
 
 アクションシーンが、とてつもなく激しい印象の韓国映画ですが、今作は、かなーりコメディ寄りに、、。
 クォン・サンウの『ヒットマン エージェント:ジュン』もかなりコメディタッチでしたが、今作はもっともっとコメディ寄りに、、、、。
 
 アクション度  ★★   
 コメディ度   ★★★★★
 ファミリー度  ★★★★
 

 「アクション映画って、にがてー!」みたいな映画ファン向けみたいにユルユルな展開!!(別にけなしているワケでないです、、。自分の想像と違っていただけです、、。)
 
 スティーヴン・セガールが元シールズの教官ケイシー・ライバックを演じた『沈黙の戦艦』(1992年)、『暴走特急』(1995年)みたいな作品+コメディ要素みたいなのを勝手に想像していました、、。
  
 飛行機のシーンもCGみたいだし、主な舞台は飛行機の中なんで、そんなに製作費もかかってもいないみたいだし、日本映画でもこれくらいの作品すぐに作れそうなのに、、。

 『ヒットマン エージェント:ジュン』以上にポップコーンでも食べながら、軽ーい気持ちで観るのがちょうどいい感じでしょうか??

 ヒロインのミヨンの夫が栄養ドリンクの懸賞でハワイ旅行が当たるのですが、その栄養ドリンクがどう見ても「オロナミンC」なんですけど、韓国でも売っているんですね、、。
 今回気になったので少し調べたら韓国では2015年から発売しているようです。それまでもサウジアラビアなど中東6か国で販売しているそうです、、。全然知りませんでした、、。

 オロナミンCって、飲むとけっこうクセになって、夏の間、一時期自販機でいつも買っていた思い出があります、、、。自販機で買えるので、手軽に買えるからなんでしょうけど、、。

 個人的に言うと、オロナミンC飲みたくなった度 ★★★

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ヒットマン エージェント:ジュン』 軽ーいコメディアクション

2021-06-13 00:45:51 | アクション

ヒットマン エージェント:ジュン
HITMAN:AGENT JUN(2020年韓国)
 監督:チェ・ウォンソブ
 脚本:チェ・ウォンソブ
 出演:クォン・サンウ
    チョン・ジュノ
    ファンウ・スルヘ

 ■ストーリー■
 孤児になったジュンは身寄りもなく腕っぷしも強い子どもということで、国家情報院の猛攻隊にスカウトされる。猛攻隊とは、身寄りのない幼い少年を子どもの頃から暗殺者として育てるというプロジェクトのメンバーのことだった。猛攻隊のエースとなったジュンだったが、子どもの頃からのマンガ家になるという夢をあきらめることができず、任務中に自分の死を偽装し身を隠すのだった、、、。
 十数年後、家族を持ちWEBマンガ家として生活していたジュンだったが、描いたマンガはまったく売れず連載は打ち切りになり、妻には日々怒られ、子どもにも呆れられる状態だった。ジュンは酔った勢いで猛攻隊時代の事件をコミックにしてしまうのだった。ジュンは、そのまま寝てしまうのだが、マンガを読んだ妻はあまりの面白さにネットにアップしてしまうのだった、、、。そのマンガは大人気となってしまうのだが、、。

 ■感想■
 国家に凄腕の暗殺者として育てられた主人公が、身を隠してWEBマンガ家になるものの、正体がばれて大騒ぎになる韓国のコメディアクション映画。
 
 前回は韓国映画『クローゼット』(2020年)を記事にしたので、韓流つながりで、今回はクォン・サンウ主演のアクション映画を記事にします。
 基本、今作はアクションですが、かなりコメディ寄りの作品です。
 でも、韓国映画なんで、普通に人が死にます!!殴られて血も流れます!!

  実は、自分はあまり韓国映画、得意でないんですよねー。
 残酷なシーン多いし、、悲惨なストーリーも多いし、苦手なんですよねー、、、。

 初めて韓国映画を観たのが1999年の『シュリ』を2000年に観てから、あれよあれよという間に20年強の期間で70本くらい観ちゃいました、、。正確に数えたわけではないですが、観た本数で言うと大体オーストラリア映画と同じくらいの本数と同じくらいのはず、、、。
 オーストラリア映画は、1979年頃から観ているはずだから、40年間で70本なんで、この差はすごいかも??
 オーストラリア映画の観た本数は記憶で数えているので、数えていない作品も多少あるとは思うのですが、、。

 韓国映画は、アクション映画ファンとして、ついつい観たくなっちゃうジャンルの作品が多いんでしょうか??それとも公開される作品の数が多いのか??

 ところで、今作は、韓国映画に良くありがちな超残酷なゴアシーンも、思い出すのもイヤな悲惨なストーリーもなく、誰でも安心して観られる作品になってます。 
 ちょっと、コメディに寄りすぎでは??とも思いますが、こういう作品もないと、、、。

 ジュンを育てた鬼教官が婚期を逃したのは、上司のせいだとか言うシーンとか、武器を後輩に預けたまま丸腰で敵のもとに乗りこもうとするシーンとか、普通にコントのようなシーンの連続!!

 韓国映画が嫌いでなかったら、ポップコーンでも食べながら観るのにちょうどいい感じなんでしょうかね??

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『リベンジ・アイランド』 あぶく銭は身につかないかな??

