秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

ダイヤモンド

2006-03-23 | シチの目
質屋でお金を融通してもらいたい時、たいていの人はダイヤモンドを思いつくでしょう。実際そこそこのお値段で購入されていますから、せめて半分ぐらいはと期待してのれんをくぐられます。

悲しい哉、確実にはじき出される値段は、ダイヤがついている枠のプラチナや金の重さだけです。
あとはピンからキリまでのダイヤ次第でプラスアルファ。

ダイヤモンドはランクによって国際流通相場が確立していますから、ランクが確かなものならばおのずと値段ははじきだされます。

ふつう婚約指輪で贈られるダイヤは、給料3ヶ月分。
1キャラット以上の重さのいいダイヤをお持ちの方は少ないことになります。

まばゆいばかりの輝きに目がくらみ、ついフラフラッと買われたダイヤ、0.3ctまでならほとんどお値段がつきません。

ほとんどの宝石屋のライトはハロゲンランプか強力な白熱灯の光です。
自然光のライトを用意している店もありますが、とても外の光とは似てもにつかないしろものです。

特にダイヤモンドとパールを見るのに良い光は、午前中の北の窓から入るあの淡い光とされています。

店の外で見せてもらいにくいでしょうから、せめて窓際でとなると、窓のある店舗がいいということになります。

婚約指輪は給料の3ヶ月分って、決めたのはデビアスという世界のダイヤ流通を牛耳るシンジケートです。
もう3ヶ月に惑わされず、例えそれが10万でも100万でも、予算は男性の精一杯の気持と努力で十分です。

だってそれがすごいお宝にはなり得ないんですから。

言霊の幸ふ国

2006-03-23 | 世情雑感
昨夜はこの記事書くよりも、WBCで世界一となった王ジャパンの凱旋帰国のニュースにくぎづけ。ひいきチームが勝った後のように、何度も何度もチャンネル変えて見てました。ひさしぶりにうれしい出来事でしたね。

王監督は嘘がないのが素晴らしいと以前イチローが言ってました。
世界一の監督にするために頑張りたかったという松中。
福留はここ一番で使うぞとこそっとささやかれ奮い立ったそうです。

皆に慕われる王監督も立派ですが、選手それぞれのコメントを聞いていて感心しました。

イチローは中川大臣も言ってたように、いろんなカードを秘めた人ですね。
発言の一つ一つがよく吟味されていて、その時々の自分の立場をわきまえている。
年齢に関係なく、やはり一芸を極めた人は人格も練れてるのでしょうか。

さて、「はじめに言葉ありき」に戻ります。
昨日ミミーさんもコメントに書いてくださいましたが、日本は言霊の幸ふ国です。

言霊とは、辞書によれば、言葉に宿っている不思議な霊威。古代、その力が働いて言葉どおりの事象がもたらされると信じられたとあります。

言葉に霊力を認めるからこそ、うかつに外に出すのを恐れ、「もの言わば唇寒し」となったのでしょう。

最近のニュースで知りましたが、わが子を叱る若いお母さんが、「殺すぞ」とか「死ね」とか簡単に口にするそうです。

20年ほど前に、北斗のケンシロウの「おまえはもう死んでいる」はセンセーショナルでした。

しかし昨今のバラエティ番組の、特に浜ちゃん、「死んだら」とか「殺すぞ」はいただけませんね。
これだけ大きな影響力をもった立派な芸人さんなんだからわきまえてほしいと切に望みます。