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『テロリストゾーン』フレンチポリス09

2010-09-25 11:33:00 | 犯罪/アクション
テロリストゾーン
OTAGES(2009年フランス)
 監督    デディエ・アルベール
 脚本    ピエール・ルメートゥル
        エリック・プルングノー
 出演    エステル・ルフェビュール、イブ・レニエ
        ディディエ・コーチィ、フランソワ=レジ・マルシャッソン
        カテリーン・ディメーフ

 ■ストーリー■
 部下の交渉人アントワーンと交際していたが、彼の浮気が原因で別れた女性警視アンジェル。そんな彼女に事件の連絡が入るのだった。ビオ・レクステールの研究所で、人質を取った立てこもり事件が発生する。警視アンジェルは、チームを率いて人質解放にあたるのだった。犯人のグループは、研究中の麻酔H1を致死量人質の1人に射ち、身代金3000万ユーロを要求してくるのだった。致死量をうたれた人質が生き残れるタイムリミットは7時間だった。
 一方、研究中の麻酔H1が事件に使われたコトから、その薬の研究に関わった、行方不明の元社員フィリップ・ブロツキーが今回の事件に関与していると思われるのだった。しかし、フィリップの妻によれば、ブロツキーはビオ・レクステールによって、すでに殺されているというのだった。また、人質を解放するよう交渉したアントワーンが、犯人に捕らえられ人質になってしまうのだった。 

 ■感想■
 元スーパーモデルの女優エステル・ルフェビュール主演のポリスアクション。
 今作は、フランスのTVムービーです。
 フランスのTVムービーって、面白すぎ!
 アラン・ドロン主演のミニシリーズ「アラン・ドロンの刑事物語」(2001年)も、当然、フランスのTV作品でしたけど、すごく面白かったです。ストーリーは普通でも、登場人物が死にまくりのハードな展開!TVの作品とは思えない展開でした。
 
 今作もTVムービーと思えないデキ!
 犯人の目的!
 犯人の逃走方法!
 真犯人の存在!
 TV作品とは思えない、練りこまれた脚本!
 劇場映画としても、遜色無い出来上がりです!フランス映画、最高です。どうしようも無い自国の人間しか笑えないコメディ映画を作ると思えば、TV作品で、この完成度!
 すごすぎです!
 人質モノというコトでネタは違いますけど、『シャッター・アイランド』(2009年)より、500倍驚きのトリック!
 
 ヘタなハリウッド作品の人質モノより10000倍面白いです!

 こういう作品が観れるから、未公開映画を観るのを止められないんですよね。
 「イヤ~、本当に面白い!」
 今作の脚本は、イギリス映画のように、ヒネッてあります。
 研究所の人間を人質に取った犯人グループの目的が分かったときには、思わず身を乗り出しちゃいました。TV作品でも手を抜かないストーリーが魅力的です。
 
 ところで、今作はTV作品ですけど、ビデオ録り作品じゃないんですよね。
 やっぱり、刑事物!犯罪物!アクション!ホラー!エンターテイメント作品は、フィルムでないとね!
 こういう作品を観ちゃうと、日本なんて、もうTVドラマ作るの止めて、フランスやアメリカのTVドラマを放映してれば良いのにッ!って思っちゃいますよね。
 地上波も、ドラマを放映してるなら、映画劇場や外国TVシリーズだけ放映していれば良いのに! 70点 
 
テロリストゾーン [DVD]
ピエール・レミトレ,エリック・プラングナード
アメイジングD.C.
コメント
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