『セブンスフロア』
THE SEVENTH FLOOR(1994年オーストラリア)
監督:イアン・バリー
脚本:トニー・モーフェット
原案:ブルース・トロスト
ジョン・サクストン
ショーン・グッドウィン
スティーヴ・マシューズ
出演:ブルック・シールズ
加藤 雅也
クレイグ・ピアース
リンダ・クロッパー
ラッセル・ニューマン
■ストーリー■
事故死した夫の会社の共同経営者だったケイトは会社で経営に携わるが、同じく共同経営者のビビアンに疎ましく思われていた。ケイトは資金難のため、会社の倉庫を改装して部屋として貸すことにする。会社の日本人プログラマー、サトウミツルに貸すことにするのだが、その頃から不審なことが起き始めるだった、、。
■感想■
ブルック・シールズ出演の制作費300万オーストラリアドルの低予算映画。
ブルック・シールズの出演料はいくらだったんでしょう??
観ている間、ずーと気になっちゃいました。
今作と10年くらい違うので単純に比較できないですけど、1982年のオリビア・ハッセー、スティーヴ・レイルズバック出演の低予算Sci-Fi映画の制作費が『スローター・ゲーム』の製作費が250万オーストラリアドル。『スローター・ゲーム』のリメイクが2014年のドミニク・パーセル出演の『ジェノサイド・ゲーム』です。
ドルフ・ラングレン主演のマーベルコミックを映画化したオーストラリア映画『パニッシャー』(1989年)の製作費が900万ドル(オーストラリアドルでなくアメリカドルで)。
1994年頃の作品と比べると、アメリカ、イギリス合作のオーストラリア映画、話すブタの映画『ベイブ』(1995年)の製作費が3,000万ドルです(こちらもアメリカドルで)。
今作は、ソフトが東映ビデオから出ていたので、てっきり豪華なVシネマかと、ずーーーッと思っていましたが、劇場公開している作品でした。
ヒロインのケイトが、共同経営者(株主?)エドの車に乗っているシーンがあるんですが、右ハンドルなので、、おや?と思っていたら、オーストラリア映画でした、、。
日本、アメリカの合作と思っていたら、アメリカ映画でなくオーストラリア映画でした。
勘違いに次ぐ勘違い!
しかも、25年以上勘違いしてました!!
IMDbによると、オーストラリア映画になっています。あれ、日本がない、。
東映が、海外と合作で作ったと思うんですが、、。
製作者も日本人も入ってるし、。
今作の登場人物のモラルが今と違いすぎ、、。
ヒロインのブルック・シールズと仲の良いエドは、ブルック・シールズのコトが嫌いな共同経営者(株主?)ヴィヴィアンとHしちゃうし、、。ブルック・シールズも部屋を貸したヒロインも加藤雅也演じるサトウとHしちゃうし、、。
全員、1970年代のジェームズ・ボンドのような下半身の節操なさ、、(本当はそこまでひどく無いですけど、、。)
登場人物が少ないので、話の展開上もですけど、1番怪しい人物が犯人です。
Z級ではないですけど、C級くらいでしょうか??
今観ると、展開ゆっくりすぎです。
当時は、こんな感じが普通だったんでしょうか??
B・シールズの出演料が気になっちゃう度 ★★★★
登場人物少ない度(サスペンスとして) ★★★★
加藤雅也怪しすぎ度 ★★★
でも、最後はなぜかサスペンス映画がホラー映画に、、。
あの電話は要らなかったのでは??
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