A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

ビル・ラズウェル、灰野敬二他@新宿ピットイン 2010.5.5(wed)

2010年05月07日 00時40分33秒 | 灰野敬二さんのこと
Bill Laswell presents TOKYO ROTATION 4の初日。灰野さん、大友良英氏、中村達也氏(from Losalios)を迎えてのセッション。
ビルは新しいバンドを作りたがっていて、その為の布石という見方もある。
1stと2ndのセットが入替制になっているが、半分くらいは通し券での入場のようだ。

1stセットは立ち見も多く満員御礼。ステージ上は左から大友氏、中村氏、灰野さん、ビルの並び。灰野さんは大友氏とビルとは夫々共演経験があるが、中村氏とは初共演のハズ。最初は小手調べという感じのEのワン・コードの演奏だったが、流石即興の猛者達、直ぐにコツをつかんでグルーヴィーなノリになる。灰野さんはヴォーカルも披露。大友氏もギターがSGなのが面白い。最近気になるギタリストはみんなSGを弾いている気がする。大友氏のU字型金属を使った金属音、灰野さんの音数の多いプレイ、中村氏のフリクションで鍛えた硬質のドラミングがピットインに鳴り響く。50分弱のステージ。

2ndセットでは観客が若干減ったが、1st以上に息のあったプレイ。灰野さんは勿論、大友氏も激しく身体を動かしよりアグレッシヴなステージを観せる。灰野さんは「なれ合いにはしたくない」と語っていたが、十分スリリングな演奏でしたよ。60分強のステージに満足。

惜しむらくはジャズ・クラブならではの上品な音響システム。特にドラムは激しいプレイもマイキングの問題で客席に伝わらず残念だった。ロックのライヴハウスで聴いてみたいカルテットだった。

絶妙な組み合わせ
再度ロックで
聴いてみたい

やはり灰野さんは高円寺が良く似合う。
コメント (2)
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