A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

朝生愛@三軒茶屋 a-bridge 2007.11.11(sun)

2007年11月11日 20時43分44秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界
朝生愛さんのソロライヴ。共演はミワサチコというフォークシンガー。16:00開演というレイトアフタヌーンライヴだ。場所は三軒茶屋のビルの屋上にある昭和風のお洒落なカフェ。中古の家具や自作のテーブルがアートな空間に置いてある。ライヴスペースもあるが、パイプ椅子だったりしてなんだかな~。
愛さんが先の出番。ライヴスペースの後ろが窓になっていて高速道路やビルが見える。まだ外が明るくいつもと雰囲気が違う。ジーンズの茶色のジャンパー姿。いつものように弱音のギターとヴォーカルがしんみり心に滲みる。途中で非常ベルが鳴り響くハプニングはあったが、「ラヴェンダーエディション」「カモミールのプール」各3曲ずつ、計6曲30分のライヴだった。途中でテンポが変ったり曲が止まりそうになったり、やはり緊張しているようだった。先日のライヴの時の借りはまだ返せなかったということか。
この儚げな佇まいに限りなくしなやかな意志を秘めているのが彼女の魅力だ。

朝生愛(アソウアイ)
"あさうむあい"と
変換し

か弱きモノには計り知れない力が隠れている。
(c) Mickey
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チャットモンチー「生命力」

2007年11月11日 02時00分33秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界
今日からTsutayaでチャットモンチーのレンタル開始ということで朝イチに行ったらまだ未入荷だった。代わりにWhiteberryのベスト盤を借りてきた。Whiteberryは北海道出身であり、デビュー曲はJitterin' Jinnの「夏祭り」のカバーだったということを初めて知った。
昼過ぎにもう一度行くと「生命力」が入荷していた。チャットモンチーは四国は徳島の出身である。デビューアルバムの「耳鳴り」も聴いていたが、ちょっとオルタナの入ったガールトリオで歌がキュートで好きだった。
セカンドの「生命力」もサウンド的にそんなに変化はない。シングル曲が5曲入っていて、リリース前にNHKの「トップランナー」やTV朝日の「ミュージックステーション」等にもしっかり出演していたのでプロモーションはバッチリ、大ヒットアルバムになった。
しかし彼女たちの曲は結構ヘンだと思う。「シャングリラ」は字余りだし、妙なコード進行の曲もある。女子オルタナ専門のBENTENレーベルあたりから出ていてもおかしくないところもある。それでもこれだけ多くの少年少女の心を掴むのは、等身大の女子の心を描いた化粧っ気のない歌詞と邪心のない素直な曲作りなのだろう。多少ぎこちないリズムセクションと角が引っ掛かるようなパワーコードのギターがラウドに響き、柔らかいコーラスに包まれたロリ―タ風のヴォーカルを脳のど真ん中へしっかりと伝える。シンプル一発。それが身上。
それにしてもWhiteberryの「夏祭り」は強力だった。浴衣でロックだもんね。無垢な生命力に溢れていた(どっちのノレビューだ?)。どちらも地方出身のバンド、早くから成功を収めたところも共通している。果たしてチャットモンチーは生き残れるか。

夏祭り
生命力を
漲らせ

いろいろ御託を並べずにはいられない私のようなオヤジには眩しすぎる。
(c) Mickey
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