3年半前にブログに書いた1990年代半ばに活動したニューヨーク出身のパンク・バンド、NYルースの紅一点のヴォーカリスト/ギタリスト、ブリジット・ウェストが新たなバンドを結成しアルバムをリリースした。
現在はロンドン在住のブリジット嬢はロッケンロールへの情熱を捨てはせず、NYルースの解散から10数年たって若いイケメンのメンバーをバックに再びコケティッシュなヴォーカルを聴かせてくれる。もうアラフォー世代の彼女だがジャケット写真ではバスタブに身を横たえ艶かしく危うい香りを漂わせている。収録曲もNYルース時代と変わらぬストレートでポップなパンク・ロックでとてもナスティーで猥雑な雰囲気がひたすらカッコいい。10曲で30分。ロッケンロールの基本である。15年前の勢いをそのままに疾走するサウンドはまさに女性版イギー・ポップといったイメージだ。1990年代当時はグランジ一色のロック・シーンで過小評価されたブリジット嬢の魅力は時代が変わっても決して色褪せることはない。痛快極まりない一撃。
Brijitte West HP
ブリジット
心の底から
ロッケンロール!
ぜひライヴを観てみたい!
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NYルースのPV: