高島ビレッジですみながし染めのハンカチ作ったあと、すぐお隣の淡海酢の店をのぞいてみました。
もともと酢は好きです。
酢で流し台がきれいになるということは、きっと体内もでしょう。
お試しで、生姜酢買ってみました。
ついでにフルーツビネガーとアドベリービネガーのストレート小瓶も。
安曇川で特産品開発として栽培するにあたり、ニュージーランドから輸入し育てられたボイズンベリー。
これを安曇川町にちなんでつけられた名前がアドベリー。
ちょっとググッてみると、淡海酢(たんかいす)さんは江戸時代後期に創業。
問屋業の傍ら酢醸造業も営んでいた本家より酢醸造業だけをもらい独立されたようです。
比良山系の伏流水を原料とし防腐剤や着色料、香料などの添加物を使わない手作り品です。
淡海といえば、思い出す人名があります。
それは
淡海三船
神武天皇から元正天皇までの天皇の漢風諡号を撰進された方です。
いつもこの漢風諡号みて実に興味深いなと思っていたからです。
例えば「神」がつく3人の天皇
漢風諡号 和風諡号
神武天皇 始馭天下之天皇(はつくにしらすすめらみこと)
崇神天皇 御肇國天皇(はつくにしらすすめらみこと)
または御間城入彦五十瓊殖天皇(
みまきいりびこいにえのすめらのみこと)
応神天皇 譽田天皇(ほむたのすめらみこと)
…ホムダワケ、実は生前に使われた実名だったとする説も
Wikiによれば
淡海 三船(おうみ の みふね)722-785 大友皇子の曽孫
「若いときに僧侶であったこともあり、外典・漢詩にも優れていた。『経国集』に漢詩5首を載せ、現存最古の漢詩集『懐風藻』の撰者とする説もある。
また、『釈日本紀』所引「私記」には、三船が神武天皇から元正天皇までの全天皇(弘文天皇と文武天皇を除く)の漢風諡号を一括撰進したことが記されている。
また、779年(宝亀10年)には鑑真の伝記『唐大和上東征伝』を記した。
『続日本紀』前半の編集にも関与したとされる。」
764年恵美押勝の乱の際、三船は造池使として近江国にいて押勝の進軍を妨害する。
その功によって従五位下より正五位上へ昇叙、勲三等の叙勲を受け、近江介に任ぜられる。