『遺体安置室 死霊のめざめ』
MORTUARY(2005年アメリカ)
監督 トビー・フーパー
脚本 ジェイス・アンダーソン
アダム・ギーラッシュ
出演 ダン・バード、デニース・クロス、アレクサンドラ・アディ
■ストーリー■
田舎町に葬儀屋として引っ越してきたドイル一家。母親は新しい町で仕事に張り切っていたが、息子のジョナサンは葬儀屋の仕事がイヤで町中のダイナーでアルバイトを始めるのだった。バイト先でジョナサンは、その葬儀屋の家ではボビー・ファウラーという男が両親を殺したという言い伝えがあることを知るのだった。行方不明のボビーの死体が見つかっていないことから町ではボビーが生きているという言い伝えになっていたのだった。
■感想■
トビー・フーパー監督のゾンビホラー。
脚本は『サスペリア・テルザ』(07年)のジェイス・アンダーソン、アダム・ギーラッシュ。
今作のゾンビは、ジョージ・A・ロメロ系の“リビングデッド”でなく、死んだ人間が謎のカビによって生き返ったゾンビです。多少の知能もあってセリフもしゃべれます。
カビに犯されているだけで、死んでいないかもしれないんで正確には「ゾンビ」ではないのかも??でも確実に死んでいる人間もカビの力で甦っているので、一部は完全にゾンビですけどね。
『悪魔のいけにえ』(74年)のトビー・フーパー監督の作品と思って衝撃的な作品を期待すると、あてが外れちゃいますけど、単純なホラー映画としてみれば、普通に面白い作品です!!
導入部分から中盤までは、ユルユル系でけっこう笑えるようなシーンで和めるので、「今作ってホラーコメディ??」って感じで観れるんですけど、後半のクライマックスは一気に緊張感が高まりホラー度★★★★★みたいな感じで楽しめちゃいます!!
主人公のジョナサンの設定なんですけど、何歳くらいの設定なんでしょうね??演じているダン・バードの年齢から考えて高校は卒業しているくらいの年齢の設定なんでしょうね、多分。
ヒロイン、リズと仲の良い恋人と思っていた男のコがゲイと分かって
「良かった~」
って言うシーンとか、ほのぼのとして観れて、「今作って若者が主人公の青春ホラーなの??」って感じで観れたのに、その後の展開は急転!まさにトビー・フーパー監督の作品って感じで楽しめます!!
最後の展開なんて、まさに1980年代チックな展開で、ちょっと驚き!!
「ハッピーエンドにしてくれないのね・・・」
って、思わずうなっちゃいました!!このラストだけでもプラス10点です!!
普通は、主人公と妹とヒロインで葬儀屋の屋敷を後にして終わりますもんね。そこを許さない今作、スキです!!
あんまり話題になっていなかったような気がしますけど、ホラー映画ファン必見の1本です!!トビー・フーパー監督もこれくらいの作品を撮ってもあんまり評価されないのは『悪魔のいけにえ』が衝撃的すぎだからですよね。
今作の場合、“ゾンビ映画”みたいな雰囲気なのもマイナス要素なのかも??
だってホラー映画ファンだったら
“トビー・フーパー監督のゾンビ映画!!”
って思って期待するな!って言っても絶対に期待しちゃいますもんね。
でも、今作はトビー・フーパー監督の作品ってコトを抜きにして観たら、すごく楽しめるホラー映画になっているはず!! 70点
MORTUARY(2005年アメリカ)
監督 トビー・フーパー
脚本 ジェイス・アンダーソン
アダム・ギーラッシュ
出演 ダン・バード、デニース・クロス、アレクサンドラ・アディ
■ストーリー■
田舎町に葬儀屋として引っ越してきたドイル一家。母親は新しい町で仕事に張り切っていたが、息子のジョナサンは葬儀屋の仕事がイヤで町中のダイナーでアルバイトを始めるのだった。バイト先でジョナサンは、その葬儀屋の家ではボビー・ファウラーという男が両親を殺したという言い伝えがあることを知るのだった。行方不明のボビーの死体が見つかっていないことから町ではボビーが生きているという言い伝えになっていたのだった。
■感想■
トビー・フーパー監督のゾンビホラー。
脚本は『サスペリア・テルザ』(07年)のジェイス・アンダーソン、アダム・ギーラッシュ。
今作のゾンビは、ジョージ・A・ロメロ系の“リビングデッド”でなく、死んだ人間が謎のカビによって生き返ったゾンビです。多少の知能もあってセリフもしゃべれます。
カビに犯されているだけで、死んでいないかもしれないんで正確には「ゾンビ」ではないのかも??でも確実に死んでいる人間もカビの力で甦っているので、一部は完全にゾンビですけどね。
『悪魔のいけにえ』(74年)のトビー・フーパー監督の作品と思って衝撃的な作品を期待すると、あてが外れちゃいますけど、単純なホラー映画としてみれば、普通に面白い作品です!!
導入部分から中盤までは、ユルユル系でけっこう笑えるようなシーンで和めるので、「今作ってホラーコメディ??」って感じで観れるんですけど、後半のクライマックスは一気に緊張感が高まりホラー度★★★★★みたいな感じで楽しめちゃいます!!
主人公のジョナサンの設定なんですけど、何歳くらいの設定なんでしょうね??演じているダン・バードの年齢から考えて高校は卒業しているくらいの年齢の設定なんでしょうね、多分。
ヒロイン、リズと仲の良い恋人と思っていた男のコがゲイと分かって
「良かった~」
って言うシーンとか、ほのぼのとして観れて、「今作って若者が主人公の青春ホラーなの??」って感じで観れたのに、その後の展開は急転!まさにトビー・フーパー監督の作品って感じで楽しめます!!
最後の展開なんて、まさに1980年代チックな展開で、ちょっと驚き!!
「ハッピーエンドにしてくれないのね・・・」
って、思わずうなっちゃいました!!このラストだけでもプラス10点です!!
普通は、主人公と妹とヒロインで葬儀屋の屋敷を後にして終わりますもんね。そこを許さない今作、スキです!!
あんまり話題になっていなかったような気がしますけど、ホラー映画ファン必見の1本です!!トビー・フーパー監督もこれくらいの作品を撮ってもあんまり評価されないのは『悪魔のいけにえ』が衝撃的すぎだからですよね。
今作の場合、“ゾンビ映画”みたいな雰囲気なのもマイナス要素なのかも??
だってホラー映画ファンだったら
“トビー・フーパー監督のゾンビ映画!!”
って思って期待するな!って言っても絶対に期待しちゃいますもんね。
でも、今作はトビー・フーパー監督の作品ってコトを抜きにして観たら、すごく楽しめるホラー映画になっているはず!! 70点
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