2021-05-24 23:15:32 | アクション

リベンジ・アイランド
PARADISE BEACH(2019年フランス)
 監督:グザヴィエ・デユランジェ
 脚本:グザヴィエ・デュランジェ
    ジャン・ミエ
 出演:サミ・ブアジラ
    テウフィク・ジャラ
    メラニー・ドゥーテ
    ヒューゴ・ベッカー

 ■ストーリー■
 雨の中、銀行強盗犯のグループは警察と撃ち合いになり、仲間の1人メディが撃たれ警察に逮捕される。15年後、服役を終えメディはタイの空港に降り立つ。メディをかつての銀行強盗の仲間だった弟イシャムが出迎えに来るのだった。かつての銀行強盗の仲間たちは、タイで成功をおさめていた。イシャムは現地のアオムという女性と結婚し2人の子どもにも恵まれていた。アオムの父親は現地の大物で、兄はプーケット警察のトップだった。イシャムが言うには、この土地で商売をするには現地の人間の後ろ盾が必要だと話すのだった。
 かつての銀行強盗の仲間たちと会い、メディは分け前の250万ユーロの6分の1を渡すように言うのだが、自由に使える金はみんな持っていなかった。仲間の1人ゴヤーヴは金を無くし無一文になっていた。仲間の1人、ザックからバトンビーチの店を任されるのだが、その店に勤めている女性をめぐって地元のギャングといさかいが起きるのだった、、。


 □■□ネタバレあり□■□
 最後の方に触れてます。観る予定の人は観てから読んで下さい!

 ■感想■
 タイを舞台にしたフランスの犯罪物。
 てっきり、タイ、フランス合作だと思ったんですが、フランス映画でした。

 主人公はフランスの犯罪者グループのメンバーですが、とにかく怖いのがタイの警察!
 確かに悪いのは主人公や、地元ギャングなんですが、それよりも悪い印象が、、、。
 映画の主人公とはいえ、銀行強盗するような感じなんで良い人間のワケないんですが、ついつい主人公というだけで悪い人間でないという思い込みで観ちゃいました、、。
 銀行強盗の事件は、15年も刑務所に服役もしてたから罪は償ってますからねー。

 今作の観終わった印象は、、、タイ警察怖すぎ、、。

 白昼堂々、殺人事件が起きているのに、全然捜査するような感じないし、、。捜査してるかもしれないですけど、そんな感じは受けない、、。
 
 とにかく後味が悪い犯罪物でしたー。結局、悪いのは主人公だー。
 主人公を目の敵にしてるフランクとかが、実は15年前の銀行強盗の事件のときの警察への密告者なのでは??と思わせて、、全然違う!!
 フランクが言っていたように、主人公メディがタイにやってきてトラブル続き!!

 銀行強盗6人組も名前と顔が覚えられない!!それぞれ、映画から退場するころにやっと区別が、、。遅すぎ―!!

 フレンチノワール度 ★★★★
 外国ロケで観光度  ★
 主人公悪いヤツ度  ★★★★


 フランスの犯罪映画が好きな映画ファンには必見!!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ヘル・キャンプ』

2021-05-11 22:30:23 | アクション

ヘル・キャンプ
OPPOSING FORCE(1986年アメリカ)
 監督:エリック・カーソン
 脚本:ジル・コーワン(リンダ・J・カウギル)
 出演:リサ・アイクホーン
    トム・スケリット
    リチャード・ラウンドトゥーリー
    アンソニー・ザーブ
    ロバート・ワイトマン

 ■ストーリー■
 フィリピンのクラーク基地に脱出訓練と呼ばれる高知偵察訓練で集められた兵士たち。その中には自ら志願して参加した女性のケイシー中尉がいた。訓練では捕まらないこと、捕えられたら所属や名前、仮想戦略作戦のことをもらさないようにするのが目的とされた。
 ヘリコプターで訓練場所の島へ運ばれた兵士たちは、2人1組で行動することになっていたが、ローガン少佐と組んだボッツはすぐに捕らえられてしまう。ローガンはケイシーと組んで訓練をともにするのだった。
 安全区域にたどり着いたローガンとケイシーは、一安心するものの安全区域で捕えられてしまうのだった。

 ■感想■
 1986年のトム・スケリット、リサ・アイクホーン主演のアクションスリラー映画。
 監督は『オクタゴン』(1980年)、『ブラック・イーグル』(1988年)のエリック・カーソン。
 脚本は、主にTVドラマの脚本を書いているリンダ・J・カウギル。「Dr.刑事クインシー」のエピソードも1話脚本書いているようです。原案も1エピソードしているようです。

 フィリピンでロケをした戦争系の作品で、リチャード・ラウンドトゥーリーが出演した1980年代後半の作品で、VHSソフトのパッケージがいかにもスリラー度★★★★みたいな作品だったので、イタリア映画では??と思い借りて観てしまったのが作品です!!

 当時は、今のようにネットがなかったので、勘で借りるしかなかったので、当たりハズレでハズレが多かったんですが、ハズレの方でした、、。

 そんなコト言って、今でもハズレみたいな作品を借りてきてしまうんですが、、、。
 4、5本借りて、面白いのが1本あったら、大当たり!みたいな、、。
 たまに5本借りて面白い作品が3本あったりすると、一度に面白い作品を多く借りすぎて損した気持ちに、、。
 
 VHSソフトは、RCAコロンビアから発売されていました。

 今なら、借りる前にスマホでちょこっと調べたら、せめてどこの国が製作した作品かくらいはすぐにわかっちゃいますもんね、、、。

 ソフトのパッケージに書いてある監督や脚本家を見ても、実は違うんじゃないか??と思って観てました。下手すると出演者まで信用できないことも、、、。

 今だったら、監督や、出演者のリサ・アイクホーンでアメリカ映画だとわかるんですけどねー。トム・スケリットもイタリア映画には出演しないですよねー、、。
 
 今作は、トム・スケリット、リチャード・ラウンどトゥーリー、アンソニー・ザーブとやたら出演者が豪華!!でもそれだけみたいな作品です。

 出演者豪華度 ★★★★
 スリラー度  ★
 アクション度 ★

 アンソニー・ザーブ演じる司令官ベッカーがおかしくなっちゃうのも映画的に盛り上げるためみたいな感じがして、、。こんな教練し続けていたの黙って見過ごしていたんですかね、。捕虜になった兵士はいつまで捕虜のままにしておくつもりだったんでしょうか??

