A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

MO'SOME TONEBENDER@渋谷 AX 2007.12.6(thu)

2007年12月07日 21時49分08秒 | ロッケンロール万歳!
「死に物狂いでリズムを刻め」と題されたレコ発ツアー。新作「C.O.W.」がハウス/テクノ色の強い作品だったから、ライヴもレイヴ風のノリを持ったアッパーなものになるかと想像していたが、そんなことはなく普段のモーサムと変わらないパワフルなR&Rショーになった。ただ曲間に電子音のSEを入れるとか、やけに派手な照明とかがアルバムの世界を反映している。アルバムの中でも特に激しい「Young Lust」から始まり、アンコールまで2時間。テンションの高いライヴだった。Vo&Gの百々はひたすら赤いムスタングをかき鳴らし、ハイトーンヴォイスで叫ぶ。Bの武井は緑と赤のライトセーバーを振って踊ったりトランペットを吹いたり器用なところを見せる。Dsの藤田は自信たっぷりにビートを叩き出す。
個人的には「秘密にしようよ」「パーティーは続くよ」のようなミッドテンポのメロディーのはっきりした曲が好きなのだが、それがあるからこそスピードとパワーで全てをなぎ倒していくかのような破壊的な曲が光るのだと思う。日本で1,2を争う男臭いロッケンロール・パーティーを体感した一夜だった。

モーサムの
突撃力には
華がある

メンバーが選曲したという開演前のBGMは80'sマニアぶり全開で微笑ましかった。
コメント
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