帰りの高速船より竹生島(ちくぶしま)を撮影しました。
琵琶湖周航の歌の4番
♪瑠璃の花園 珊瑚の宮 古い伝えの竹生島
仏の御手(みて)に 抱(いだ)かれて
眠れ乙女子 やすらけく
メロディーといい歌詞といいそそられますでしょう。
竹生島は古来、信仰の対象となった島で、神の棲む島とも言われています。
しかし近畿圏で暮らしてても行くのはちょっと面倒。
奥琵琶湖にある小島なので船で渡らないと行けません。
遠隔地のかたは興味がないと生涯訪れるチャンスがそうそうあるものでもないでしょう。
ということで、ちょっと詳しくレポートしておきます。
今朝8時に守口を出発、第二京阪から京滋バイバスを経由して北陸道・長浜ICで降りました。
竹生島クルーズの船は10:15発の30分前には長浜港に到着しました。
約30分ぐらいの乗船で、往復2980円はちょっと高い。
JAFカードを提示すると1割引です。
長浜の港を出航して、白いホテルなどの建物左側に長浜城。
地図から判断して、城後ろに見える山がおそらく金糞岳。
白い建物群の右後ろが伊吹山、竹生島の由来する山山ゆえ次回で触れます。
琵琶湖は竹生島あたりが最深部で約120メートルぐらい。
水の色も神秘的です。
昨日ネットサーフィンしてたら、「竹生島の恐怖」というタイトルで、
このあたりは水深80mぐらいに水平に回流する流れがあるという。
水難事故に遭うと水死体が上がらない場合、この回流に取りこまれぐるぐる廻ってるんだと。
水温が低いので腐敗もしないで、半永久的に。
ところが台風などで琵琶湖が荒れた場合、この回流が乱れ時に死体が浮上してくる云々。
この水の色を見てたらありえそうでちょっと怖かった。
さらに検索してると、
「北の葛籠尾崎との間には湖底遺跡があり、水深70mほどの湖底から多数の土器が引き揚げられている。
この土器は非常に古く、且つ時代の幅も大きいもので、縄文時代早期から弥生時代、果ては中世にまで及ぶと考えられている。
このような遺跡は世界でも類がなく、沈積原因は今なお大きな謎に包まれている」
やっぱり歌詞にあるとおり「古い伝えの竹生島♪」
いよいよ上陸 ←クリックで拡大
土産物屋さん数軒並ぶ参道を行くと、入島料400円を払う関所があります。
鳥居左手に瑞祥水があります。
御本尊大弁才天様の御託宣により平成14年11月に掘られた霊泉です。
一枚岩盤の島で、湖中の小島での井戸工事は前例が無いところの難工事であったにもかかわらず、
水深100mよりさらに130m深い湖底地中より涌き出るそうです。
竹生島入島記念チケットの裏には島内案内図と
琵琶湖八景「竹生島」について以下一文が印刷されています。
奥琵琶湖の湖面に伝説とロマンに満ちた島影をなげかけた竹生島は
謡曲「竹生島」に
緑樹影沈んで 魚木に登る気色あり
月海上に浮かんでは 兎も波を奔(カケ)るか 面白の島の景色や
とあるように、島全体が緑につつまれ遠望すると、
まるでマリモを湖中に浮かべたような感がある。
島は周囲2km、海抜197.6m 全山花崗岩でその上を亜熱帯性のかつ葉樹が覆っている。
謡曲「竹生島」のあらすじ
「竹生島参詣に出かけた人物が琵琶湖湖畔で、老人と女の乗った舟に同乗させてもらって、春の湖上を眺めながら竹生島へ着くが、老人と女は人間ではなく、琵琶湖の龍神と竹生島の弁才天だった。
弁才天は神徳を説き、龍神は宝珠を授ける。」
続く
琵琶湖周航の歌の4番
♪瑠璃の花園 珊瑚の宮 古い伝えの竹生島
仏の御手(みて)に 抱(いだ)かれて
眠れ乙女子 やすらけく
メロディーといい歌詞といいそそられますでしょう。
竹生島は古来、信仰の対象となった島で、神の棲む島とも言われています。
しかし近畿圏で暮らしてても行くのはちょっと面倒。
奥琵琶湖にある小島なので船で渡らないと行けません。
遠隔地のかたは興味がないと生涯訪れるチャンスがそうそうあるものでもないでしょう。
ということで、ちょっと詳しくレポートしておきます。
今朝8時に守口を出発、第二京阪から京滋バイバスを経由して北陸道・長浜ICで降りました。
竹生島クルーズの船は10:15発の30分前には長浜港に到着しました。
約30分ぐらいの乗船で、往復2980円はちょっと高い。
JAFカードを提示すると1割引です。
長浜の港を出航して、白いホテルなどの建物左側に長浜城。
地図から判断して、城後ろに見える山がおそらく金糞岳。
白い建物群の右後ろが伊吹山、竹生島の由来する山山ゆえ次回で触れます。
琵琶湖は竹生島あたりが最深部で約120メートルぐらい。