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『スパルタン 皆殺しの戦場』

2021-05-01 08:53:07 | アクション

スパルタン/皆殺しの戦場
KNUCKLEDUST(2020年フランス、イギリス)
 監督:ジェームズ・カーマック
 脚本:ジェームズ・カーマック
 出演:モー・ダンフォード
    カミール・ロウ
    ケイト・ディッキー
    エイミー・ベイリー

 ■ストーリー■
 地下格闘技が行われているクラブ”ナックルダスト”で、出場者の1人ハードエイトがクラブのルールを破ったため殺されようとしていた。家族のクリッシーのもとにも殺し屋が差し向けられていた。ハードエイトはローボーンと対決しようとしていたが、、。

 □■□ネタバレ少しあり□■□
 今作が面白いと思った方も読まないで下さい!

 ■感想■
 地下格闘クラブで命を狙われる男を描くアクション映画。
 全編、アクション、アクションと思っていたら、キャラクターの紹介も早々に、最初の敵ローボーンを始め主人公が拳銃を撃ちまくり、格闘しないで勝ちまくり!!
 
  「え、何この映画、、??」
 
 「格闘して、強敵を倒していくのでは??」

 ローボーンとか、ハッピーとか、ティクトックとか、ジェレマイアとか登場人物が字幕で紹介されるのですが、すぐ死にます、、。
 紹介シーンとか不要、、。これって、監督のユーモアなんでしょうか??
 登場人物がクレジットつきで紹介されてもすぐに退場していく(しかも。説明が違う、、)『フィースト2 怪物復活』(2008年)がなければ、少しだけ面白く感じたかもしれないですけど、、、前に違う作品で、この意味のない登場人物紹介もっとうまく面白く使われてました、、。
 ちなみに『フィースト2 怪物復活』でなくて、シリーズ3作目の『フィースト3 最終決戦』(2009年)だったかも??2作目、3作目両作で使われていたかも??あー、、記憶があやふや、、。
 1作目の『The FEAST ザ・フィースト』(2005年)では、どうだったか忘れちゃいました、、。

  次から次へと現れる敵を倒していきます、。チャック・ノリスか、スティーヴン・セガール??
 監督&脚本のジェームズ・カーマックはアクション映画が好きなのはわかるんですが、、、。
 低予算すぎて、ほとんどZ級映画になりかかってます!!
 ランニングタイム105分も長すぎー、。あと20分くらい短くても良かったのでは??
 今作が85分か105分で、印象はずいぶん違ってくると思うんですが、、。

 格闘シーンもなく、強すぎる主人公が暴れるだけの作品に105分! 
 
 想像していた作品と違いすぎ!!

 
  日本版のDVDのパッケージから見て、ダニエル・ラドクリフ出演の『ガンズ・アキンボ』(2019年)狙いなんでしょうか??
 
 最後の方で明かされるドンデン返しも、必要なかったのでは??
 アクション映画から、突然ミステリー映画系に、、、。ミステリー映画の要素がなくて、単純なストーリーの方が良かったような気が、、。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『リズム・セクション復讐の銃弾』

2021-03-13 00:46:56 | アクション

リズム・セクション 復讐の銃弾
THE RYTHM SECTION(2020年イギリス、アイルランド、スペイン、アメリカ)
 監督:リード・モラー
 脚本:マーク・バーネル
 原作:マーク・バーネル(「堕天使の報復」(二見文庫))
 出演:ブレイク・ライヴリー
    ジュード・ロウ
    スターリング・K・ブラウン
    リチャード・ブレイク
    ダニエル・メイズ

 ■ストーリー■
 身体を売る商売をしているステファニー・パトリックの前にキースという名乗る客がやってきて、3年前の飛行機事故はテロだと言ってくる。ステファニーは、飛行機事故で家族を失いその後はドラッグ、売春で生活するようになっていた。ステファニーはキースを追い返すが、その後真実を知るため、キースに連絡を取るのだった。
 ステファニーは、キースから聞いた事件の容疑者レザに近づくが銃を向けることも出来ずその場をあとにするのだった。その後、キースのもとへ戻ると彼は殺されているのだった。キースの情報源をたぐっていくが、何者かに捕えられてしまうのだった、、、。

 ■感想■
 マーク・バーネルの「堕天使の報復」(二見文庫)の映画化作品。
 原作者のマーク・パーネル自ら脚本を書いて、製作総指揮も担当しています。
 制作はロンドンの007シリーズのイーオンプロダクションのマイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリ。
 制作費5000万ドル、出演がブレイク・ライヴリーにジュード・ロウ。製作が007。ストーリーも復讐のためにスパイにあんるヒロイン。とすごく面白そうになる要素ばかりで、期待感を抱かせたのですが、、、。

 原作者が脚本書いて、製作総指揮までしてるんで、もう文句のつけようもないくらいスタッフの思うように作った作品なんでしょうが、、、、素人の女性がプロの世界で使い物にならないという感じで、ある意味リアル志向で全然盛り上がらない。
 特訓シーンも全然盛り上がらない!!
 クリスチャン・デュゲイ監督の『アサインメント』(1997年)の訓練シーンの方が100000倍盛り上がります!!

 ランニングタイム109分、最後まで観るのが、、、つらい。
 というより、盛り上がるのはもう作品が終わりかかる頃っていえば、分かりやすいでしょうか??

 監督が『孤独なふりした世界で』(2018年)のリード・モラーノにしたあたりで、もうすでにアクション映画にする気はとうていなかったんでしょねー。
 映画ファンの多くはバカにしそうですけど、アクション映画度を高めてリュック・ベッソンが監督した方が良かったのでは??

 リュック・ベッソンでなければ、『クライングフリーマン』(1995年)、『ジェヴォーダンの獣』(2001年)のクリストフ・ガンズとか、それこそ、クリスチャン・デュゲイ(最近はアクション映画撮ってないですけど、、)とか、『イコライザー』(2014年)のアントワーン・フークワとかとか、、。
 家族を失った女性の悲しみなんか、すぐにどっかいっちゃって、いつものアクション映画になってしまって、今作の意図したところと180度違う作品ができちゃうでしょうね、、。
 

 スパイ映画度   ★
 アクション映画度 ★★
 ドラマ度     ★★★

 リアル志向の作品なのに、なぜ、敵の正体が分かる?? 
 でも、結局、ブレイク・ライヴリーが敵を殺しまくりするんだったら、映画的にヒロインをもっと強く設定すれば良かったのでは??

