でんぱ組.incの13thシングル「おつかれサマー」リリースから1週間が過ぎた。昨年末からインストアイベントが減り、コミ障の筆者としてもそこはかとない淋しさを感じていたが、6月21日(日)朝の5時起きで向かったパシフィコ横浜で、約8時間かけて四度の接触を試みた結果、「ん~やっぱりイベントって最高だね、河口湖行かなきゃ!」と萌えを再確認するに至った。同時に気づいたのは、かつてアキバ最深地下アイドル、日差しに弱い非リア充ヲタ女と呼ばれたディアステ界隈の住人の変貌ぶり。「おつかれサマー」をひと言で「明るい曲」と言い放ったのはみりんちゃんこと古川未鈴だが、いじめられ引きこもりだった彼女をしてそう言わしめる心境の変化は、口や顔に出さなくても「以上6人とここにいる全員ででんぱ組」(夢眠ねむ)と宣言する共同体幻想が、「みんながいるし仲間だもん」(成瀬瑛美)の合言葉通りに現実化した、二重の意味で(古川未鈴)ポジティヴエナジーの眩しさに、体温が3度上昇するのを肌で感じた。
えいたそ☆成瀬瑛美さんに霊感を受け、音楽愛好家の妄想の翼を広げて展開した「えいたそ進化論」を今年1月18日に完結してから早くも5ヶ月余り経った。その間代々木体育館2デイズ、WWD大冒険ツアー、しょこたん♥でんぱ組、数多くのTV番組やCMへの出演、ラジオやネットでの露出など、今まで以上に活動が活発化するでんぱ組の急成長の中で、ひとりの女子としてえいたそ本人も日々の成長が著しい。自分自身を改革し、周りを巻き込んで世界にトキメキを与える瑛美さんの想いは、初出演のMステで「日本の夏を、世界を元気にしていきたいと思います!」宣言したことでも明らかだ。
筆者のライフワーク『えいたそ学』の第三幕は、自己改革を通して世界を元気にする『トキメキ大化の改新』の祖としてのえいたそ☆成瀬瑛美の秘密に迫る。最近の瑛美さんの目覚ましい自己改革は、これまで苦手だったパイナップルを食べられるようになったことだという。さっそく「パイナップル」をキーワードにえいたそ改革の真実を探るとしよう。
●Blankey Jet City 『パイナップルサンド』
ゴツゴツしてるだけでもセンチなだけでもひたすら熱いばかりでもない。ワザもアイディアも応用力も持ちながら,しかもそれをこれみよがしにすることなく{ロック}の幅広さと奥の深さを本能で体現する男たち。大胆にして繊細。カッコよすぎ。
新テーマの冒頭から筆者のロケンロー三羽烏のひとりベンジー☆浅井健一率いるブランキージェットシティが登場。やはり瑛美はバンド好き。1998年のレーベル移籍第2弾アルバムの冒頭を飾るのがパイナップル曲。イチゴ好きで知られるベンジーは、パイナップルの棘とピリピリ痺れる酸っぱさに、ロケンローのヤバさを感じ取ったようだ。
●松田聖子『パイナップル・アイランド』
“夏”をテーマに20歳になった松田聖子の心をストレートに表現した1982年の大ヒットアルバム。大ヒット・シングルとなった「赤いスイートピー」「渚のバルコニー」など全10曲を収録。
1982年アルバム「Pineapple」は永遠のアイドル☆松田聖子の本領発揮の代表作。夏の象徴として選んだパイナップルの黄色をバックに零れるようなスマイルを見せるジャケットは、ぶりっ子というデビュー以来のイメージをサマー一色に塗り替えた。日本の夏、聖子の夏。
●アネット『パイナップル・プリンセス』
夏だ! ビーチだ! アネットだ! 60年代のビーチ・ムービーには欠かせない存在だったアネット・ファニセロの可愛らしい歌声を楽しめる究極のベスト盤が登場。ディズニーのTV番組で芸能界デビューの後、日本でもおなじみのヒットを次々に飛ばし一躍時代の寵児に。しかしなんといってもビーチ・ボーイズをバックに従えた傑作曲をはじめとする、先述のビーチ・ムービー挿入歌が圧巻! そのほか多彩なリズムを拝借した夏にピッタリの楽しいナンバーが目白押しだ。
オールディーズファンにはお馴染み、亜米利加の夏娘といえばアネット。レトロなビキニは今見ると妙にエロカワイイ。ビーチのフルーツ遊びといえば、日本だったらスイカ割りだが、ギラギラ太陽照りつけるカリフォルニアのサーフシティではパイナップル割りをするのだろうか。
●田代みどり『パイナップル・プリンセス』
60年代初期のガール・アイドル,田代みどりのヒット曲集。小学6年生の時に「スウィート・ナッシング」でデビュー曲した田代みどりの絶頂期はなんと彼女の中学生時代。カヴァー曲を中心にしたそのレパートリーや漣健児の訳詞といい,ジャパニーズ・ポップ創世期の貴重な音源だ。
60年代日本のガールポップスの全盛期に大阪から登場したちびっ子女子シンガー。同時に映画デビューも飾り子役としても活躍した。昔のアイドルは歌も踊りも演技も出来るマルチタレントだった。22歳でジャッキー吉川とブルー・小メッツの三原綱木と結婚、夫婦デュオ「つなき&みどり」で活動した。
●ココナッツ娘。『パイナップルパラダイス』
ココナッツ娘。(ココナッツむすめ)はハワイ出身メンバーのみで結成された女性歌手グループ、女性アイドルグループ。所属事務所はアップフロントプロモーション(旧:アップフロントエージェンシー)。かつてはハロー!プロジェクトに含まれるユニットの一つであった。
モーニング娘。で大成功したつんく♂が、デビューさせた「娘」プロジェクトのひとつ。他にはカントリー娘。アイスクリー娘。がいる。1999年ハワイで結成され日本へ来た。メンバー脱退が相次ぎ、2008年に解散。ココナッツとパイナップルは語感が似ているだけでは無く、形も似ている。が、ココナッツに棘は無い。
●RoNo☆Cro『パイナップルチャーハン』
RoNo☆Croとは、Chrono Cross(時間の交差)という造語を抜いてデフォルメしたもの。自分たちと関わった人たちとの【交わった時間】を大切にしたいという意味が込められ「RoNo☆Cro」と命名。バンドコンセプトは「ULTRA HAPPY TIME」
2012年デビューのヴィジュアル系4人組。メンバーはVo.Minami (ex-VURNY)、Gt.メロ(mello) (ex-Ma’feiL → NEVER CRAZY → カレン → kelli → All Dirty, → 執行部 → RUDE)、Gt.雪希(setsuki) (ex-D.IV → CRISIS)、Ba.玲音(reon) (ex-D.IV → CRISIS)。V系の中でどの程度の人気なのか分からないが、女子か?と間違いそうなハイトーンヴォイスは癖になりそう。バンドコンセプトがでんぱ組の「超絶ウルトラ☆Happy Days」に瓜二つ。バンギャえいたそはご存知か?
