A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

象も踊る~Mix Market「しあわせのエレファント」

2007年11月16日 23時36分02秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界
Mix Marketは東京で活動する女性Vo+男性Gx2,B,Dsの5人組のパンクバンドだ。1998年に結成され、初期はスカ・パンクをやっておりPotshotに気に入られていたらしい。3年振りにリリースした4thアルバムが「しあわせのエレファント」。これがとても気に入っている。多少スカの要素もあるが、基本はストレートなパワーポップ。メロディが良く、いきものがかりをロックにしたような感じ、といえばニュアンスが伝わるだろうか。ツインギターを効果的に使ったアレンジもいいし、Vo.のYuttyの甘えるような声は魅惑的で聴きやすい。オープニングナンバーの「モンスター」での♪トゥットゥルルル♪というコーラスが繰り返されるところは、木村カエラの「Scratch」の一曲目「L.drunk」のシロホン(木琴)がミニマルに鳴り続けるキャッチーさを髣髴させ秀逸。スピードナンバーばかりじゃなく、「ライヴ~僕らの地球~」という曲では感動的なロッカバラードを聴かせる。ジャケットの象もカラフルでいい。
思うにこれはリンドバーグだ。明るくてポップでパワフル。もちろんリンドバーグほど歌詞は単純じゃないし売れ線でもない。でも個人的には彼らに通じる可能性を感る。
自分たちのインディレーベルelephant musicからのリリースだが、この音はメジャーでも充分通じると思う。
Pink Elephantといえば「ヴィーナス」のショッキング・ブルーのレーベルだ←豆知識だよっ(by桜塚やっくん)。

スカビート
ピンクの象が
踊りだす

象のジャケットといえば1970年日本ロック界のアシッド・セッション、フード・ブレインの「晩餐」や、エルヴィス・コステロの「アームド・フォーセス」などが思い起こされるが、どれもヴィジュアル的に面白い。これからは象の時代か?

Mix Market HP
コメント
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