水の色も神秘的です。
昨日ネットサーフィンしてたら、「竹生島の恐怖」というタイトルで、
このあたりは水深80mぐらいに水平に回流する流れがあるという。
水難事故に遭うと水死体が上がらない場合、この回流に取りこまれぐるぐる廻ってるんだと。
水温が低いので腐敗もしないで、半永久的に。
ところが台風などで琵琶湖が荒れた場合、この回流が乱れ時に死体が浮上してくる云々。
この水の色を見てたらありえそうでちょっと怖かった。
さらに検索してると、
「北の葛籠尾崎との間には湖底遺跡があり、水深70mほどの湖底から多数の土器が引き揚げられている。
この土器は非常に古く、且つ時代の幅も大きいもので、縄文時代早期から弥生時代、果ては中世にまで及ぶと考えられている。
このような遺跡は世界でも類がなく、沈積原因は今なお大きな謎に包まれている」
やっぱり歌詞にあるとおり「古い伝えの竹生島♪」
いよいよ上陸 ←クリックで拡大
土産物屋さん数軒並ぶ参道を行くと、入島料400円を払う関所があります。
鳥居左手に瑞祥水があります。
御本尊大弁才天様の御託宣により平成14年11月に掘られた霊泉です。
一枚岩盤の島で、湖中の小島での井戸工事は前例が無いところの難工事であったにもかかわらず、
水深100mよりさらに130m深い湖底地中より涌き出るそうです。
竹生島入島記念チケットの裏には島内案内図と
琵琶湖八景「竹生島」について以下一文が印刷されています。
奥琵琶湖の湖面に伝説とロマンに満ちた島影をなげかけた竹生島は
謡曲「竹生島」に
緑樹影沈んで 魚木に登る気色あり
月海上に浮かんでは 兎も波を奔(カケ)るか 面白の島の景色や
とあるように、島全体が緑につつまれ遠望すると、
まるでマリモを湖中に浮かべたような感がある。
島は周囲2km、海抜197.6m 全山花崗岩でその上を亜熱帯性のかつ葉樹が覆っている。
謡曲「竹生島」のあらすじ
「竹生島参詣に出かけた人物が琵琶湖湖畔で、老人と女の乗った舟に同乗させてもらって、春の湖上を眺めながら竹生島へ着くが、老人と女は人間ではなく、琵琶湖の龍神と竹生島の弁才天だった。
弁才天は神徳を説き、龍神は宝珠を授ける。」
続く
このたびは、長浜に来ていただきましてありがとうございます。ブログを楽しく拝見させていただきました!
「長浜観光協会」の「長浜に来られた方のブログ」(http://www.nagahamashi.org/blog.php)と、
「びわ湖・近江路観光圏」の「びわ湖・近江路を訪れた方のブログ」(http://ohmiji.jp/kuchikomi1.php)、
そしてブログコミュニティサイト「コブログ」の「旅ブログ」(http://dp10063051.lolipop.jp/ko-blog/)では、
長浜・湖北・湖東のことを書いていただいた貴重なブログをサイト上で紹介させていただき、これからこちらに来られる方の参考にしてもらいたいと考えています。
そこでもしご了解していただければ、こちらのブログ記事「瑠璃の花園 珊瑚の宮 古い伝えの竹生島♪」をリンクさせて頂きたいので、コメントかメール(info@e-ohmi.net)でお返事をいただければ嬉しいです。
また、このブログのおじゃまをしてしまいました場合は、たいへんお手数ですがこのコメントの削除をお願いいたします。
仕事早い!!
さすが滋賀の観光のお仕事されてる方はパンフといい取り組む姿勢が違いますね。
リンクページ拝見してびっくりしました。
拙ブログでお役に立てるのならどうぞリンクお願いいたします。
不適切な部分見つかりましたらお知らせいただくとすぐに修正しますので、あわせてお願いいたします。
長年のブロガーとして、
少しでもどこかでどなたかのお役に立てたり、
読んでよかったと思っていただけることを心がけて発信してるつもりです。
この竹生島紀行は後半がありますので、またご覧いただくとうれしいです。
ご連絡ありがとうございます!早速リンクさせていただきました。
「長浜観光協会」の「長浜に来られた方のブログ」(http://www.nagahamashi.org/blog.php)
「びわ湖・近江路観光圏」の「びわ湖・近江路を訪れた方のブログ」(http://ohmiji.jp/kuchikomi1.php)
「コブログ」の「旅ブログ」(http://dp10063051.lolipop.jp/ko-blog/list.php)
お時間のあるときにでもご確認ください。
竹生島の後半も楽しみにしております!
