『レフト 恐怖物件』
YOU SHOULD HAVE LEFT(2020年アメリカ、イギリス)
監督:デヴィッド・コープ
脚本:デヴィッド・コープ
原作:ダニエル・ケールマン
出演:ケヴィン・ベーコン
アマンダ・セイフライド
エイヴリー・エセックス
コリン・ブルメノウ
ロウリ・アン・リチャーズ
■ストーリー■
裕福な銀行家セオは歳の離れた女優の妻スザンナと6歳の娘エラとイギリスのウェールズの田舎へ別荘を借りバカンスにやってくる。セオはスザンナと結婚する前にキャロラインという女性と結婚していたが、帰宅するとお風呂場の浴槽でキャロラインが死亡していたという事故に遭っていて、殺したのではないかと疑われたことがあった。裁判では無罪になるものの世間的には疑われたままだった。セオは、近所の雑貨屋に買い物に行くと、店の主人から丘の上の家に住んでいるのかと聞かれ、返事をすると三角定規を渡されるのだったが、、、。
□■□「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズ原作者ダン・ブラウンのファンは読まないで。けなしてます。□■□
■感想■
デヴィッド・コープ脚本&監督のホラー映画。
出演は、ケヴィン・ベーコンにアマンダ・セイフライド。
デヴィッド・コープは面白い作品から、つまらない作品まで本当に色んな作品の脚本を書いています。
代表的な作品をあげると、『トイ・ソルジャー』(1991年)、『カリートの道』(1993年)、『ミッション:インポッシブル』(1996年)、『エコーズ』(1999年)、『スパイダーマン』(2002年)、『シークレットウィンドウ』(2004年)、『インフェルノ』(2016年)、『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』(2017年)、、、。
さて、今作は面白い作品か、そうでないのか、、、、。
残念ながら、大したコトない普通のホラー映画でした、、、。
今さらなんですが、デヴィッド・コープは大作向きで、こういうこじんまりした作品ではあまりこれと言った特長を出せる脚本家ではないのでは??
でも、大作でもあまり面白くない『天使と悪魔』(2009年)や『インフェルノ』の脚本がありましたけど、あれは原作が非常につまらないからという意見も、、、。
主演のケヴィン・ベーコンが製作者として作品に関わっています。
原作が良かったのか、俳優として演じたい役だったのか、分からないですけど、どうだったんでしょう??
ごくごく普通のホラー映画で、観たコトしか記憶に残らなさそうな作品です!!
10年後に、今作のコトを聞かれたらあまり記憶に残ってないかもしれない?
ストーリーも、ラストのオチくらいしか言えないかも、、。
ゴアシーンもなく、特に怖いシーンもないので、ファミリーで観て全然大丈夫な作品ですが、面白さ的には、わざわざ家族で観なくても良いかも??
ホラー映画度 ★★
スリラー映画度 ★
ミステリー映画度 ★★★
基本的にホラー映画ファンがターゲットなんでしょうけど、もう少しホラー映画っぽいか、またはミステリー映画的要素が強くても良かったかもしれないです。
ランニングタイム98分と短めの作品ですが、あと10分くらい短くても良かったかも??