A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

突然段ボール、ヘアスタ他@秋葉原 Club Goodman 2010.5.23(sun)

2010年05月25日 00時48分19秒 | 素晴らしき変態音楽
空間現代 presents。出演は犬彦、突然段ボール、Hair Stylistics a.k.a.中原昌也、空間現代。前日に続きヘアスタ2連チャン。最高だ。

この日も20代中心の若い観客でクラブは満員。タバコの煙が立ちこめる(嫌)。

1番手は犬彦。犬の着ぐるみを着た歌うオルガン犬ジョン(犬)と日本ハードコア界の大御所GAUZEのドラマーHIKOの異色のデュオ。懐かしいオルガンの音色とアニメ声のジョンの歌に、ハードコアなドラムが合体し、ユーモラスかつ迫力のある演奏。こういうバンドは他には無いだろう。

2番目に1970年代から活動する日本のニューウェイヴ界の古株、突然段ボールの登場。創設メンバーの蔦木兄弟の兄栄一氏は2003年に他界してしまったが、弟の俊二氏を中心にバンド活動は続行。もう活動30年を超える古参のバンドである。私は彼等のライヴを観るのは初めてかもしれない。俊二氏のg&voに、g,b,ds,choの5人組の演奏は初期に比べてずっと厚く迫力のあるサウンド。コード進行は変態的なのにメロディーがポップで親しみやすいのは昔と変わらない。

3番目にヘアスタ。中原氏は前日と同じファッションで登場。この日に秋葉原で新しい機材を購入したとのこと。前日はどちらかというとダーク・アンビエントな演奏だったが、この日は勢いのある目紛しく展開するサウンド。30分に満たない短い演奏だったが、その分凝縮されていて素晴らしいライヴだった。中原氏もこの日の演奏には満足した様子で、いつものぼやきは出なかった。Blues Controlのメンバーも観に来ていた。

トリがこの日の主催者、空間現代。g,b,dsのトリオだが、かつてのレッド・クレイオラを思わせる変態的な演奏は緊張感もあり良かった。まだ20代の若いバンドだが思わぬ発見だった。Zazen Boysにも通じるかな。

ヘアスタを
目当てに行った
いいライヴ

二日連続オムニバス・ライヴは結構疲れた。






コメント (2)
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