秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

ロンドン塔のカラスとシロクマと

2014-09-12 | 旅 イギリス
ロンドン塔で大事にされてるカラス、公式サイトから画像いただいてきました。
ふつう3-4時間は見学に要するのを、クラウンジュエルズだけみてすぐ外に出たのでであえなかったから。
このワタリガラスには言い伝えがあります→こちら



どうやらこの古びた塔が、有名な《ブラディ・タワー》のようです。
入場するための行列ができてます。
「ロンドン塔の二王子」少年王エドワード5世とその弟ヨーク公が幽閉された場所です。
1483年を最後に消息を絶ち、シェイクスピア史劇の影響もあり、
二王子はリチャード3世によって暗殺されたものと信じられてきました。
真実は今も闇の中。

ブラディ・タワーはサー・ウォルター・ローリーが13年間に渡って監禁されていた場所でもあります。

ヘンリー3世の時代、この塔はテムズから場内に出入りするための水門だったようです。

隣接する《ウェイクフィールド・タワー》
1220年から1240年の間にヘンリー3世の居城として建てられた塔。
薔薇戦争中に幽閉されていたヘンリー6世が殺害された場所であるともいわれています。
中は拷問器具が展示されているらしいが見てません。





このシロクマは作り物です。
画像はありませんが他にサルのオブジェも見かけました。

13世紀の初め(日本では鎌倉時代)、時の王様ジョン王はロンドン塔内でライオンを飼っていました。
後継者のヘンリー3世が、ヨーロッパの君主たちからヒョウ3匹,ホッキョクグマとゾウ1頭ずつを贈られました。

シロクマは魚を捕るのにロープにつながれてテムズ川を泳いだ時にはロンドンの全市民がその見せ物を楽しむことができたそうです。
後年さらに外来の動物が加えられ、動物園はエリザベス朝時代から一般公開されました。
1830年代に市内のリージェント・パークの新しい動物園に動物が移され、王室の動物園は閉じられました。








テムズ川からみたロンドン塔。



自分の国の歴史ですらちゃんと把握してないのに、よその国の歴史ならなおさら。
学生時代の世界史で断片的に聞いたことある事象や人名が出て来て、
へぇ~そうだったのかと興味は尽きませんでした。

興味おありの方は→波乱の歴史を物語る建造物 ロンドン塔


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