13 thirteen
「ドリーム・クルーズ」
DREAM CRUISE
監督 鶴田 法男
脚本 鶴田 法男、高山 直也
原作 鈴木 光司
出演 木村 佳乃、ダニエル・ギリス、石橋 凌
■ストーリー■
百合は、弁護士のジャックと不倫の関係だった。あるとき、百合と夫の英治と打ち合わせを兼ねたクルーズに出かけることになる。しかし、ジャックは子どものころ、弟のショーンとボートで遊んでいるときに目の前で溺れて死んでしまったことがあり水が苦手だったのだ。しかし、航海に出ることになる3人。航海の途中、英治の様子がおかしくなっていくのだった。
■感想■
アメリカのケーブルTVのホラーアンソロジーシリーズ「13thirteen」の鶴田法男監督の作品。
原作は鈴木光司「夢の島クルーズ」
子どものころ、弟を助けることが出来なかったトラウマから水が苦手になった主人公が巻き込まれるオカルト作品。本来、1エピソード60分の作品なのに、なぜか、今作は88分の劇場公開バージョンでのリリース!なんで、今作が劇場公開なんでしょうか??
こんな作品をランニングタイム90分弱の長編にしなくても良かったのにっ!どうせ長編の作品にするなら、第1シーズンで言うと、ラリー・コーエン監督の「ハンティング」や、ドン・コスカレリ監督の「ムーンフェイス」みたいな作品こそ90分弱の劇場公開版を作って欲しいです!
原作のストーリーもあるんでしょうけど、今作って20数年くらい前の「土曜ワイド劇場」とか「火曜サスペンス劇場」の幽霊物みたいなストーリーに雰囲気!なんで、こんな作品を選んだの??
せっかくのアメリカのTVシリーズの1編の監督を任されたのにっ!なんかもったいないような気がしまくり。今作だったら、バリ・ウッド原作の「火曜サスペンス劇場」の「殺したくないのに 私の中に危険な殺人者がひそんでいた」の方がよっぽど魅力的!昔の日本のTV局はがんばっていました!1982年に大原麗子、中村敦夫主演で映像化されました!バリ・ウッドのモダンホラー小説を原作に、大原麗子、中村敦夫主演でゴールデンタイムに放映するなんて、今じゃ絶対に考えられないです!「殺したくないのに 私の中に危険な殺人者がひそんでいた」もDVDにならないかなぁ!なったら絶対に買うのに。
「火曜サスペンス劇場」以外でも「土曜ワイド劇場」でも怪奇シリーズと銘打って1970年代後半から1980年代初めまでは、色んなホラー作品を放映してましたもんね!「怪奇!金色の眼の少女」とか「怪奇!巨大蜘蛛の館」とかをゴールデンタイムに放映してたんですもんね。面白かったどうかは別として、2時間ドラマでそういう作品を作っていたなんて、夢のような時代です。
ところで、鶴田法男監督って、根っからのホラー好きなんでしょうね!こんな単純な幽霊物を映像化するなんて。でも、今作がドラマとして面白いかどうかと聞かれれば、答えに困ってしまいます!(つまらなくはないですけど、普通って感じです)
オカルト映画初心者向けの感じの作品って感じですかね??アメリカ人にはこういう単純な幽霊物が受けるんでしょうかね。自分は「幽霊物」ってあんまり好きじゃないんですよね。
でも、こういう単純な作品を長編作品として観せられちゃうと、「マスターズ・オブ・ホラー」の監督に、日本人の監督を選んで、わざわざ監督させなくても良いのに!って思っちゃいます。もっと『リング』(98年)みたいな衝撃的な作品を撮ってくれるなら、ドンドン日本人の監督に撮って欲しいですけどね!
