東日本の河川決壊による洪水被害、心よりお見舞い申し上げます。
あまりにも無残な状況が映し出され心が痛みます。
10日は茨城の鬼怒川、そして11日は宮城県の渋井川。
この先も いつどこで起こりえるかわかりません。
記憶にない初体験の未曾有の気候変動は他人事ではありません。
ニュースではあまり放映されないけど福島原発は大丈夫かな?
気候変動(Climate Change)は世界各地に多くの爪あとを残しています。
毎週金曜夜は少林寺拳法の稽古終えたら皆で喜楽へ。
昨夜はなぜか超満員で他のお客さんもなかなか帰らない。
あの大雨被害で多くの人が心折れたのかしら・・・
それにしても何でかな?
今日は何の日や?
と言う話になりました。
9・11 といえば NYのテロの日、
それだけでもなさそう。
そして今朝、こんなニュースが。
[リヤド 11日 ロイター]
サウジアラビアの巡礼地メッカで11日、イスラム教の聖地カーバ神殿がある聖モスクに向かってクレーンが倒れる事故が発生し、サウジアラビア当局によると少なくとも107人が死亡、238人が負傷した。
民間防衛当局の責任者は、強い雨風によって木々が倒され、現場付近のクレーンに支障が出たと説明した。またモスクの広報担当者は、巡礼者が居合わせたモスクの一部に倒れたクレーンが直撃したと話した。
世界最大のモスク「マスジド・ハラーム」
世界中のムスリムは、カアバ神殿のある方角に向かって礼拝を行います。
黒い立方体の建物が「カアバ神殿」と呼ばれるイスラム教最高の聖地で、最高神は月の神、御神体は黒い石・黒曜石。
扉がついていますが中は空っぽらしい。
★訂正追記
東南角に、もともとカアバ建造物だった黒曜石が置かれてるだけで、他には何もない空洞。
現在外側が黒い建物であるのは、キスワという黒い布に覆われているからで、毎年交換される。
数年前から拡張工事のため大型クレーンが設置されていた。
9月21日に始まる大巡礼「ハッジ」のため、世界各地から多数のイスラム教徒が訪れていた。
この日は恒例の金曜礼拝が行われており、居合わせた信者に被害が出た。
★9/15追記
In Deepさんの9/14の記事より引用
「この倒れたクレーンは、2011年に起ち上げられた巡礼施設の改修プロジェクトで使われていたもので、所有するのは、キングアブドラ・ビン・アブドゥル・アジズという、ビン・ラディン・グループが所有している会社だ。
このグループは、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロの首謀者であるオサマ・ビン・ラディンの財産を使い、家族により作られた建設会社だ。」
そのオサマ・ビン・ラディンが、事件から 14年後の 2015年の 9月11日に、今度は、イスラム教徒の最大の「聖地」で起きたこのような事件と共にその名前が出てくるというのは、偶然は偶然にしても、不思議な感覚があります。