『エリザベス∞エクスペリメント』
ELIZABETH HARVEST(2018年アメリカ)
監督:セバスチャン・グティエレス
脚本:セバスチャン・グティエレス
出演:アビー・リー
キアラン・ハインズ
カーラ・グギーノ
マシュー・ビアード
ディラン・ベイカー
■ストーリー■
天才生物学者ヘンリーはエリザベスと結婚してハネムーンを兼ねて郊外の豪華な屋敷へやってくる。
ヘンリーがヘネムーン中にも関わらず仕事で家を空けなければならなくなり、エリザベスは絶対に入っちゃダメと言われていた部屋に入ってしまうのだった。その部屋には自分と同じ姿をした女性が横になっていた。
様子がおかしなコトから部屋に入ったことがばれ、ヘンリーに殺されてしまうのだった。翌日、屋敷にやってきた使用人のクレアと、ヘンリーの息子オリバーはエリザベスの死体を埋めるのだった。
□■□ネタバレ少しあり□■□
映画の性質上、あることをネタバレで記事を書いています。
なーにも情報なしで観た方が面白いので、観てから読んで!!
■感想■
セバスチャン・グティエレス脚本&監督の描くSci-Fiスリラー映画。
セバスチャン・グティエレスは監督作は『人喰い人魚伝説』(2000年)、『ブラッド』(2006年)。
脚本昨では『ゴシカ』(2003年)、『スネークフライト』(2006年)、『アイズ』(2008年)とホラー系の作品が多かったので、ほとんど観ているのですが、、、。
最近は『スーパーポルノスター エレクトラ あなたのお悩み解決します!』(2010年)、『トラブルナイト in L.A.』(2011年)と普通のジャンル(コメディ系??)を監督しているので観ていないままです。
今作も、いつか観よう!いつか観よう!と思っているうちに、レンタル開始が2019年4月なので、あっという間に4年以上経っちゃいました、、。
2024年1本目の記事は、以前観た作品でなく、つい最近配信終了間際との情報で観た『エリザベス∞エクスペリメント』を記事にします。
【シッチェス・カタロニア国際映画祭】2018年 作品賞 ノミネート
【SXSW映画祭】2018年 アダム・ヨーチホーンブローワー・アワード ノミネート
知らなかったー、【】でノミネートされていたの、、。知っていたらもっと早く観ていたのにッ!!
DVDのパッケージのストーリーにも、どこのサイトでも多分ネタバレしていると思いますが、エリザベスはクローン人間です!!
映画の冒頭から登場してくるのは6人作られたうちの4人目という設定です。
完全なSci-Fi映画なのですが、なぜか、Sci-Fiチックにならず、普通のドラマに、、、。
1976年のスペイン映画のようにSci-Fi映画の要素を使った恋愛映画にもならず、普通のドラマに、、、。
豪華な部屋の内装、美術セットなどを撮りたかったのか無駄なシーンがすべてのシーンで少しづつ長めに撮られていて、ランニングタイム109分!!
長すぎ―!!75分くらいだったら、すごーくテンポが良くなって面白く観れたのに、、。
ところで、博士の屋敷に聞き取りに来た刑事をオリバーが殺しちゃうんですが、刑事の車もあるし、来る前に報告もしているだろうし、あそこで殺しちゃうシーンがあるのはオカシイです。絶対に捜査の手が及ぶはず!!
最後まで、そんな描写はないですけどねー。
刑事はあのまま返さないとオカシな描写になっちゃいます!!
職務中に刑事が行方不明になるなんて、大事件ですよねー、、、。
このシーンだけでワースト脚本賞を狙いと言っても過言ではないはず!!
クローンのエリザベスを作った博士も殺したがっていて、登場人物おかしすぎでは??
60人作ったならまだしも、6人作って、1人目、2人目が実験失敗、3人目もあんな状態で、4人目を殺したがってるって、すでに異常者のレベルに達しちゃってますよー。
途中、実験をやめようとしたり、人間らしい一面も描写されていますが、結局異常者になっちゃてます!!
ヘンリー博士もオカシいので、オリバーも当然オカシな状態に、、(ネタバレしませんが、、)
このおかしな登場人物たちと、ほとんどが家の中という限られた空間で描かれるので、ヨーロッパ映画なの??と思うくらいです。ロケはコロンビアだそうですが、、。
Sci-Fi映画度 ★
ホラー映画度 ★
登場人物おかしい度 ★★★★
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