原作は二見文庫から発売してました。

続編もあり!!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『スナイパー・フロム・MI6』

2020-12-28 22:23:01 | アクション

スナイパー・フロム・MI6
HEROES AND COWERDS(2020年ドイツ)
 監督:ハラルド・フランクリン
 脚本:ハラルド・フランクリン
    フィリップ・カール
 出演:ソフィア・トロチーナ
    アラン・バーゴン
    ピーター・ザックマン

  ■ストーリー■
 MI6の下部組織で軍事活動を行う特殊部隊のスナイパーのレアは兄ポールと仲間たちと極秘任務で128人の犠牲者を出したテロリスト、オマルのアジト、シリアのラタキア砦を急襲するが失敗、仲間たちと捕らえられてしまう。捕えられたメンバーのうち1人は残り、1人は使者として送ると言われるのだった。、ポールは妹レアを置いて逃げ帰るのだった。
 3年後、死んだと思われていたレアは、テロリストとなりイギリスに舞い戻りサウジアラビアの要人暗殺を企てていた、、、。

 ■感想■
 ドイツ製のZ級アクション映画。
 Z級映画、久々に観ちゃいました、、、。
 
 画面上で何が起こっているか分からない『ドクターブラック 殺しのバイブル』(2015年)よりは少しだけマトモ??くらいな感じでしょうか??『ドクターブラック 殺しのバイブル』は不明すぎて感想書けません、、、。

 始まって30分間くらい、ヒロインの友達シドニーとフロイドの結婚パーティが延々と描かれるのですが、ランニングタイム94分の作品で1/3がヒロインの友達のシーンで良いの??
 まぁ、その間にテロリスト暗殺シーンとかも入りますが、ちょこっとだけ。
 とにかく、冒頭の悪夢のシーンから結婚パーティのシーン、すべてカットして、65分の作品にしても、同じ内容の映画が作れちゃいます。

 
 アクション映画なのに、アクションシーンはまるっきり迫力なし!
 学生が作った自主映画レベルだし、、、何を撮りたかったんでしょうか??
 学生の作った自主映画レベルというのは褒めすぎでした、、、。
 学芸会レベルが正しいです。

 突然、3年後になりそのあたりから普通のアクション映画になりますが、遅すぎ、、。
 レアの母親は腎臓移植を成功させ、健康な身体に、、。それもセリフだけの説明、、、。
 
 なぜか、レアはテロリスト側に??
 なぜ、生き残ることが出来たの??
 
 信念があったからみたいな説明がありましたが、どこからそんなコト感じさせるシーンが???アジトを襲撃してすぐに捕まったのに、、、???

 なぜ、テロリストのスナイパーになっているの??
 
 サウジの要人と大臣を襲撃した一味の1人に組織のNo.2ザルカイがいてケガをして捕えられているんですが、捕えるシーンがないので、突然の印象、、、。

 ウーヴェ・ボル監督の作品をボロカス言うような映画ファンはこういう作品を観てから言って欲しい、、、。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ランボー ラストブラッド』

2020-12-25 23:16:29 | アクション

ランボー ラスト・ブラッド
RAMB0 LAST BLOOD(2019年アメリカ、香港、フランス、ブルガリア、スペイン、スウェーデン)
 監督:エイドリアン・グランバーグ
 脚本:シルヴェスター・スタローン
    マシュー・シラルニック
 原案:シルヴェスター・スタローン
    ダン・ゴードン
 キャラクター創造:デヴィッド・マレル
 出演:シルヴェスター・スタローン
    パス・ヴェガ
    セルヒオ・ペリス=メンチェータ
    アドリアナ・バラーサ

 ■ストーリー■
 アリゾナの父の牧場で生活するジョン・ランボー。マリアの孫娘ガブリエラを自分の子どものようにかわいがって育てていた。ある日、ガブリエラの元に、メキシコに引っ越していった友達ジゼルから、ガブリエラの父親を見つけたという連絡が来るのだった。母親と自分を捨てて行った父親に会いに行こうとするガブリエラを止めるマリアとランボーに説得され、1度は行くのをあきらめるが、1人で勝手にメキシコへ行くのだった。
 ジゼルから、ガブリエラがいなくなったという連絡を受け、ランボーはメキシコに向かうのだが、、、。

 ■感想■
 「ランボー」シリーズ5作目のアクション映画。

 前作のシリーズ4作目『ランボー 最後の戦場』(2008年)もランニングタイム92分と短めでしたが、今作も101分と短め、あっという間にクライマックスになって終わっちゃいます。
 
 多分、最終作なのに(今のところ)、101分!短すぎ!!
 せめてあと20分!120分くらいの作品にして欲しかったです。

  ストーリーですけど、敵が弱すぎ、、、。
 田舎町の警察、州兵やロシアの軍隊、ミャンマーの軍隊などと戦ってきた戦いのベテランだから、メキシコの小さな麻薬組織なんて相手にならないのは当たり前なんですけど、、、ランボーが強すぎて戦いのシーンが全然盛り上がらない。
 
 一方的すぎです、、。

 シリーズで数々の戦場で戦い抜いてきたランボーが、アメリカでメキシコの麻薬組織と戦うのがシリーズ最終作だなんて、、、。
 これでOKなら、シルヴェスター・スタローンが脚本を書いた『バトル・フロント』(2013年)だって、いくつか変更させれば十分「ランボー」シリーズの1作品に出来たでしょう、、、、。
 なんで『バトル・フロント』を、ランボーシリーズにしなかったの??

