A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

灰野敬二+藤掛正隆@入谷 なってるハウス 2007.11.1(thu)

2007年11月02日 21時39分41秒 | 灰野敬二さんのこと
なってるハウスは初めてだ。下町唯一のジャズ・バーとしてモダンジャズからフリー系までユニークなアーティストが出演している。西のin F(大泉学園)、東のなってるハウスという趣だろうか。灰野+藤掛デュオは、横浜のStormy Mondayと並んで、なってるハウスに定期的に出演している。どちらも自宅(灰野さんは東伏見、藤掛さんは練馬)からそこそこ遠いのだが、何故この2つのライヴハウスに出演することになったのだろうか?
なってるハウスはちゃんとステージがあり落ち着いた雰囲気のハコだ。予約をしていたので最前列に座ることが出来た。ステージにはジム・オルークのとき同様、3台のエアシンセと黒いテレキャスがセットしてある。
20分押しでライヴスタート。右が藤掛さん、左が灰野さん。始めはG&Ds。もう何度も共演している二人だから阿吽の呼吸の演奏。灰野さんは「七つの子」「かなりや」と哀秘謡を織り込みつつオリジナルの歌を聴かせる。次にエアシンセに移りElectronics&Dsに。一見似合わない組み合わせだが、藤掛さんのダイナミックなドラミングでトランス的高揚感が生まれる。ちょっとフルートを吹いて第1部終了。休憩中に灰野さんはギターにカポタストを2個取り付けている。
第2部は第1部の続きでフルートでスタート。フルートを吹きながらオリジナルの歌を歌う。床に座り込んでギターを弾く。キーボードのように両手をネックの上からタッピングしユニークな音を作り出す。カポを外し、立ち上がって激しいインプロ。途中で観客の女性が飛び入りするハプニングもあった(この気さくさが下町なのか?ちょっと焦った)が、演奏は途切れることなく続く。最後はケルティック・ハープの爪弾きで静かに終了。なってるハウスの雰囲気も含めとてもアット・ホームなムードがあり、気持ちよく酔えた夜だった。
それにしても一週間の内に3回も灰野さんのライヴを観たが、どれも素晴らしいものだった。55歳にして灰野さんは絶好調だ。

灰野さん
藤掛さんとも
いいコンビ

ジャズのライヴハウスでは日本酒を頼むことにしている。

(c) Mickey
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CDのレベル

2007年11月02日 01時25分20秒 | どーでもいいけど
最近、CDの録音レベルが昔に比べて高くなっているのに気がついているだろうか?「いい音」を追求するために、最大限のレベルで収録されているCDが多い。そのため私のCDプレイヤーでかけると、曲が一番盛り上がるところでリミッター(圧縮)がかかったように、音が小さくなってしまう。CDプレイヤーのせいだろうか(CD-Rも焼ける優れもの)。アンプのせいだろうか(20年前に買ったもの)。皆さんにはそういう経験はないでしょうか?

CDの
レベル高過ぎ
ノリきれない

i-podに入れると大丈夫なのでもっぱら愛用している。

(c) Mickey
コメント (2)
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