『リプリー 暴かれた贋作』
RIPLEY UNDER GROUND(2005年ドイツ)
監督 ロジャー・スポティスウッド
脚本 ウィリアム・ブレイク・ヘロン
ドナルド・E・ウェストレイク
原作 パトリシア・ハイスミス
出演 バリー・ペッパー、ジャシンダ・バレット、ウィレム・デフォー、クレア・フォーラニ、トム・ウィルキンソン、イアン・ハート、アラン・カミング
■ストーリー■
トム・リプリーは新進気鋭の画家ダーワットに目をかけるが、ダーワットは恋人へのプロポーズを断られ、運転を暴走し、事故死してしまうのだった。
後を追ったリプリーと仲間たちは絵の価値が下がらないようダーワットの死を個展が終わるまで隠そうとするのだった。そんなとき、個展にダーワットの絵を買いたいというアメリカの実業家マーチソンが現れ、ダーワットも絵を買いたいと言い出してきた。リプリーたちはダーワットが生きていることにして贋作を作ることにするのだった。
■感想■
イギリスの女流ミステリ作家パトリシア・ハイスミス原作のトム・リプリーシリーズ「贋作」の映画化作品。
監督は『アンダー・ファイア』(83年)、『007トゥモロー・ネバー・ダイ』(97年)のロジャー・スポティスウッド。
脚本は『ボーン・アイデンティティー』(02年)のウィリアム・ブレイク・ヘロンとミステリー作家ドナルド・E・ウェストレイク。
ドナルド・E・ウェストレイクは『ホット・ロック』(71年)として映画化された「ドートマンダー」シリーズや、同じくリチャード・スターク名義で書いた「悪党パーカー」シリーズが有名なミステリー作家ですよね!
脚本家の名前を見た時に“ドナルド・E・ウェストレイク”の名前があったんで思いもしていなかったんでビックリしちゃいました。
ドナルド・E・ウェストレイクも作家として原作を提供するだけでなく映画関係では脚本をいくつも書いているんで、そんなには驚くほどでは無いんですけど、ミステリー作家パトリシア・ハイスミス原作を、同じミステリ作家のドナルド・E・ウェストレイクが脚本を書いているんで、ついついウレシクなっちゃいました。
ドナルド・E・ウエストレイクが脚本を書いた作品といえば、いくつもありますからね
ドム・デルイーズ監督、主演の犯罪コメディ『ホットスタッフ』(79年)。
自ら原案を書いてブライアン・ガーフィールドと脚本を書いた『W』(87年)。
ジム・トンプソンの原作の『グリフターズ詐欺師たち』(90年)等々ありますもんね。B級系ホラーの『W』はけっこう自身気に入っていたなんて話を聞いた覚えがあります。
『W』もTV放映版の日本語吹替え音源つきでDVDとして再発して欲しいですよね!ドナルド・E・ウェストレイク原案、脚本じゃインパクトが弱いんでしょうかね??
今作『リプリー 暴かれた贋作』なんですけど、すごく面白いです!日本未公開でこういう作品に出会えたときは、超ウレシくなっちゃいます。こんな傑作が4年間も未公開だったなんて。
冒頭から思わず画面に引き込まれます。あれ、これって犯罪物??って感じで始まりますけど、ダーワットが事故で死んだあたりから、どんどん犯罪物の雰囲気に。
ドイツ映画って、自分の中では、あまり評価が高くなかったですけど、こういう作品を観ちゃうと、少し見直さないといけないですね。ドイツ映画といっても、監督、脚本とかを観ちゃうとアメリカ映画かイギリス映画みたいな感じですけどね。
犯罪物として、こういうサスペンス映画がゴールデンタイムでちゃんと放映されたら、日本の2時間サスペンスなんて恥ずかしくて観てられないですよね!日本のTVドラマの2時間サスペンスなんて、あまりにヒドさに比べる価値もないですけどね。
お金かけてドラマ作るなら、映画を放映してくれれば良いのに…。
それにしても、ちゃんとした原作、スタッフ、出演者の作品なのに未公開だなんて、すごくもったいないです!これだけしっかりした作品でも、もう未公開になっちゃうんですね。つまらない映画を公開するヒマがあるんならこういうちゃんとした作品を劇場公開して欲しいです。
映画を観たことも無いような小学生でも喜ぶような映画がヒットしちゃうからしょうがないといえば、しょうがないんですけどね。
ところで、今作のDVDは日本語吹替えが無いんですよね!こういうエンターテイメント作品の傑作こそ日本語吹替えつきでDVD化して欲しいのにっ!! 75点
ドナルド・E・ウェストレイク原案、脚本『W』
パトリシア・ハイスミスのリプリーシリーズでは1番有名な『太陽がいっぱい』
RIPLEY UNDER GROUND(2005年ドイツ)
監督 ロジャー・スポティスウッド
脚本 ウィリアム・ブレイク・ヘロン
