てろてろ2ndCD発売記念ライブ
19時30分開演
2300円+1ドリンク代(予約前売り:2000円+1ドリンク代)
出演:
てろてろ
kito-mizukumi rouber(長谷川裕倫+大國正人+内田静男+橋本孝之)
Daimon orchestra
ふきた(POPLAND OFF GALLARY)+大鹿之介(舞踏)
橋本孝之と内田静男はデュオで活動するUHと並行してしてあぶらだこのメンバーによるロックバンドkito-mizukumi rouberでも活動している。先週から二人と縁があり、7/24UH、7/27内田DJ、7/28橋本ソロと続いたところで締めを飾るべkiro-mizukumi rouberの出演するライヴイベントへと赴いた。最近はアイドルイベントで訪れることも多い新大久保アースダムは、灼熱の真夏が嘘のようにヒヤリとした地下の香りが漂っていた。
●O.A. てろてろ unplugged
この日のイベントの主人公、ロックバンドてろてろのメンバーによるアコースティックセット。ヴォーカルの軽妙なMCとかなりテクニカルなヴァイオリン&ギタリストのフォーキーサウンドが楽しい。
●ふきた+大鹿之介
黒いテレキャスで野太い弾き語りを聴かせるふきたが素晴らしい。彼が率いるロックバンドPopland off galleryもチェックしてみたい。白塗りの暗黒舞踏が王道ロックソングの地下の香りを燻し出す。
●てろてろ
7人組ロックバンド編成で再登場。ヴァイオリン入の変拍子ロックに、言葉数の多いヴォーカルが乗るスタイルは、プログレともオルタナとも異なる個性を発揮する。8,90年代レコメン系チェンバーロックの21世紀的解釈と呼びたくなる。
●kito-mizukumi rouber
個性派ハードコアバンドあぶらだこの長谷川裕倫(vo,g)と大國正人(vo,g)に内田静男(ds)と橋本孝之(sax)が加わった自称ダンスバンド。ダンスと言っても盆踊りやお囃子である。なりふり構わない土着演奏と、過剰なまでのロックスタイルの発散は、カッコ悪いことの美学を追求している。
●Daimon Orchestra
巨体のバストロンボーン奏者、キュートな女子ヴォーカル、芸人風のギタリストとバラバラなルックスの大所帯バンド。ジャンルを横断するエンターテインメント性たっぷりのステージ。特にトロンボーン・ソロの面白さは地下インディーバンドにしておくのが勿体ないほど。
初見のバンドも含め、さすが地下アイドルと地下音楽の同居する地下ライヴハウス、アースダム、と言えるイベントだった。個人的なハイライトはドラムを叩く内田静男の満面の笑顔だった。
地下にある
天国行きの
お楽しみ
てろてろ2nd ep 「何度も戻る時計、そして監獄について」ダイジェスト