 

 前作『ランボー 最後の戦場』でもいいセリフが出てきましたが、今作では、良いセリフが出てきます!!
 『ランボー 最後の戦場』では
 「無駄に生きるか、何かのために死ぬか」というセリフがありました!
 
 今作『ランボー ラスト・ブラッド』では
 自分と母親を捨てた父親に捨てた理由を聞くために会いに行こうとするガブリエラに、父親はどうしようもない奴だったと言うランボーに、ガブリエラが「父親は変わったかも。おじさんは変わったじゃない」と言われ、「変わったんじゃない、ふたをしているだけだ」と答えます!!
 
 カッコ良すぎなセリフ!

 ずっと、ずっと観ていたかったのに、、、ホントにすぐに終わっちゃいます。



 吹替に、武田真司、、、なぜタレントを吹替えに使うの??
 とてつもなく下手ではないものの、この声、誰??誰??とは気になっちゃうレベル。

 このレベルなら、しょうがないかもなんて意見があるかもしれませんが、自分的にはタレントを使って良い映画とダメな映画が、、、。

 「ランボー」シリーズはタレントで吹替しちゃダメな作品です。

 

 

 

 

 

シルヴェスター・スタローンが脚本書いてます。

 




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ザ・クーリエ』

2020-12-23 13:49:32 | アクション

ザ・クーリエ
THE COURIER(2019年イギリス)
 監督:ザカリー・アドラー
 脚本:ザカリー・アドラー
    ジェームズ・エドワード・パーカー
    アンディ・コンウェイ
    ニッキー・テイト
 原案:ザカリー・アドラー
    ジェームズ・エドワード・パーカー
    アンドリュー・プレンダーガスト
 出演:オルガ・キュリレンコ
    ゲイリー・オールドマン
    アミット・シャー
    アリシア・アグネソン
    ダーモット・マローニー
    グレッグ・オーヴィス
    クレイグ・コンウェイ
    ウィリアム・モーズリー
    ダーモット・マローニー
    
    

 ■ストーリー■
 武器、売春、再開発にからんでニューヨークで、犯罪組織の大物エゼキエル・マニングスがFBIに逮捕される。裁判当日、エゼキエルのアリスが裁判の証人ニックを殺すためある物を配達していた。
 ロンドン、裁判所と証人ニックをリモートでつなぐ機械を配達していた。機械を設置すると機械から青酸ガスが噴出、シモンズ捜査官が配達員を撃ち、ニックも殺そうとするが、防弾チョッキを着ていた配達員はシモンズからマスクを奪いニックを救出するのだった。
 組織に買収された捜査官ブライアントは瀕死のシモンズからの連絡を受け、ニックが配達員と逃げたことを知り、2人の抹殺を図るのだが、、、。

 ■感想■
 オルガ・キュリレンコがとてつもなく強い配達人を演じるアクション映画。
 B級アクション映画ですが、オルガ・キュリレンコ、ゲイリー・オールドマン、ダーモット・マローニー、ウィリアム・モーズリーと超超超豪華なキャストです。

 なんで、こんなに豪華なの??
 制作費のほとんどが主演者のギャラでは??
 
 監督は低予算のスリラー映画『キラー・インフェルノ』(2016年)のザカリー・アドラー。
 その他にアクション映画『キング・オブ・ギャングスター2』(2017年)も撮っています。
 今までの作品に比べると、すごーく、すごーく演出力が上がってます。C級がB級に上がった感じ、、、。

  今作のオルガ・キュリレンコ演じる配達人の設定ですが、元軍人(特殊部隊??)ということですが、強すぎ、、。完全武装の男性の警官?たち相手に互角以上の戦いぶり、、、。
 
 元特殊部隊の教官とか、元スパイ(007みたいなー)とかにした方が良かったのでは??
 まぁ、オルガ・キュリレンコが華奢なので、そういう背設定も厳しかったんでしょうけど、それにしても強すぎ!!
 
 アクション映画のヒロインだから強くて良いんですが、、、。
 『その女 諜報員アレックス』のときに比べれば、まぁ普通の人っぽいですけどね。

 オルガ・キュリレンコも、普通の役から、ホラー映画のヒロイン、アクション映画の主人公まで本当に色んな役を演じますね、、、。
 出演作品をかなり観ている印象です、、、。
 メインの役から脇役まで、とにかく観ている印象です、、、。

 
 『007慰めの報酬』(2008年)で初めて観てから、、、

『ヒットマン』(2007年)、『マックス・ペイン』(2008年)、『センチュリオン』(2010年)、『陰謀のスプレマシー』(2012年)、『セブン・サイコパス』(2012年)、『オブリビオン』(2013年)、『スパイ・レジェンド』(2014年)、、『その女諜報員 アレックス』(2015年)、『スターリンの葬送狂騒曲』(2017年)、『MARA マーラ』(2018年)、『ザ・ミスト』(2018年)、『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』(2018年)、『15ミニッツ・ウォー』(2018年)、『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』(2019年)、、、

 なんでこんなに自分が観る作品に出演してるの??

 この他、恋愛映画とか、ドラマのジャンルの映画とか自分が絶対に観ないジャンルの作品にも出演しているのに、、、。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ザ・オウル 激闘伝説』

2020-11-23 22:33:01 | アクション

ザ・オウル 激闘伝説
THE OWL(1992年アメリカ)
 監督:アラン・スミシー(トム・ホランド)
 脚本:トム・ホランド
 原作:ロバート・フォワード
 出演:エイドリアン・ポール
    パトリシア・シャポノー
    ブライアン・トンプソン
    アラン・スカーフ

 ■ストーリー■
  夜の街を彷徨い歩き、自警団員として犯罪者たちに制裁を加えていくアレックス。 
夜の街で正義を行うヒーローとして、眠っていない男として”ザ・オウル”と呼ばれていた。ある夜のドラッグストアで強盗を倒し去っていくが、その場にいた少女リサは彼の後をつけ、行方が分からなくなった父親を捜してくれと依頼されるのだった。

