ためになる話も聞いたしりからどんどん忘れていく。
講演が2/25でしたから、すでに2日過ぎたということは・・・
記憶に残っているのをご紹介しますが、時間経過したため私自身の思いも混じってしまっています。
①珈琲カップを想像して、手のひらに書いてみましょう。
黒板にいくつかの絵を書かれて、どれに当てはまったかを挙手を求められました。
斜め上からの写実的なものであったり、真横からみたカップの図柄であったりするのは普通です。
それを真上から見たり、あるいはカップの中から見上げた○なんてのも。
どれが正解ということはありません。
どれもそれなりに正しい。
少し視点を変えるだけで、ものごとは全く違って見えたりします。
いろんな見方・考え方があるのを知って、その中で私はこうだといえるといいなと思います。
海外旅行は、そうした習慣・考え方・風土の違いを体感するのにいい方法で、これが旅の魅力のひつなのかもしれません。
②アメリカの心理学の実験での話です。
小学校3年生の教室で、テストとその答えのプリントを配布。
後で採点するまで答えを見てはいけません。
先生は他の部屋で待機し、その教室に戻るときは必ずノックしますといって退室。
しかし教室には隠しカメラを設置し、外部より観察できます。
教室に戻った先生は、答えを見た人は正直に名乗り出なさいといいますが、ほんとは答えを見たのに、見ていないと嘘をつく子は何パーセントか?
10%未満、20%、30%、半分、70%、80%のどこかでまた挙手を求められました。
どこで手を挙げるか。
私は20%で挙手しましたが、だいたいの人は50%までで手を挙げ終えた感じでした。
その中で70%のところで活きようようと挙手した女性。
この日、黒田先生が連れてこられた論語の講師の方でした。
そして結果は、黒田クロ先生のお話によればこうです。
このパーセントは普段自分がどの程度嘘をついているかを物語っているそうです。
この講師の女性はどんな面持ちで結果を聞かれたのでしょうね。
嘘も方便という言葉をそのまま実践してる人もいれば、
真っ正直な人も、
センミツ(千に3つしかほんとのことを言わない)人も・・・
③挨拶の仕方で決めること
ある工事現場の監督は、朝一番の挨拶でその日の仕事持ち場を決めるそうです。
危険を伴う現場では、何かことがあったときに「アブナイ!」とまわりに注意を促すことが大事です。
すぐに声が出るというのを重視します。
そのため朝の「おはよう」を元気よく声を出せるか否かが決め手となるんだそうです。
これに付随して、手を挙げるという行動も、自信なさげか、堂々とかは腕の伸び方にあらわれます。
自分の心は知らず知らずの内に行動にあらわれていると。
結局は自分の心が決めていることだと。
100年に一度の不況、ピンチはチャンスです。
この変化を嘆いていてもしょうがない。
変化の時にこそ飛躍のチャンスもうまれるということを忘れてはいけないし、心の持ち方一つ、ものの見方、視点を変えることで開けてくることも多い。
この度の講演は、どなたも身を乗り出して聴いているのがよく分かりました。
お話のテンポも早く、面白かったし、お説教じみてもいないし、それでいて終わった後気持ちよかった。
いくらいいお話でも、最後くら~い気分になるのは嫌ですもんね。