ドナルド・E・ウェストレイク
原作 パトリシア・ハイスミス
出演 バリー・ペッパー、ジャシンダ・バレット、ウィレム・デフォー、クレア・フォーラニ、トム・ウィルキンソン、イアン・ハート、アラン・カミング
■ストーリー■
トム・リプリーは新進気鋭の画家ダーワットに目をかけるが、ダーワットは恋人へのプロポーズを断られ、運転を暴走し、事故死してしまうのだった。
後を追ったリプリーと仲間たちは絵の価値が下がらないようダーワットの死を個展が終わるまで隠そうとするのだった。そんなとき、個展にダーワットの絵を買いたいというアメリカの実業家マーチソンが現れ、ダーワットも絵を買いたいと言い出してきた。リプリーたちはダーワットが生きていることにして贋作を作ることにするのだった。
■感想■
イギリスの女流ミステリ作家パトリシア・ハイスミス原作のトム・リプリーシリーズ「贋作」の映画化作品。
監督は『アンダー・ファイア』(83年)、『007トゥモロー・ネバー・ダイ』(97年)のロジャー・スポティスウッド。
脚本は『ボーン・アイデンティティー』(02年)のウィリアム・ブレイク・ヘロンとミステリー作家ドナルド・E・ウェストレイク。
ドナルド・E・ウェストレイクは『ホット・ロック』(71年)として映画化された「ドートマンダー」シリーズや、同じくリチャード・スターク名義で書いた「悪党パーカー」シリーズが有名なミステリー作家ですよね!
脚本家の名前を見た時に“ドナルド・E・ウェストレイク”の名前があったんで思いもしていなかったんでビックリしちゃいました。
ドナルド・E・ウェストレイクも作家として原作を提供するだけでなく映画関係では脚本をいくつも書いているんで、そんなには驚くほどでは無いんですけど、ミステリー作家パトリシア・ハイスミス原作を、同じミステリ作家のドナルド・E・ウェストレイクが脚本を書いているんで、ついついウレシクなっちゃいました。
ドナルド・E・ウエストレイクが脚本を書いた作品といえば、いくつもありますからね
ドム・デルイーズ監督、主演の犯罪コメディ『ホットスタッフ』(79年)。
自ら原案を書いてブライアン・ガーフィールドと脚本を書いた『W』(87年)。
ジム・トンプソンの原作の『グリフターズ詐欺師たち』(90年)等々ありますもんね。B級系ホラーの『W』はけっこう自身気に入っていたなんて話を聞いた覚えがあります。
『W』もTV放映版の日本語吹替え音源つきでDVDとして再発して欲しいですよね!ドナルド・E・ウェストレイク原案、脚本じゃインパクトが弱いんでしょうかね??
今作『リプリー 暴かれた贋作』なんですけど、すごく面白いです!日本未公開でこういう作品に出会えたときは、超ウレシくなっちゃいます。こんな傑作が4年間も未公開だったなんて。
冒頭から思わず画面に引き込まれます。あれ、これって犯罪物??って感じで始まりますけど、ダーワットが事故で死んだあたりから、どんどん犯罪物の雰囲気に。
ドイツ映画って、自分の中では、あまり評価が高くなかったですけど、こういう作品を観ちゃうと、少し見直さないといけないですね。ドイツ映画といっても、監督、脚本とかを観ちゃうとアメリカ映画かイギリス映画みたいな感じですけどね。
犯罪物として、こういうサスペンス映画がゴールデンタイムでちゃんと放映されたら、日本の2時間サスペンスなんて恥ずかしくて観てられないですよね!日本のTVドラマの2時間サスペンスなんて、あまりにヒドさに比べる価値もないですけどね。
お金かけてドラマ作るなら、映画を放映してくれれば良いのに…。
それにしても、ちゃんとした原作、スタッフ、出演者の作品なのに未公開だなんて、すごくもったいないです!これだけしっかりした作品でも、もう未公開になっちゃうんですね。つまらない映画を公開するヒマがあるんならこういうちゃんとした作品を劇場公開して欲しいです。
映画を観たことも無いような小学生でも喜ぶような映画がヒットしちゃうからしょうがないといえば、しょうがないんですけどね。
ところで、今作のDVDは日本語吹替えが無いんですよね!こういうエンターテイメント作品の傑作こそ日本語吹替えつきでDVD化して欲しいのにっ!! 75点
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ドナルド・E・ウェストレイク原案、脚本『W』
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パトリシア・ハイスミスのリプリーシリーズでは1番有名な『太陽がいっぱい』
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