 少女リサの父親は植物の成長を早める研究を行っている生化学者だったことを知るのだった。リサを自宅に連れて行くが、謎の男たちが家探しを行っていた。男たちの会話からアイスという男が事件に関わっていることを知るのだった。
 
 アレックスは、知り合いの巡査サンテアに娘を預け、捜査を始めるのだった。しかし、サンテアとリサはアイスに捕えられてしまうのだった、、、、。

 
 ■感想■
 トム・ホランド(アラン・スミシー名義)監督のTVムービー。

 良くレンタルビデオ屋に置いてあって、いつか観よう、いつか観ようって後回しになっていて、借りたら、普通の作品だったので、微妙な感じでした。

 面白くも、つまらなくもない、、、。

 
 アラン・スミシーは、監督が自分の名前を使って欲しくないときに使う名前なので、トム・ホランド監督は、作品が気に入らなかったんでしょう、、、。

 でも、今作では、トム・ホランドは製作総指揮と脚本を書いているのに、、なぜ??
 作品のデキ、不出来はともかく、ある程度は、満足のいく作品に仕上げたのでは??と思うのですが、、、。

 実は、今作はTVムービーのパイロット版と言っても、1991年のCBSの48分のシリーズ化されなかったパイロット版だった作品を、削除シーンを足して世界公開用に84分にした作品のようです。
 やけに、主人公のフラッシュバックシーン(それも同じ)が何回もでてくるのでオカシイと思ったんですが、世界配給用に同じシーンを何回も入れてランニングタイムを84分にしたんでしょう!!

 世界配給はビデオ用なのか、TV放映用なのかわかりませんが、84分にはこだわらなくて、同じシーンを何回も使うくらいなら、いっそのこと、75分くらいにしちゃえば良かったのに、、、。

 48分で作った作品を勝手に84分にされちゃったんで気にいらなくて監督名アラン・スミシーにしちゃったんでしょうか??どうなんでしょうねぇ?

 TVムービーとはいえ、悪党どもを主人公は、銃を撃ちまくりで殺しまくりですが、1990年代前半のアメリカのTVコード大丈夫だったんでしょうか??

 パイロット版らしく家族の復讐もできず、中途半端な終わり方で、こんな作品リリースしなくても良かったのでは??みたいな感じの作品ですが、未公開なら、未公開でどんな作品なのか気になっちゃう!!


 トム・ホランド監督は『戦慄!呪われた夜』(1982年)、『フライトナイト』(1985年)、『チャイルド・プレイ』(1988年)、『ランゴリアーズ』(1995年)の監督です。
 最近では低予算のホラー映画『ドール・メーカー』(2017年)がDVDスルーで公開されました。

 エンターテイメント作品を撮る監督なんで、今作でも手堅く演出しています。

 でも、脚本(原作??)おかしいのでは??、婦人警官(刑事??)を連れ去ったりしないでしょう??近未来の警察が民営化したデトロイトとかじゃないんだから、、、。
 警官に手をだす犯罪者って、リアリティないかも?? 
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『クレイジージョー』

2020-11-19 01:02:50 | アクション

クレイジージョー(TV題:『ダーティ・キラー 地獄の暗殺マシーン』)
CRAZY JOE(1999年アメリカ)
 監督:スティーヴ・カーバー
 脚本:スティーヴン・ピータース
 原案:メナハム・ゴーラン
 出演:ジャスティン・ラザード
    レイチェル・ヨーク
    R・G・アームストロング
    デヴィッド・キャラダイン

 ■ストーリー■
 犯罪者のジョーは、取引現場で相手を殺害、駆けつけた警察隊に発砲するも身柄を拘束、逮捕されるのだった。
 ジョーに目をつけた”機関”のサンダースは、メアリーをジョーの元に派遣し、死刑か”機関”の暗殺者になるかを選択させるのだった。
 特訓の末、パーティ会場でジョーに最初の任務を与えられるのだが、、、。

 

 ■感想■
 またまた、古い作品を。
 いつまで古い作品の記事を書くんでしょう??

 そろそろ新作系の記事も書かないと、、、。

 TV東京で放送されたときのタイトルは『ダーティ・キラー 地獄の暗殺マシーン』。

 今作を表すなら『ニキータ』男性版!! 以上!!


 TVで放送したときは見逃してVHSをレンタルして観ました!!
 脚本が「公園(セントラル・パーク)はおれのもの」(角川書店)、「対決」(創元ノヴェルズ)のスティーヴン・ピータースだったのを知って、、。

 作家としては、すごく面白いのに、なぜ、今作はこんな『ニキータ』の亜流を書いちゃったんでしょう??
 『ニキータ』の亜流でも面白ければ、全然OKなんですが、いかにもアメリカの不出来なB級アクション映画に、、、。

 「公園(セントラル・パーク)はおれのもの」は『ニューヨーク・コマンドー セントラルパーク市街戦』(1985年)として、「対決」は同名作品として1989年に映画化されています。
 『対決』(1989年)では脚本も書いています。

 映画化しにくい作品を書く作家なのか、映画化がうまくいっているとは思えないんですが、、、どうでしょう??
 「公園(セントラル・パーク)はおれのもの」の映像化『ニューヨーク・コマンドー セントラルパーク市街戦』はTVムービーだったので、お金をかけて劇場作品としてリメイクして欲しいですねー。

 スティーヴン・ピータースはエロ系二転三転どんでん返しミステリー『ワイルドシングス』(1998年)の脚本も書いていますが、これは面白かったです。どんでん返しが多すぎてとんでもない方向に行っちゃってますが、、。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『裏切りのリビエラ ダブルスパイを暴け』 

2020-08-10 21:36:06 | アクション

裏切りのリビエラ ダブルスパイを暴け!
RIVIERA(1987年アメリカ)
 監督:アラン・スミシー(ジョン・フランケンハイマー)
 脚本:マイケル・スローン
 出演:ベン・マスターズ
    エリッサ・ダヴァロス
    ジョン・フィンチ
    パトリック・ボーショー

 ■ストーリー■
 諜報活動の世界に嫌気がさし、行方をくらました元スパイのケリーは父親の遺した城を改築してホテルを開こうとしていた。そんな彼のもとに現役のスパイ、アシュリーが接近してくる。スパイに復帰するように依頼してくる。ケリーは、その依頼を断るのだが…。

 ■感想■
 しばらく未DVD、未Blu‐Ray化の作品の感想を書くことに!
 大概の作品は、どうしようもない作品ですが、たまに面白い作品を記事にするかも??

