『フェアーゲーム 毒蛇マンバ』(劇場題:『フェアーゲーム』)
FAIR GAME(1988年イタリア)
監督:マリオ・オルフィニ
脚本:リディア・リヴェラ
マリオ・オルフィニ
原案:マリオ・オルフィニ
制作:マリオ・オルフィニ
音楽:ジョルジオ・モロダー
出演:グレッグ・ヘンリー
トルーディ・スタイラー
ビル・モーズリィ
■ストーリー■
1年間に1か月間、交尾期にホルモンの影響で猛毒を出し凶暴になる毒蛇マンバ、この蛇を使ってジーンは、ある計画を立てていた。
その計画とは、マンバを使って別れた恋人エヴァを殺す計画だった。ジーンはマンバをヘビ売りのフランクから買うと、まずフランクを殺害する。そして、エヴァの家へと向かうのだった。
ジーンは、エヴァの部屋の鍵を返すことを口実に家にやってきて、部屋の鍵を外から壊し、彼女の家に閉じ込め、ブラックマンバを秘かに放ち殺そうとするのだった、、、。
■感想■
1988年のイタリアのスリラー映画。
閉じられた空間でのサスペンス映画です。でも少し低予算すぎかも??
映画のストーリーが、つっこみどころいっぱい!!なのが残念。
とてつもなく広い家に住んでいるエヴァ殺すのに毒蛇を放つって、あまりにも偶然に頼りすぎでは??
とにかく家が広い!!
荷物がないのもありますが、どう見ても120㎡はありそうな家!!
広い!広い!
ブラックマンバの行動をパソコンのモニターで監視するって、どういうつもり??
パソコンのモニターで監視してても、マンバがエヴァを襲うかどうか分からないのに。
確認のためにエヴァに無言電話何回もしてますけど、何回も電話してたら、履歴が残って疑われるのでは??
ジョルジオ・モロダーの音楽の影響か、あまりイタリア映画を感じさせてくれない、、、。
ランニングタイムが82分と短いのですぐに終わっちゃいます。
イタリア映画だから観ているので、もっとイタリア映画っぽい方が良かったのに、、、。
ブラックマンバが出てくる映画と言ってまず思い出されるのが1980年のイギリス映画『恐るべき訪問者』。
オリヴァー・リード、クラウス・キンスキーと言った俳優たちの方が存在感ありすぎで、印象的すぎて、ブラックマンバの恐怖があまり感じられなかったという記憶だけが残った作品でした、、、。
こちらもランニングタイム92分と短め、、、。主な舞台も家の中と今作と似てるような気もほんの少しだけしちゃいます、、、。