朝6時開館で15分前に行ったらすでに20人目。
ちょうど6時に太鼓6つが鳴り響き
時の知らせも聞くことできた。
ただ今保存修理工事中。
道後温泉本館のラッピングアートは
火の鳥「再生の物語」
神の湯だけが利用できて改装中です。
建物の裏側から入場できます。
女湯の湯船には、スクナヒコナが宝珠を持った石像がありました。
撮影禁止で画像紹介できなくて残念。
台座の養生湯釜銘
無嘉志與理多延努奈我麗母佐良耳麻太和幾伊豆留湯廼志留志乎叙淤母布
万葉仮名?
読み下すと
むかしより
たえぬながれもさらにまた
わきいずるゆの
しるしをぞおもう
ー出雲尊福
道後温泉本館、とてもいい湯でした。
★追記 10/21
旅館に内湯もなく、「湯治場」でした。最大の観光客は「四国遍路」さんでした。差別語になりますが、本館の前に「外湯」があり、「牛馬湯」とか「乞食湯」とか呼ばれていました。
一茶に句に「寝ころんで蝶泊らせる外湯哉 一茶」があります。
近代まで道後温泉本館は武士と神官・僧侶が入湯できましたが、一般人は別の浴場でした。皮膚病その他の病気の人は「養生湯」が指定されました。もっとも、日本中の温泉場はそんなものでした。道後の宿屋も「木賃宿(きちんやど)」「遍路宿」が殆んどで、米か薪持参で宿泊すると歓迎されたということです。