『パーフェクト・ワールド 世界の謎を解け』
CHERNOVIK(2018年ロシア)
監督:セルゲイ・モクリツキー
脚本:マクシム・ブダリン
デニス・クリシェフ
原作:セルゲイ・ルキヤネンコ
出演:ニキータ・ヴォルコフ
ユリア・ペレシルド
エフゲニー・ツィガノフ
セヴィリヤ・ヤノシャウスカイテ
オルガ・ヌロフスカヤ
■ストーリー■
ゲーム「クラウドタワー」製作チームのリーダー、キリルは恋人アンナに誕生日のサプライスプレゼントをするのだが、誕生日はすでに昨日で過ぎていたのだった。アンナにふられたキリルは会社でのパーティのあと、家に帰ると見知らぬ女性レナータが住んでいた。警察を呼んで部屋に部屋は模様替えされ、壁紙や家具などもすべて変わっていた。追い出されたキリルは翌日会社へ行くが、社内の人間は彼を知らないというのだった。家族に電話するものの最初はキリルを覚えていたものの会うときにはまるで忘れてしまっていた。
キリルは部屋に帰りレナータに事情を聞こうとするが、レナータは脅すためにキリルが持っていたナイフを自分に刺し死んでしまうのだった。逃げ出そうとするキリルは隣人に殴られ気絶。クラブで酔っぱらって暴れた若者と思われ、警察の車両の中で起きるのだった。釈放されたキリルはスマホに登録されていたルートの案内で円柱状の建造物の塔にたどり着くのだった。
その建物には死んだと思われたレナータがいて、キリルに彼は生まれ変わったと説明するのだった。
キムギムは最も最も有効的な世界で、この場所は世界の交差点で、キリルは検閲官だといのだった。キムギム以外の世界にもこの塔はつながっており、キリルの能力で行くことが可能だというのだった。
今までいた現実世界では殺人犯のキリルはしぶしぶ検閲官として塔で過ごすことに。
アントンという男とアンナがキムギムの世界へ行くため塔へやってくるのだった。キムギムの白バラ館で、キリル同様機能者のローザに会ったキリルは機能者となって不死身になって仕事をするため、みんなの記憶から消えてしまったと説明するのだった、、、。
■感想■
『ナイト・ウォッチ』(2004年)、『デイ・ウォッチ』(2006年)の原作者セルゲイ・ルキヤネンコ原作のSci-Fi映画。
映画はストーリーで書いた内容よりまだまだ進んで、検閲官の上司の管理官が出てきたり、本当の目的はアルカンとう世界を見つけることらしく、、。
この世界の安定のためにアルカンを見つけると思っていたら、実はアルカンの世界は過去なのに、下書きの世界が他の世界??
Sci-Fi小説とかあまり読まないので書いててても、良くわかりません、、、。
ストーリーもあまり深く考えないで、雰囲気で楽しんで観る作品ってコトで良いんでしょうか??
検閲官になった途端、超能力者になってしまう主人公??
検閲官になってもらうだけなら、こんな風に追いつめなくても良い気が、、、。
しかもラストは、続く!ってどういうコト??どうやら今作の原作には続編があるらしいので、続きは続編の映画化作品を観てねということだと思うのですが未だに映画化されていないようなので、ここで終了!
「えー、、中途半端なラスト」
なぜ、主人公の周りの人々の記憶を変えられるのか?多分、写真とか記憶媒体まで、。なぜ?
説明がないなら、Sci-Fi映画でなく、もはやファンタジー映画か、ホラー映画になっちゃいますー。
歳をとらなくなり不死身になって、元の世界の人々と時間の流れが違うから、慈悲とか言われてますが、説明になっていない、、、。
説明不足な上に、最後は続く、、。
何が起きているのか分からない主人公よりも観ている観客の方が状況が分かっていない、、。
マトリョーシカ型の兵器のヴィジュアルとかが素晴らしいのに、、。
すごーくSci-Fi映画が好き!
ロシア映画が好き!
という映画ファン向けでしょうか??でもZ級のアメリカやカナダのSci-Fi映画よりはオススメかも??