●渡辺美里 『パイナップルロマンス』
『Flower bed』(フラワー・ベッド)は1989年7月1日にリリースされた渡辺美里の5枚目のオリジナルアルバム。ドラムにヴィニー・カリウタ、ジェフ・ポーカロ、ホーンセクションにタワー・オブ・パワーのメンバーら、外国人ミュージシャンを多数起用している。
80年代ガールポップの代表格渡辺美里。1986年から20年間西武スタジアムライヴを敢行、それに伴うMISATO TRAIN(臨時列車)が人気の徴。代表曲は1986年小室哲哉作曲の「My Revolution」(TBS系ドラマ『セーラー服通り』主題歌)。えいたそ改革に先行すること30年の革命歌である。
●ブルーハーツ 『パイナップルの逆襲ツアー』
1988/10/03 (月) ~ 1989/01/26 (木)の全国ツアータイトル。3rdアルバム『TRAIN TRAIN』のリリースツアー。それに先立つ1988.2.12日本武道館コンサートのタイトルは『TOUR'88 PRETTY PINEAPPLE SPECIAL』、別名『ブルーハーツ、武道館を見学。』としてビデオリリースされている。
オレ的ロケンロー三羽烏のもうひとり(二人)ヒロト&マーシーもパイナップル関係者だった。曲名や歌詞にパイナップルは出て来ないと思ったが、この時期ハワイでPV撮影をしたので、にわかワイハー気触れになってパインを名乗ったのかもしれない(全く違うかもしれないが)。
●hasband『歪んだパイナップル』
ハードなギター・サウンドが底辺ではガンガンと鳴り響いてるのだが,気だるさを漂わせたヴォーカルの声のインパクトがやたら強いぶん,どこかアンバランスに共存して聴こえてくる。そんな主張しまくった音の中に見えてくる頽廃的な世界観が,格好いい。
ようつべ検索で見つけたバンドだが、90年代後半ということしか分からない。エレファントカシマシに通じる骨太のギターロックは気っ風が良くて中々良い。リリース元が「ZETIMA」となっているが、これはモー娘。やハロプロを擁する事務所アップフロントのレーベルと同一だろうか?情報求む。
●ジェット・レベル『パイナップル・モーニング』
イェルテ・ステフン・トゥインストラ Jelte Steven Tuinstra (1991年1月24日生まれ)は、「ジェット・レベル Jett Rebel」のステージネームで知られるオランダ人シンガーソングライター、作曲家、マルチ楽器奏者。オランダの代表的音楽賞の3FM賞を数々受賞し、2014年3FMシリアス・タレント賞を受賞した。
こちらもようつべ検索で出会ったちょい美形シンガー。10ccやトッド・ラングレン、ジェリーフィッシュを思わせるドリーミーなパワーポップがとてもいい。ショッキング・ブルーやアース&ファイアなど60年代末~70年代初頭にダッチサウンドとして世界のチャートを席巻したが、風車とチューリップ(とマリファナ)の国オランダには興味深い才能が沢山いる。
●時東ぁみ『発明美人とパインナッポー!! 』
ミスマガから飛び出した、つんく♂一押しのめがねっ娘、時東ぁみのベスト・アルバム。全シングル曲にオリジナル曲を加えた、ファン垂涎の1枚。
こちらもようつべ検索のお陰で出会った萌えメガネ女子。THEポッシボーとの共演もあり、サブカル系ヲタには人気を誇った模様。「時東ぁみのパインナッポー美人!」は文化放送での番組コーナータイトル。NACK5では「時東ぁみのいちご-X」というラジオ番組をやっていたので、特にパイナップルに執着している訳ではなさそう。アー写がエロ水着ばかりで照れちゃう。
パイナップル
食べて歌えば
バビュっちゃう
次回はアーティスト名にパイナップルを名乗る不思議な人々の生態にメスを入れる。
えいたそ☆成瀬瑛美 @eitaso 10時間10時間前
浅草の次はどこかな~?ちょっとスゴイぜ!☆ #でんぱの神神
パイナップル・スマイル 2015年6月24日(水)