『EMMA/エマ 人工警官』
EMMA(2016年)
監督:アルフレッド・ロット
脚本:マノン・ディリス
セバスティアン・ル・デレジル
出演:ソレーヌ・エベール
パトリック・リドレモン
スリマーヌ・イェフサ
サブリナ・セヴク
ヴェネッサ・ラーレ
■ストーリー■
フレッドのもとに配属された新人警官エマは、犬と散歩していた女性の殺人事件を、とてつもない分析力であっという間に解決する。またエマは人並みはずれたすごい運動能力を持っていた。
エマのことを疑問に思ったフレッドはエマのことを調べ始めるのだった。
■感想■
前回、南アフリカ共和国のスリラー映画『EMMA/エマ デッド・オア・アライブ』を記事にしたので、”エマ”つながりで、今回はフランスのSci-Fi映画『EMMA/エマ 人工警官』を記事にします。
Sci-Fi映画というか、TVドラマ2エピソード分を合わせた作品でした。
面白くなければ違うチャンネルにされてしまうTV作品ということで、楽しく観れました。ちょっとだけ長いですけど。
TVシリーズのパイロット版と第2話のみ、長編にした海外輸出用作品なんでしょうか??
本国フランスで2016年に2エピソードのみ放映されただけみたいです。
海外(ヨーロッパ)のドラマで良く2エピソードのみとか、3エピソードのみみたいなドラマがあるんですが、どういう放送形態なんでしょう??
アメリカの1970年代は良く、TVシリーズのための第1話(パイロット版)のみ長編で、その評価(視聴率??)でドラマ化されましたが、現在のヨーロッパはどうなんでしょう??
アメリカのTVムービーで言うと
「追跡者」(別題:「追跡者ハリーO」)のパイロット版は2作品作られ、2作目のパイロット版のみ「追跡者」(1974年)がTV放映されました。1作目のパイロットフィルム”Such Dust as Dreams Are Made On”(1973年)はTV放映されないまま、、。
TV放映時の日本語吹替音声つきで「追跡者」ブルーレイ化してくれないでしょうか??
パイロット2作品もつけて、、。
「事件記者コルチャック」の主人公の設定を作家にしたようなロイ・シネス主演のホラードラマ『怪奇!戦慄の怪人 オカルトショック』(1973年)は、自分はけっこう好きな作品でしたが、ドラマシリーズ化されず。
レナード・ニモイが超能力を持ってしまったレーサー(元レーサー?)を演じた『ザ・オカルトハウス 対決!超能力の男vs悪魔の化身』(1972年)もシリーズ化されず!
レブ・ブラウンがキャプテン・アメリカを演じた『爆走ライダー 超人キャプテンアメリカ』(1979年)は続編のTVムービー”Captain America II: Death Too Soon”(1979年)が作られたもののシリーズ化されず。
キャシー・リー・クロスビーがタイトルロールのヒロインを演じた”Wonder Woman”(1973年)は未放映のまま。
TVシリーズにならなかったパイロット版は、数多くありました。
ルイ・ジュールダンが魔物と対決する精神科医を演じた『鏡と悪魔』(1969年)、『悪の祭典』(1969年)
超能力者が事件を解決する『怪奇!超自然の眼』(1972年)
地球そっくり(アメリカそっくり)の惑星に不時着した宇宙飛行士を描く『惑星テラ』(1973年)
アル中で事故死した神父が悪魔を払うよう舞い戻ってくる『ブルー・ファイア』(1977年)
宇宙人の子孫で超能力者が活躍する『超能力100万ボルトの瞳』(1977年)
コミック物『超能力探偵マンドレイク 連続爆破事件に挑む奇跡の魔術』(1979年)
自分の趣味で、ヒーロー物ばかりあげてしまいましたが、刑事物や弁護士物とかでも、パイロット版のTVムービーだけで終わった作品かなりありますよね、、。
今回も、全然違う内容で字数かせぎしちゃいました。
TVのパイロット版でもOKっていう方には、十分面白く観れるかと、、。
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