少林寺拳法の6大特徴の一つに、「組手主体」というのがあります。一人で踊っているわけでもなく、手や体を貸していただいて、ペアになって練習する形態のことです。
昨晩の第3回目少林寺拳法教室は、練習生同士がペアになって、突きの練習をしました。
講師の先生が前にいて、その人の指導の下に体を動かしていくのとは異なり、仲間同士で手を貸し借りしあうことで、横のつながりが緊密なものになります。
パワーヨガなどでも、先生のことはよくわかっても、横で練習してる人がどんな人だったかよく思い出せませんもん。
せいぜいこんばんわといった挨拶程度で、人は人、自分は自分ですから。
守口三郷道場は、練習後の飲み会も熱心ですから、さらにパワーアップ。
たとえストレッチであっても、相方の押す力や引く力、スピード、呼吸の間隔などが異なるのがわかります。
見る、聞くを超えて肌で触れ合うことは、人の隠されたコアなものまでさらけ出す所があります。
相性がいい、悪いを横において、人の多様性を実感します。
自分を認めて欲しかったら、他人の異質性も許容しなけりゃぁね。