『ブラック・リッジ』
LET IT SNOW(2017年ジョージア、ウクライナ)
監督:スタニラス・キャプラーロフ
脚本:スタニラス・キャプラーロフ
オムリ・ローズ
出演:イヴァンナ・ザクノ
アレックス・ハフネル
ティナティン・ダラキ
■ストーリー■
2017年ジョージア、グダウリ、スノボーを楽しむカップルは子どもにぶつかるが、子どもが息をしていないので逃げてしまうのだった。
3年後、旅行に来たカップル、ミアとマックスはスノボーを楽しむために雪山のジョージア・スキー・ホテルへやって来る。ブラックリッジに滑りに行こうとするがホテルのロビーで、ブラックリッジでは経験豊富なライダーたちが行方不明になるので柵が立てられ立ち入ることもできないと言われるのだった。2人はヘリコプターで行こうとするのだった。ホテルの受付係は5日目にも夫婦で来ていた客の夫が行方不明になり遺体で発見されたばかりだったはのデブラックリッジにはいくなと忠告するのだった。しかし、マックスはミアにプロポーズしようとブラックリッジに行きたがり、2人はヘリコプターで向かうのだった。
ブラックリッジで滑り出す2人だったが、殺人鬼が現れ襲ってくるのだった、、、。
■感想■
雪山で殺人鬼に襲われるヒロインを描くジョージア、ウクライナのスリラー映画。
珍しいジョージア、ウクライナ映画。
「うーん、、初めてかも??ジョージア映画」
最近、同じように珍しい国の作品を観た気が、、、。
考えたら、グアテマラ映画の『ラ・ヨローナ 彷徨う女』(2018年)を観たときも同じく珍しい国の作品を観ましたって書きましたね、、、。
『ラ・ヨローナ 彷徨う女』は社会派映画なのか、ホラーなのか良くわからない作品でしたが、今作『ブラック・リッジ』は、ごくごく普通の純粋なスリラー映画です!!
ジョージア、ウクライナの作品って知らなかったらオーストリアかノルウェーかスウェーデンの作品って思っちゃうくらいです!!
ランニングタイムも86分とすごく短めで観やすいです!!
だれる暇もなく、あっというまに全然盛り上がらないクライマックスへ、、、。
盛り上がらないし、どうせなら、あと10分短くても良かったかも??
主人公のカップルがホテルの受付の担当者から、何度も行かないように忠告されていたのに、行っちゃうのであまり感情移入できないのもスリラー映画としてはマイナスポイントです!!!
「バカか、この2人!!」
そう思ってるから、ブラックリッジでスノーモービルに乗った犯人に追われても、ざまーみろ!!って!!(そこまでは思わないですけど、、、)
ところで、今作の犯人ですが、 自分の子どもを殺したスノーボーダーでなく、同じ場所に来たスノーボーダーを殺すのってどうなの??
って思っちゃいますが、それを言ったら『13日の金曜日』(1980年)もそうですよね、、、。
主演のイヴァンナ・ザクノはプロのスノーボーダーに特訓を受けたそうです。なるほど滑れないと映画にならないですからね、、、。
でも、そんなに滑るシーン必要なかったかも??映画的にも下手な設定でも全然OKだったような気が、、、。