『アレックス・ライダー』
STORMBREAKER(2006年イギリス、アメリカ、ドイツ)
監督 ジェフリー・サックス
脚本 アンソニー・ホロヴィッツ
原作 アンソニー・ホロヴィッツ
出演 アレックス・ペティファー、ビル・ナイ、ミッキー・ローク、アリシア・シルヴァーストーン、ユアン・マクレガー
■ストーリー■
両親をなくしたアレックス・ライダーは、仕事で出張の多い叔父と暮らしていた。アレックスの面倒を見るのはアメリカ人の家政婦ジャック。そんなときイアンが交通事故で死んだという知らせが入る。イアンの葬式の帰り道、イアンの愛車を廃棄しようとしているグループの後をつけ、MI6の本部にたどり着くのだった。イアンは実はMI6のスパイだったのだ。イアンは、アレックスが小さな頃からスパイになるための能力を仕込んでいたのだ。アレックスはイアンを殺したグループに復讐するようMI6にスカウトされるのだった。
■感想■
アンソニー・ホロヴィッツのベストセラー「ストームブレイカー」の映画化作品です。
脚本も原作者のアンソニー・ホロヴィッツが書いてます。
主人公がティーンエイジャーなんでてっきり「ティーン向けのスパイムービーかな??」って思わせといて、実は007映画のファンが喜ぶようなスーパースパイを主人公にしたエンターテイメント活劇になってます。
ユアン・マクレガー、ミッキー・ローク、ビル・ナイとベテラン俳優が脇を固めてこういう活劇を作るあたり、やっぱりアメリカ、イギリスのエンターテイメント映画は真剣に作ってますよね!
スピード写真のボックスがMI6の本部の入り口になっているあたり、すごく笑えます。
「ホグワーツじゃないよ」って。でもあそこは「それゆけ!スマートじゃないよ」って言って欲しかったですけどね。本家007がどんどんマジメに普通のアクション映画っぽくなっていく中、こういう荒唐無稽なスパイ映画が作られるのも良いですよね。
でも、自分にとってスパイ映画といえば『殺しの免許証(ライセンス)』(65年)です!コメディタッチな続編はあんまり好きじゃないですけど、この正編はかなり地味でイギリス的なエンターテイメントでかなり好きな作品です。
反重力装置を発明した科学者をめぐって激しい攻防戦が描かれますけど、このストーリーのメインの反重力装置のオチもいかにもイギリス映画的!ハリウッドの作品とちがって1965年の作品なのに、激しすぎる銃撃戦!え、これって戦争映画??ちょっと、それはオーバーな表現ですけど、とにかく銃撃戦はかなりの迫力です。日本のTVドラマ「キーハンター」みたいなテーマ音楽にのって軽快にアクションシーンが描かれます。
そういえば『殺しの免許証(ライセンス)』もDVD化されないですね!ぜひ日本語吹き替えつきでDVD化して欲しい作品です!
で、本題の『アレックス・ライダー』の感想に話を戻すと、けっこうマヌケな感じなストーリーをマジメにやってる感じです!ミッキー・ローク演じる悪役の目的がいかにもコミック的です!
