A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

サンヘドリン@青山 月見ル君想フ 2007.12.5(wed)

2007年12月06日 23時47分06秒 | 灰野敬二さんのこと
「月見ル君想フ」とは妙なネーミングだが、青山外苑前にあるライヴハウスだ。2
フロアーに分れていて吉祥寺のStar Pine's Cafeにちょっと似ている。ステージ
が高く観易かった。今日は「ULTIMATE MUZIK!」というイベント。出演は3組で、
トンコリ(カラフト・アイヌの民俗楽器)&ディジリデュー&Key&Ds&映像のエス
ノアンビエントなセッション・グループOKI +GOMA +エマーソン北村+沼澤尚 with
迫田悠、ジャズロックの4人組nenem、そしてサンヘドリン(灰野敬二×ナスノミツ
ル×吉田達也)。最初のバンドも人気があるらしく結構動員があった。
先日灰野+ナスノ+石橋英子のセッションを観たばかりだったのだが、改めて違
いを実感した。サンヘドリンはあくまで3人対等のパーマネントなトリオ・グルー
プである。灰野さんがリードする部分もあるのだが、他の二人(特にナスノさん
)も前面へ出てきてサウンドの流れを変化させていく。灰野さんは今回もよく歌った。3人のヴォーカル・
アンサンブルも聴けて興味深かった。暴力的に爆走するだけではなく、引く所は
引いてしっとりと聴かせる。全体が中断されることなしに大河がうねるように進
行していく。その流れに身を任せていれば音楽の深淵を垣間見ることが出来る。45
分という短いステージだったのが残念だった。この3者の音楽的含蓄を余すところ
なく味わうためにはもっと時間が欲しい。来年はワンマン・ライヴの実現を強く
希望したい。

三つ巴
有機音楽
サンヘドリン

楽屋で灰野さんに頼まれていた11/7 Plan Bのハーディーガーディー演奏のCDRを渡し
た。またCDの音源として使ってもらえるかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする