これはからし巻き。宮城県の特産だそうで、この度初めて口にする機会を得ました。ネットを介して出会ったマンデーさんのブログに載ってたのをみておねだりしました。
名前もさることながら、辛いと聞いていたので、まず周りの二人が食べるのを見届けてから。
口に掘り込んだまま、顔を真っ赤にして、涙流して…
恐る恐るチャレンジしたけど、あまりの辛さに耐え切れなくて。
包んでいるシソの大葉をはずし、大根との間にたっぷり挟んであったからしを取り除いていただきました。
からしの辛さにシソの風味が加わり美味でした。
手の込んだお漬物です。
このからしを見て昔を思い出しました。
からしとわさびは今でこそチューブに入ったものを使うことほとんどですが、子供の頃は粉末で缶に入っていました。
その時々に使う分だけ皿に取り分け、水を入れてよく練ります。
そしてしばらく置いたほうが辛さがますので、お皿を逆さにして待ちました。
いつからチューブオンリーになったのかなぁ?
それと時期を同じくしてマスタードが食卓に上がるようになったのかも。
からしとマスタードの違いってご存知ですか?
からしはアブラナ科からし菜の種を油抜きしてすりつぶしたもの。
マスタード(洋からし)は、西洋からし菜の実を干して粉末にしたもの。
香辛料の種類の豊富さは食文化のバロメーターなんだそうですよ。