またぜひ長浜へいらしてくださいね☆ありがとうございました。
面白くて楽しいですねぇ(笑)
でも、Facebookのように気軽にup出来ないから・・
一長一短がありますねぇ
琵琶湖汽船の船賃が高いのは私も同感です。
実は社長が同級生なんですよ。
同窓会をミシガンでやろうと提案しても乗ってくません、身銭を切るのがわかっているからかなぁ(笑)
まっ仕事は真面目にやっているようですがね。
次回にあった時には高いと言う声があったことだけ伝えておきます。
雇われ社長だから無理かな!(^^)!
あちこちにリッチなお知り合いおられますね。
このブログは匿名ではありませんしフェイスブックも同じこと。
同じ記事を2回書くのも面倒だし、違う人格で書き分ける器量もないし…
最近わかったことに、記事投稿してフェイスブックにも公開するというボタンがありました。
公開非公開を使い分けるというのも微妙です。
なんとなくFBではウンチク語るとうざがられそうな気がして。
弁天さまも光を放ってらっしゃるようだし。
もし琵琶湖が干上がることがあれば、
日本史は確実に変わると思います。
母なる琵琶湖だったと。
琵琶湖が常世国だったと。
船神を安曇川~琵琶湖の発祥とするホツマツタヱの正しさも証明されるかと。
もちろんそんなことがあっちゃマズいので、琵琶湖の水中考古学の本格的調査に期待したいところです。
でもいつになるやら・・・。
いやさかさんが波うさぎについて書かれていたその由来となった島なんですよね。
20代の頃から、北琵琶湖や余呉湖は気になるところでした。
いつか行きたいと何度も地図を眺めてたのに、長浜観光以外チャンスが訪れなかったのでした。
それにしても、よりによって竹島が今話題沸騰中の折。
竹と島の間に「生きる」が割入る島へ行けたということはちょっと感慨深いです。
さて琵琶湖就航の歌は京大の前身3高ボート部の学生歌ですよね?
なんで古い伝えの竹生島は珊瑚や瑠璃なんだろうと不思議に思ってました。
調べてたら、浦島太郎の歌には2種類あって、よく知られてない方に竜宮城を描写した内容が一緒だとかかれてありました。
なんでここを竜宮城と見なすんだろうと、そこで行き詰ってました。
なんとホツマに古代の歴史として語られているのですね。
きっとありえると思えました。
あの水の色は神秘的でいろいろ内包しているのを感じさせます。
以前朝鮮半島との仲をとりもつのは道主貴たる宗像三女神の役目と書きました。
そのための竹島であってほしいものです。
道主貴たる宗像三女神。
やっぱり700年頃までは、北九州におおきな勢力あったのだろうと思えました。
いやさかさんはちょうどその玄界灘をみて育たれたのですよね。
博多は若い頃に1度行っただけなので、興味も関心も違ったこの年齢で行って見たくなりました。
瑠璃と聞いて薬師って思ってしまいましたよ。お歌出てくるワードのようですね。
でちょうどこの前伝えたい事ありましたのが葛という字なんですけど、これって濁っちゃいけないんだと思いますよ。クスなんです。クスというと薬ですよね、いいお水です!薬玉調べていて気付きました。神酒の杉玉もかな?
で道主命って多分こういう所好きですよ。
この前行った場所には道部ってあって来たなあと。三番そうです。
竹生島の帰りで多分3人ほど食中毒になり、その次の日草津で診察して貰い、その後沙沙貴神社で復活への道標を感じ導いてくれたみたいですね、今考えると。その後多賀にもいけたんですよね、伊豆山でも多賀さん行っていましたし。
どうも前日比叡山で修行した二人だけは食中毒にはならずに済んだんようにも思います。
竹生島を挟んで比叡山と葛籠尾崎と安土城あたりと多賀もどうも父系の気配あります、彦根もですけど。
洞窟ありそうに思うし、湖水の中の遺跡も気になりますね。マキノから渡りましたけど、あっちも気になります。竹生島には舞台と懸け造りないかな?洞窟のキーワードと連動します。
うららさまが訪れた東北にもないかな?
翡翠の勾玉とっても安く頂いてきましたのも思い出しました。次の船までの時間が短いので次回はゆっくりあの島を体感したいですね。