こんな普通の幽霊物を見せられてもね!わざわざ長編映画としては、自分的には、言いにくいですけど及第点以下かも。まぁ、でも「幽霊物」が好きなホラー映画ファンには良いのかも。
「ドリーム・クルーズ」
DREAM CRUISE
監督 鶴田 法男
脚本 鶴田 法男、高山 直也
原作 鈴木 光司
出演 木村 佳乃、ダニエル・ギリス、石橋 凌
■ストーリー■
百合は、弁護士のジャックと不倫の関係だった。あるとき、百合と夫の英治と打ち合わせを兼ねたクルーズに出かけることになる。しかし、ジャックは子どものころ、弟のショーンとボートで遊んでいるときに目の前で溺れて死んでしまったことがあり水が苦手だったのだ。しかし、航海に出ることになる3人。航海の途中、英治の様子がおかしくなっていくのだった。
■感想■
アメリカのケーブルTVのホラーアンソロジーシリーズ「13thirteen」の鶴田法男監督の作品。
原作は鈴木光司「夢の島クルーズ」
子どものころ、弟を助けることが出来なかったトラウマから水が苦手になった主人公が巻き込まれるオカルト作品。本来、1エピソード60分の作品なのに、なぜか、今作は88分の劇場公開バージョンでのリリース!なんで、今作が劇場公開なんでしょうか??
こんな作品をランニングタイム90分弱の長編にしなくても良かったのにっ!どうせ長編の作品にするなら、第1シーズンで言うと、ラリー・コーエン監督の「ハンティング」や、ドン・コスカレリ監督の「ムーンフェイス」みたいな作品こそ90分弱の劇場公開版を作って欲しいです!
原作のストーリーもあるんでしょうけど、今作って20数年くらい前の「土曜ワイド劇場」とか「火曜サスペンス劇場」の幽霊物みたいなストーリーに雰囲気!なんで、こんな作品を選んだの??
せっかくのアメリカのTVシリーズの1編の監督を任されたのにっ!なんかもったいないような気がしまくり。今作だったら、バリ・ウッド原作の「火曜サスペンス劇場」の「殺したくないのに 私の中に危険な殺人者がひそんでいた」の方がよっぽど魅力的!昔の日本のTV局はがんばっていました!1982年に大原麗子、中村敦夫主演で映像化されました!バリ・ウッドのモダンホラー小説を原作に、大原麗子、中村敦夫主演でゴールデンタイムに放映するなんて、今じゃ絶対に考えられないです!「殺したくないのに 私の中に危険な殺人者がひそんでいた」もDVDにならないかなぁ!なったら絶対に買うのに。
「火曜サスペンス劇場」以外でも「土曜ワイド劇場」でも怪奇シリーズと銘打って1970年代後半から1980年代初めまでは、色んなホラー作品を放映してましたもんね!「怪奇!金色の眼の少女」とか「怪奇!巨大蜘蛛の館」とかをゴールデンタイムに放映してたんですもんね。面白かったどうかは別として、2時間ドラマでそういう作品を作っていたなんて、夢のような時代です。
ところで、鶴田法男監督って、根っからのホラー好きなんでしょうね!こんな単純な幽霊物を映像化するなんて。でも、今作がドラマとして面白いかどうかと聞かれれば、答えに困ってしまいます!(つまらなくはないですけど、普通って感じです)
オカルト映画初心者向けの感じの作品って感じですかね??アメリカ人にはこういう単純な幽霊物が受けるんでしょうかね。自分は「幽霊物」ってあんまり好きじゃないんですよね。
でも、こういう単純な作品を長編作品として観せられちゃうと、「マスターズ・オブ・ホラー」の監督に、日本人の監督を選んで、わざわざ監督させなくても良いのに!って思っちゃいます。もっと『リング』(98年)みたいな衝撃的な作品を撮ってくれるなら、ドンドン日本人の監督に撮って欲しいですけどね!
こんな普通の幽霊物を見せられてもね!わざわざ長編映画としては、自分的には、言いにくいですけど及第点以下かも。まぁ、でも「幽霊物」が好きなホラー映画ファンには良いのかも。
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