『マキシマム・ブロウ』
THE PACKAGE(2012年アメリカ)
監督 ジェシー・V・ジョンソン
脚本 デレク・コルスタッド
出演 スティーヴ・オースティン
ドルフ・ラングレン
マレク・ドブド
ダーレン・シャラヴィ
エリック・キーンリーサイド
クリステン・カー
■ストーリー■
弟のエディがギャングのボス、ダグに借金をしたまま服役したため、トミーは借金を返すため用心棒として働いていた。ある日、トミーは、ボスのダグから、借金をチャラにする代わりにバンクーバーにいるギャング、ジャーマンへある荷物を届けるよう指示されるのだった。相棒とともにバンクーバーへと向かうトミーだったが、謎の集団が彼らを襲ってくるのだった。
■感想■
スティーヴ・オースティン、ドルフ・ラングレン主演のアクション映画!
肉体派のスティーヴ・オースティンと、極真空手の元チャンピオンのドルフ・ラングレンの対決!
もうこの2人の対決が観れるだけで今作は十分です!
ストーリーもスティーヴン・セガール映画のように大したことないですし、結局、銃撃戦と殴り合いをしているだけの作品だけですが、クライマックスにスティーヴ・オースティンとドルフ・ラングレンの対決が観れるんですからそれだけで満足しないと!
アメリカのB級アクション映画ファン必見の1本!
スティーヴ・オースティン主演の作品だと、実は、はるかに『監獄島』(2007年)の方が面白いんですけどね~。
せめて、スティーヴン・セガール映画の常連の監督キオニ・ワックスマン監督の『スティーヴ・オースティン ザ・ハンティング』(2010年)くらいのデキだったら、もっと楽しめたのに・・・。
スタントマン出身のジェシー・ジョンソン監督も監督暦が長いですけど、こういう2人の有名なアクションスターが出てくる華のある作品を撮るには、ちょっと荷が重かったですかね??
ドルフ・ラングレンの極悪ぶりや、暴れん坊ぶりはけっこうていねいに描かれるているのに、主人公のスティーヴ・オースティンがなぜ、こんなに不死身なのか説明不足!ドルフ・ラングレンと軍人仲間だったのは分かりますけど、説明はそれだけ??
ところで、今作の予告編を観たんですけど、スティーヴ・オースティンが運ぶ「荷物」のネタバレしちゃってます。しばらくぶりに最低の予告編を観ました!そこをばらしちゃったら、ダメダメ!いくら2人の対決しか楽しみにしていなくても、そういう細かいネタも楽しみたいですからね。
今作のドルフ・ラングレンは病気という設定のためか、最後の対決シーンは、ちょっと物足りなかったですかね??クライマックスの対決シーンは、もうちょっと長くても良かったかも!60点
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