 今作は1987年のアメリカ製のTVムービー。
 ビデオはキングレコードより。

 監督はクレジットされるときに拒否したときに使用されるアラン・スミシー名義。
 実際に監督したのはジョン・フランケンハイマー。

 スパイ物と思わせておきながら、クライマックスはなぜかピラミッドに隠された秘宝を探し出す”インディ・ジョーンズ”のノリで冒険ものに…。
 『レイダース 失われた聖櫃(アーク)』が1981年
 『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』が1984年
 『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』が1989年
 なので、今作は1987年の作品なので冒険映画ブームに乗ったってワケでもなさそうですが…。

 ストーリーも良く分からず、ウダウダと展開して、なぜか最後はスパイ物らしくダブルスパイが突然現れ、事件解決に…。

 日本でリリースされたVHSのランニングタイムは94分ですが、IMDBによると120分。放送時間が120分ということなんでしょうか??

 カットしたからストーリーが良く分からないのか、自分が真剣に観ていなかったからなのか??
 TVムービーでも、IMDBでは、実際の時間が表記されると思うんですが、どうなんでしょうねぇ??
 でもまぁ、実際、30分長くても面白くはならないでしょうけどね。

 こんな作品じゃ、ジョン・フランケンハイマーも監督のクレジットを外して欲しくなっちゃいますよね。

 ビデオのパッケージの解説には”リビエラ、モナコ、北アフリカに大ロケーションした”ってうたってますが、本当??
 風光明媚なリビエラの風景は本物みたいです。
 どうやら、フランスのニースのスタジオで撮影したみたいですね。
 なんで、リビエラではロケしたんでしょうねぇ。

 シリーズ化を狙ったかのようなラストも、「絶対にシリーズ化しないよ~!」とみんなに言われちゃいそうな感じの観終わった感!!

 「スパイ映画なら、どんな作品でも観る!」という映画ファンにしかオススメできないです。      

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ある殺し屋 KILLER FRANK』

2018-08-27 22:47:52 | アクション

ある殺し屋 KILLER FRANK
LAUGH KILLER LAUGH(2015年アメリカ)
 監督:カメル・アフメド
 脚本:カメル・アフメド
 出演:ウィリアム・フォーサイス
    トム・サイズモア
    ビアンカ・ハンター


 ■ストーリー■
 ギャングのトニー組織の殺し屋フランクはある日、偶然小説教室に通う女性ジャッキーと知り合う。
 ちょっとした誤解から、ジャッキーに組織の者が送り込まれ…。

 ■感想■
 ウィリアム・フォーサイス主演のアクション映画風ドラマ。
 基本的にはアクション映画なんでしょうが、あえて狙っているのか、展開がゆっくり。
 上に書いたストーリーで70~80分くらい使っちゃってます。全部でランニングタイム100分の作品なのに…。

 いかにも盛り上がらない、悪い意味で1970年代のニューシネマ風!!
 しかもデキはアメリカの低予算のB級、C級アクション映画風です。
 
 誰が、こういう作品を喜んで観るんでしょう??

 1970年代風の作品も良いんですが、今作の場合、最初から最後まで盛り上がらない!!
 
 1970年代の作品でも、イタリアのギャングアクション映画風なら、すごく良かったのにッ!!
 『続シンジケート』(1973年)
 『シシリアン・マフィア』(1972年)
 『ビッグ・バイオレンス』(1977年)(今作はギャングものでなく、自警団ものですね)
 みたいな雰囲気とノリだったら良かったのに…。

 殺し屋を主人公にした作品には『ザ・ボス 暗黒街の標的』(1973年)という佳作もありました!殺し屋を演じているのはヘンリー・シルヴァ。
 ヘンリー・シルヴァ主演なら、アクション映画度★★★★★にならざるを得ないでしょうけどね!

 まぁ、そんなに期待もしないで観たんですが、それでも最後まで観るのが少しつらかったです…。
 ランニングタイム100分は長すぎ!あと20分くらい短くても良かったのでは??

 監督&脚本のカメル・アフメドは活劇は全然狙っていないんでしょうけどね。
 でも、だったら、組織の殺し屋を主人公にした作品を撮らないで、もっと一般的な職業の主人公で映画を作って欲しいです。

ある殺し屋 KILLER FRANK [DVD]
ウィリアム・フォーサイス,トム・サイズモア,ビクターコリッチオ,ラリー・ロマーノ,ビアンカ・ハンター
アメイジングD.C.

同じ殺し屋が主人公の作品ならば『ザ・ボス 暗黒街の標的』の方が、当然面白い!!
100000倍くらい面白い。

ザ・ボス 暗黒街の標的 [DVD]
ヘンリー・シルヴァ,リチャード・コンテ,ジャンニ・ガルコ
TCエンタテインメント

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ブレイド・マスター』 ハッピーエンディング??

