秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

お猿さんの顔をされた神様「大行事権現」から「大行事水」水の社へ導かれた

2014-12-13 | 古代史のミステリー
豊臣秀吉は比叡山焼き討ち後の日吉大社の復興に力を入れました。
幼名は日吉丸であだ名はサルでしたから。


日吉大社の東本宮本殿左後ろに、大物忌神社があります。
大山咋神のお父さんの大年神を祀っていると書かれてあります。
その大年神のお姿は お猿さんのお顔で、山王曼荼羅にも大行事権現として描かれていると。




西本殿の楼門右手には、


お参りした時はちょうど前で猿回し大道芸の人だかりで見えませんでした。

なんで猿の顔なんでしょう、なんかきっと意味がありそうな…

大行事権現 また知らないお名前が出てきました。
【大行事】とは
1 大法会の際に指揮する僧。
2 滋賀県日吉神社の山王二十一社の一。大行事権現。


日吉大社の元旦早朝の5時から行なわれる「大戸開神事」には、
京都の片山能太夫による「日吉の翁」が奉舞されるらしいです。


さらに検索を重ねていくと、なんで猿かはわかりませんでしたが
大行事水というのを発見。

琵琶湖の考湖学 第2部29
水の社「日吉大社」清らかな祈りの循環  より一部抜粋

東本宮本殿の後ろには大山咋神の父神とも言われる大年神を祀る大物忌神社があり、この背面の山裾から大行事水(大物忌神社の旧称)と呼ばれる、清冽な清水が湧き出ています。
大物忌神社本殿の周囲をよく観察すると、かつては、この大行事水を本殿の周囲に切られた石敷きの溝に引き込み、本殿を一周させていたことがわかります。
大物忌神社を一周した水は一段下の東本宮に至り、本殿を一周した後、途中で「亀の井」と呼ばれる井戸の水をあわせ、下段にある樹下神社本殿に向かいます。
樹下神社本殿の床下には「霊泉」と呼ばれる井戸があり、ここからあふれ出た水は、東本宮から流れてきた水と合わさり、樹下神社本殿を一周した後、比叡山から流れる大宮川に流れ込みます。
<中略>
地から湧き出る大行事水や霊泉の水。霊山比叡山から流れ下る大宮川の水。いずれも神聖この上ない水を、さらに、上七社の神々が清め、そして人々の住まう里に送り、さらに水の髪が住まう琵琶湖に返す。
このような、水への信仰と祈りの神々により構成されているのが、日吉大社なのです。

(財団法人滋賀県文化財保護協会 大沼芳幸)


それらしき画像拝借してきました。
今度はこういった観点で日吉大社再訪したいと思います。

2 コメント

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猿のお顔の山車 (りひと)
2017-12-09 11:06:20
この神様祀られていたの発見した事あります。水神さんとも考えられますね。また石で水路なら境界の神にも祓いの水神とも思います。なるほど。

神社の神幸祭でも、写真撮っていてまさか私の苦手な神功皇后?ってビクビクしてたんですけど笹だかに隠れていた顔が見えてほっとお猿のお顔で安心しますた。その姿がそうとは知りませんでしたよ。

山神の水神さんでお猿さんは男なんじゃないかな?と。だって山の神は女なのでその方が相性いいはず。

ちょうど良いタイミングでランキングに出てきたのもありがたいです。山の神のお世話していたら巫覡はお猿さん?神じゃない可能性もありますね。補佐役、補佐役って今日本ではすっかりトラブルメーカーになってます。かき乱す事しかできない。仲介業もそう。ならば直販のがアレルギー持った子の親としても安心です。

正しい補佐役の復活を期待します。お猿さんは期待しちゃいますね。山神さまには必要ですよ。おまけに女性は山神さまから嫌われるんでお猿さんが必要なのかもしれませんね。6469
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自分でも不思議 (りひと)
2018-04-20 11:45:29
ありがとうございます。
こんな風に書いていたんですね。
父の縁あるお寺にも関係あると思うし、また双葉葵の石碑が写真にも見れたので日本橋の日枝お旅所も関係ありそうですね。山王信仰でしょうか?

あと、仲介業とか巫覡とかについて書いてますね。そうそれも今とリンクする。かもよりさんとな相性が良い巫覡を探しますね。お猿さんなのもなんか理解は出来てしまいますね。

で今思ったのが樹下を回るって表現、お水をお社の周りに流すことで穢れをなくすというのもありそうだけど木の周りって考えるとお水いっぱい出てきそうですね。

その時期で色々気になるところも違うのは面白いです。で問題はうららさまがコメントしてくれて今ここにきているので今日何かを得ないと行けないんだろうなあと。

不思議の時間が出来た今、何を情報として入れなきゃいけないのか?探ってみます。1790
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