『惨劇の週末』
THE ART OF DYING(2000年スペイン)
監督 アルファロ・フェルナンデ・アルメロ
脚本 ファン・ビセンテ・ポスエロ
フランシスコ・ハビエ・ロヨ
出演 フェレ・マルティネス、マリア・エステヴァ、ルシア・チネメ
■ストーリー■
7人の若者が週末を利用して湖畔に出かけるのだった。酔っ払った勢いで、軽い気持ちでメンバーの1人ナチョを寝袋に入れてまま湖に投げ込み殺してしまうのだった。4人はこのことを秘密にして、ナチョは行方不明ということになる。
4年後、ナチョを見たという浮浪者風の男が警察に捕らえられたことから、残りのメンバーたちは、ナチョが生きているのでは??という疑惑が生まれるのだった。6人のメンバーはナチョを埋めた山小屋に向かうのだった。
□■□ネタバレあり!!□■□
■感想■
『殺しのセレナーデ』(01年)、『ユートピア』(03年)のフェレ・マルティネス出演のホラー映画。
本国、スペインでは大ヒットしたらしいです。
若者たちが主人公のアメリカ製の低予算のスラッシャームービーだと思って観逃がしてました!!
「DVDのこういうパッケージ、止めて!!」
スペイン映画だなんて気がつかないですよ~!!
別にアメリカ製の作品が嫌いってワケじゃ無いんですけど、観る順番の優先度が余り高くないってって感じで、スペイン製のホラー映画とアメリカ製のホラー映画があったら、スペイン製のホラー映画を先に観ちゃうんですよね。
本国スペインで大ヒットって本当??
まぁ、日本映画のヒットしてる作品だって、外国の映画ファンが観たら
「WHY??」
って思うような作品ばかりでしょうしね。
でも。スペインの映画ファンて目が肥えていそうなのに!!なぜ??なぜ??大ヒット??競合する作品が無かったの??
最初はミステリー映画かスラッシャー映画と思って観始めたので、中盤でメンバーのうち3人くらい死んだあたりから、スゴ~くイヤな予感が!!
ホラー映画の殺人シーンの定石で、なぜか殺される人間と犯人以外の通行人がいないっていうのが、ありますけど、今作の殺人シーンは余りにもオカシイ!!と思っていたら、本当に被害者しか出てこなくて、登場人物たちが、周りに誰もいないことを不思議に思うシーンがッ!!
これは、ホラー映画だ!!オカルト映画!!しかも、例のオチの!!
「もう止めて!!このオチ!!」
エンターテイメント作品のホラー系の作品でこのオチ、禁止!!
もちろん、文学的な作品でも禁止!!
でも、このオチ考えついた脚本家は「良し!これだ!!」って思ってないですよね。「恥ずかしいなぁ…。ありがちなオチで」って思ってますよね。
とにかく禁止のオチは
①実は、夢でした!!
②実は、主人公たちは死んでました!!
③実は、死ぬ間際に観たシーンでした!!
④実は、驚かすためのビックリパーティでした!!
⑤実は、犯人は全然関係無いと思われた登場人物でした!!
⑥実は、犯人は全員でした!!
⑦実は、犯人は実行不可能な状態にある(と思われた)人でした。
⑧実は、…。
もう止めて!!このオチ!!
あれ??あれ??⑤~⑦は全然OKです!!⑤~⑦は、オチ禁止どころか逆にこういう作品を作って下さい!!
でも⑥は気をつけないと、有名なミステリ作品のネタの盗作になっちゃうので注意!!
④は微妙な感じです!フレッド・ウォルトン監督の有名なスラッシャー映画しか使えないネタかも??
①のネタを使っていいのは“ブライアン・デ・パルマ監督”だけ!!
すいません!好きなんです!ブライアン・デ・パルマ監督!!
すいません!今回、本当にネタバレしちゃって!!
