『HELLWEEN ヘルウィン』
TRICK(2019年アメリカ)
監督:パトリック・ルシエ
脚本:トッド・ファーマー
パトリック・ルシエ
出演:オマー・エプス
エレン・アデア
クリスティーナ・レイエス
ジェイミー・ケネディ
トム・アトキンス
■ストーリー■
2015年ハロウィン、ニュヨークの人口4400人のベントン、ハロウィンパーティで楽しんでいた若者たちの1人でカボチャのマスクをつけていたパトリックが突然暴れだし、5人の仲間を殺すのだった。シェリルの反撃にあい、パトリックは病院に運ばれるのだった。病院での治療のあと隙をついて保安官や医師を殺害し、保安官に追いつめられ、その場にいたシェリルを人質にするがシェリルが頭突きをして、パトリックを突き放し、保安官デンヴァーとジェーンが発砲し、パトリックは7メートル下に落下し、凍った川に逃げ込むのだった。そして、低体温症で生きてはいないだろうと決定づけるのだった。
しかし、2016年ハロウィン、ニューヨークのリバートン、顔にメイクをした男が6人が殺される事件がのだった。その後、 2017年、ニューヨークのハドソンヴィレッジ、ハロウィンで惨殺事件が起きるのだった。毎年、パトリックが逃げ込んだ川のそばの町にパトリックは現れていた。2018年、ハロウィン前日、ニューヨークのシェイディクリーク、毎年起きている連続殺人事件を捜査することになったFBIのスウィフト捜査官とメンデス捜査官ががパトリックに襲われ殺されてしまうのだった。
2019年ハロウィン前日、ニューヨークのベントン、目をくり抜かれた死体のそばに血で”デンヴァー”の文字が書かれており、パトリックが帰ってきたことが分かるのだった。
■感想■
毎年、ハロウィンの季節の現れる殺人鬼を描くホラー映画。
犯人が、あまりにも神出鬼没すぎて、なおかつ、最初の2015年の時点で死んでいそうなので、なんとなくオチはわかっちゃうんですけど、それでも、すごーく面白かったです!
周りからパトリックは死んだから、模倣犯の仕業では??と言われているのに、主人公の保安官だけ、「犯人はパトリックだ!」
と言い張って、執拗に事件を捜査してるのに、、、。
このオチ、大好きです!
良くある、B級C級作品かなぁ、、と思っていたら、ちゃんとした俳優も出演して、撮影もちゃんとしているエンターテイメント作品でした!!
すごーく観やすい!
面白い作品って、観やすい!
観るのが苦痛でない!!
2019年の【シトヘス・カタローナ国際映画祭】で最優秀作品賞””にノミネートされました!!なぜ、こういうコトを宣伝に使わないんでしょう??
今作のうたい文句が”『ドラキュリア』『スクリーム』『ハロウィンIII』『ジェイソンX』のスタッフ&キャストが贈る!”って、、、確かにそうなんですが、、。
今作もGEO先行レンタル(2021年9月22日)作品で、レンタルしてくれただけでも、すごーくウレシイんですが。
2018年にFBIの捜査官が2人殺され、2019年には保安官まで殺しちゃってますけど、、警官殺しは大変なはず!!
リメイク版の『ロボコップ』(2014年)でも、何でもしそうな悪党も警官殺しは嫌がってましたよ、、確か。
簡単にFBI捜査官や保安官殺しちゃ、大変なことに、、。
FBIの捜査チーム組まれて、1大捜査が始まっちゃうのでは??
トム・アドキンスが出演しているのに、全然活躍しないとか少し残念な展開もありますが、、。
ジェーン保安官ですけど、同僚のグリーン捜査官がクレーン船で罠にかかったときの対応、どう考えても間違っているのでは?
抜かなくても大丈夫な大きさの刃物だったら、そのままそうーと運ぶのもアリかもしれないですけど、あんな大きな刃物が刺さったのをワザワザ抜いて、病院まで自分で連れていくってどうなんでしょう??状況説明して救急車呼んだ方が良かったのでは??
あと、ラストの展開も、、。
FBI捜査官を2人殺して、保安官数人殺してて、これだけの連続殺人犯なんだから、自分たちで捕まえなくても(実は、捕まえる気なんてなくて殺したいんでしょうけどねぇ、、)、、FBIがちゃんと捜査して犯人を捕まえてくれるのでは??
まぁ、エンターテイメント映画だから、この展開で良いんでしょうねぇ、。
■日本語吹替版キャスト■
デンバー :大塚 智則
ジェーン :大谷 理恵
シェリル :川端 泰
トロイ :原田 大詩
ニッキー :衞藤 碧衣
パトリック :鷹野 玄武
スティーブ先生:宮内 隆臣
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