「そんなバカな」って感じですけど、今や、ハード路線になっちゃって本家007が、こういう遊びがないんで、こういうスパイ映画があってもいいでしょ。
悪党の目的や、主人公が使うスパイの秘密兵器や、スパイが乗るBMW、MI6の秘密本部等、エンターテイメントなスパイ映画ファンが観て楽しめる要素がたくさん用意されてます。
1作目ということもあり、主人公がスパイになるっていう紹介編でもあり、主人公のアレックスに素人っぽさがあって、そこが本作の魅力かも。まぁ、主人公の年齢もティーンエイジャーって設定ですしね。
ただ、素人っぽい主人公が、どんどん事件を解決してっちゃうのがちょっと軽すぎですけど、まぁエンターテイメントだから良しとしましょう!60点
STORMBREAKER(2006年イギリス、アメリカ、ドイツ)
監督 ジェフリー・サックス
脚本 アンソニー・ホロヴィッツ
原作 アンソニー・ホロヴィッツ
出演 アレックス・ペティファー、ビル・ナイ、ミッキー・ローク、アリシア・シルヴァーストーン、ユアン・マクレガー
■ストーリー■
両親をなくしたアレックス・ライダーは、仕事で出張の多い叔父と暮らしていた。アレックスの面倒を見るのはアメリカ人の家政婦ジャック。そんなときイアンが交通事故で死んだという知らせが入る。イアンの葬式の帰り道、イアンの愛車を廃棄しようとしているグループの後をつけ、MI6の本部にたどり着くのだった。イアンは実はMI6のスパイだったのだ。イアンは、アレックスが小さな頃からスパイになるための能力を仕込んでいたのだ。アレックスはイアンを殺したグループに復讐するようMI6にスカウトされるのだった。
■感想■
アンソニー・ホロヴィッツのベストセラー「ストームブレイカー」の映画化作品です。
脚本も原作者のアンソニー・ホロヴィッツが書いてます。
主人公がティーンエイジャーなんでてっきり「ティーン向けのスパイムービーかな??」って思わせといて、実は007映画のファンが喜ぶようなスーパースパイを主人公にしたエンターテイメント活劇になってます。
ユアン・マクレガー、ミッキー・ローク、ビル・ナイとベテラン俳優が脇を固めてこういう活劇を作るあたり、やっぱりアメリカ、イギリスのエンターテイメント映画は真剣に作ってますよね!
スピード写真のボックスがMI6の本部の入り口になっているあたり、すごく笑えます。
「ホグワーツじゃないよ」って。でもあそこは「それゆけ!スマートじゃないよ」って言って欲しかったですけどね。本家007がどんどんマジメに普通のアクション映画っぽくなっていく中、こういう荒唐無稽なスパイ映画が作られるのも良いですよね。
でも、自分にとってスパイ映画といえば『殺しの免許証(ライセンス)』(65年)です!コメディタッチな続編はあんまり好きじゃないですけど、この正編はかなり地味でイギリス的なエンターテイメントでかなり好きな作品です。
反重力装置を発明した科学者をめぐって激しい攻防戦が描かれますけど、このストーリーのメインの反重力装置のオチもいかにもイギリス映画的!ハリウッドの作品とちがって1965年の作品なのに、激しすぎる銃撃戦!え、これって戦争映画??ちょっと、それはオーバーな表現ですけど、とにかく銃撃戦はかなりの迫力です。日本のTVドラマ「キーハンター」みたいなテーマ音楽にのって軽快にアクションシーンが描かれます。
そういえば『殺しの免許証(ライセンス)』もDVD化されないですね!ぜひ日本語吹き替えつきでDVD化して欲しい作品です!
で、本題の『アレックス・ライダー』の感想に話を戻すと、けっこうマヌケな感じなストーリーをマジメにやってる感じです!ミッキー・ローク演じる悪役の目的がいかにもコミック的です!
「そんなバカな」って感じですけど、今や、ハード路線になっちゃって本家007が、こういう遊びがないんで、こういうスパイ映画があってもいいでしょ。
悪党の目的や、主人公が使うスパイの秘密兵器や、スパイが乗るBMW、MI6の秘密本部等、エンターテイメントなスパイ映画ファンが観て楽しめる要素がたくさん用意されてます。
1作目ということもあり、主人公がスパイになるっていう紹介編でもあり、主人公のアレックスに素人っぽさがあって、そこが本作の魅力かも。まぁ、主人公の年齢もティーンエイジャーって設定ですしね。
ただ、素人っぽい主人公が、どんどん事件を解決してっちゃうのがちょっと軽すぎですけど、まぁエンターテイメントだから良しとしましょう!60点
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