でも、実は、今作、ナチョを見たという浮浪者風の男は何だったの??そこが説明ないのはアンフェアでしょ!! 30点
THE ART OF DYING(2000年スペイン)
監督 アルファロ・フェルナンデ・アルメロ
脚本 ファン・ビセンテ・ポスエロ
フランシスコ・ハビエ・ロヨ
出演 フェレ・マルティネス、マリア・エステヴァ、ルシア・チネメ
■ストーリー■
7人の若者が週末を利用して湖畔に出かけるのだった。酔っ払った勢いで、軽い気持ちでメンバーの1人ナチョを寝袋に入れてまま湖に投げ込み殺してしまうのだった。4人はこのことを秘密にして、ナチョは行方不明ということになる。
4年後、ナチョを見たという浮浪者風の男が警察に捕らえられたことから、残りのメンバーたちは、ナチョが生きているのでは??という疑惑が生まれるのだった。6人のメンバーはナチョを埋めた山小屋に向かうのだった。
□■□ネタバレあり!!□■□
■感想■
『殺しのセレナーデ』(01年)、『ユートピア』(03年)のフェレ・マルティネス出演のホラー映画。
本国、スペインでは大ヒットしたらしいです。
若者たちが主人公のアメリカ製の低予算のスラッシャームービーだと思って観逃がしてました!!
「DVDのこういうパッケージ、止めて!!」
スペイン映画だなんて気がつかないですよ~!!
別にアメリカ製の作品が嫌いってワケじゃ無いんですけど、観る順番の優先度が余り高くないってって感じで、スペイン製のホラー映画とアメリカ製のホラー映画があったら、スペイン製のホラー映画を先に観ちゃうんですよね。
本国スペインで大ヒットって本当??
まぁ、日本映画のヒットしてる作品だって、外国の映画ファンが観たら
「WHY??」
って思うような作品ばかりでしょうしね。
でも。スペインの映画ファンて目が肥えていそうなのに!!なぜ??なぜ??大ヒット??競合する作品が無かったの??
最初はミステリー映画かスラッシャー映画と思って観始めたので、中盤でメンバーのうち3人くらい死んだあたりから、スゴ~くイヤな予感が!!
ホラー映画の殺人シーンの定石で、なぜか殺される人間と犯人以外の通行人がいないっていうのが、ありますけど、今作の殺人シーンは余りにもオカシイ!!と思っていたら、本当に被害者しか出てこなくて、登場人物たちが、周りに誰もいないことを不思議に思うシーンがッ!!
これは、ホラー映画だ!!オカルト映画!!しかも、例のオチの!!
「もう止めて!!このオチ!!」
エンターテイメント作品のホラー系の作品でこのオチ、禁止!!
もちろん、文学的な作品でも禁止!!
でも、このオチ考えついた脚本家は「良し!これだ!!」って思ってないですよね。「恥ずかしいなぁ…。ありがちなオチで」って思ってますよね。
とにかく禁止のオチは
①実は、夢でした!!
②実は、主人公たちは死んでました!!
③実は、死ぬ間際に観たシーンでした!!
④実は、驚かすためのビックリパーティでした!!
⑤実は、犯人は全然関係無いと思われた登場人物でした!!
⑥実は、犯人は全員でした!!
⑦実は、犯人は実行不可能な状態にある(と思われた)人でした。
⑧実は、…。
もう止めて!!このオチ!!
あれ??あれ??⑤~⑦は全然OKです!!⑤~⑦は、オチ禁止どころか逆にこういう作品を作って下さい!!
でも⑥は気をつけないと、有名なミステリ作品のネタの盗作になっちゃうので注意!!
④は微妙な感じです!フレッド・ウォルトン監督の有名なスラッシャー映画しか使えないネタかも??
①のネタを使っていいのは“ブライアン・デ・パルマ監督”だけ!!
すいません!好きなんです!ブライアン・デ・パルマ監督!!
すいません!今回、本当にネタバレしちゃって!!
でも、実は、今作、ナチョを見たという浮浪者風の男は何だったの??そこが説明ないのはアンフェアでしょ!! 30点
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