A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

ポカポカする音楽~イーグルス「ロング・ロード・アウト・オブ・エデン」

2007年11月03日 20時58分12秒 | こんな音楽も聴くんです
(前項10/1から続く)それはじわじわやってきた。朝のワイドショーやインターネットで、そのバンドが再結成して28年ぶりのオリジナルアルバムをリリースするというニュースが流れ出した。ラジオでも1stシングルがかかりまくっていた。カントリ―調のノリの良い曲だった。私の心はポカポカまったりムードに満たされた。
彼らの代表作「ホテル・カリフォルニア」を聴いたのは中学生の頃だった。厚いギターサウンドとコーラスが印象的だったが、私はパンク少年を気取っていたため、熱心に聴くことはなかった。ドラマー以外がステージ前に一列に並ぶ演奏風景もかぐや姫みたいでダサイと思った。
しかし後になって思うと、中学時代を象徴する曲は「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」ではなく、「ホテル・カリフォルニア」なのである。あの哀愁のメロディーと陰影のあるジャケットがあの時代の友だちと共有出来る思い出なのである。
そして今、グレン・フライ、ドン・ヘンリー、ジョー・ウォルシュ、ティモシー・B・シュミットの4人による二枚組CD「ロング・ロード・アウト・オブ・エデン」がリリースされた。これが滅法良いのだ。デビュー曲「テイク・イット・イージー」を想わせる「ハウ・ロング」をはじめとしてなんにも変っていない往年のイーグルス・サウンドを聴かせる。二枚目は10分を超えるタイトル・トラックなど多少毛色の違う曲が多い。どの曲も落ち着いていて酒を飲みながら聴くのに最適だ。
常に自分の好きな音楽に関わり年を重ねてきた彼らはいわばオヤジの理想像であろう。
そういう私も立派なオヤジの仲間入りだが。

イーグルス
カリフォルニアまで
長い道

今日髪の毛をブリーチしようと思う。

(c) Mickey
コメント
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