2017-03-23 00:33:03 | アクション

ブレイド・マスター
繍春刀 BROTHERHOOD OF BLADES(2014年中国)
 監督          ルー・ヤン
 脚本          ルー・ヤン
 出演          チャン・チェン
             ワン・チエンユエン
             リー・トンシュエ
             ニエ・ユエン
             チン・シーチェ
             イェ・チン



 ■ストーリー■
 明朝、天啓帝の時代ー宦官魏忠賢(ぎちゅうけん)が秘密警察”東廠(とうしょう)”の長官に就任。彼に従った多くの重臣たちは”閻党(えんとう)”と呼ばれていた。崇禎帝の即位後、魏忠賢は失脚し北京から追放、残った閻党を一掃するため残党狩りを命じた。
 ある夜、錦衣衛は許顕純を捕えることに成功する。錦衣衛のの沈煉(しんれん)、慮剣星(ろけんせい)、一川(いっせん)の3人が次に命じられたのは、魏忠賢を殺すことだった。3人で魏忠賢の隠れ家委に向かうのだが…。

 ■感想■
 1年以上前に観ていたのに、記事にせず放置していた作品。
 
 義兄弟の契りを交わした3人の主人公たちに襲い掛かる陰謀と、事件を描いています。
 3人の登場人物のそれぞれに悩みがあり、その悩みや出来事にすべてに、普通なら映画1本出来ちゃうくらいの重みが…。
 
 中国映画の本作ですが、香港エンターテイメント映画系のノリで2時間近いランニングタイムの長い作品ですが、だれることなく思わず画面に引き込まれていきます。
 
 良い意味でTVドラマを観ているかのように次から次へと事件が起き、見ごたえある作品になっています。
 香港映画が好きな映画ファンも必見。
 でも、人が空飛んだりはしません。
 まぁ、最近は香港映画も、中国映画もハッキリと作品のデキだけでは区別できなくなってきているんで、香港映画ファンはとっくに観ているんでしょうが。
 もちろん厳密に言えば違うんですが…。

 大きな陰謀に巻き込まれて、主人公たちは窮地に陥りますが、当然のように悲劇的な結末に向かっていきます。まぁ、ドニー・イェンでもないからピンチを脱せないのはしょうがないですが…。
 陰謀というより、キャラクターによっては、自業自得的なところもありますけど。

 登場人物たちが、次々退場して、なぜか最後はハッピーエンドみたいな雰囲気な感じに…。

 「なぜ??」
 
 映画だからしょうがないですけどね。
 
 
 今作は、台湾の2014年の映画賞【金馬奨】でメイクアップ&デザイン賞受賞しています。また主演男優賞と助演男優賞もノミネートされています。

 普通に楽しめました。 65点
 
 

ブレイド・マスター [Blu-ray]
チャン・チェン,リー・トンシュエ,ワン・チエンユエン,チン・シーチェ
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

 

ブレイド・マスター [DVD]
チャン・チェン,リー・トンシュエ,ワン・チエンユエン,チン・シーチェ
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ゴールデンアームズ 導かれし者』 インドネシアアクション映画

2016-12-27 00:34:59 | アクション

ゴールデン・アームズ 導かれし者
THE GOLDEN CANE WARRIOR(2014年インドネシア)
 監督          イファ・イスファンシャ
 脚本          イファ・イスファンシャ
             リリ・リザ
 武術指導        ション・シンシン
 出演          エヴァ・セリア
             ニコラス・サプトラ
             レザ・ラハディアン
             クリスティン・ハキム
             タラ・バスロ

 ■ストーリー■
 黄金杖流(おうごんじょうりゅう)の師匠チェンパカの考えは技を極めるのは人を殺すためでなく、弱き者を守る術を得るためにあり、人を救うためでなければ武術に意味はないというものだった。
 4人の弟子のうち3人は討ち果たした敵の子どもだった。メラ・ダラ、ダヤ・グルハナ、カラ・ビルの3人だった。最年少のアギンは親に捨てられていたのを拾って育てているのだった。
 ある晩、チェンパカは自分の後継者には誰も破ることができぬ究極の奥義の技、黄金杖抱地拳(おうごんじょうほうちけん)を伝授し、黄金の杖を渡すことを伝えるのだった。チェンパカが選んだ継承者はメラ・ダラだった。チェンパカは奥義を習得させるためダラとアギンを連れ旅立つことに。しかし、そのことを面白く思わない兄弟子たち2人グルハナとビルは旅立つ師匠に毒を盛り襲ってくるのだった。師匠は殺されたもののダラとアギンの2人は崖から落ちエランという青年に助けられ、何とか難を逃れるのだった。
 師匠は自分に奥義を教える前に万が一のときがあったときはナガ・プティという武人を探すようにと伝えてあったのだ。今、奥義を使えるのはナガ・プティだけだったのだ。
 一方、2人と黄金の杖を探すビルとグルハナは紅羽流に取り入り、師匠を殺し杖を盗んだのはダラとアギンであると訴えるのだった。ビルたちは紅羽流の助けを借りダラたちを探すのだった…。

 ■感想■
 インドネシアのアクション映画です。
 1970年代の香港のカンフー映画みたいな雰囲気ですごく面白く観れました。
 しかもコミカルな要素を取り入れる前の香港のカンフー映画の雰囲気!
 
 音楽もいたってマジメで重厚!
 ランニングタイム110分が、あっという間に過ぎてしまう面白さ!
 
 インドネシア映画といえば2012~2013年に話題になったアクション『ザ・レイド』(2011年)がありました!
 自分はインドネシア映画は『ザ・レイド』と続編『ザ・レイドGOKUDO』(2013年)と今作しか観たことないかも??

 こんな真面目なアクション映画を今時作っちゃうってインドネシア映画って、すごいかも??
 カンフーではなく棒術でしょうか??
 インドネシアなんで、使っているのはシラットなんでしょうか??

 とにかくこういう打つ、たたくのアクションが好きな映画ファンは必見。

 えんえんと続くクライマックスの戦いのシーンも迫力ありあり。

 でも、ヒロインもヒロインに強力する男(正体は途中で判明します)もすごく強いので、奥義は習得しないでも良いのでは??と思えちゃう展開には少し疑問も覚えちゃいますが、面白かったから、まぁ良いでしょうね。

 こんなに面白いなら、インドネシア映画観てみたいかも?? 65点

ゴールデン・アームズ 導かれし者 [DVD]
エヴァ・セリア,ニコラス・サプトラ,レザ・ラハディアン,クリスティン・ハキム,タラ・バスロ
アメイジングD.C.

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする