A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【開催案内】8/16(fri) 猛暑に効くDJイベント『盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會Vol.27 battre la chaleur de l'été 暑鬼払い』

2019年08月08日 01時14分55秒 | 素晴らしき変態音楽


盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會Vol.27
battre la chaleur de l'été 暑鬼払い


2019.8.16 fri Shibuya DJ BAR EdgeEnd
20:00 Open/Start - 22:30 End Charge ¥1,000 incl.1drink
*通常より遅いスタートですのでご注意ください。

盤魔殿Selected DJs ; DJ Necronomicon / DJ BEKATAROU / DJ Vaby / DJ Bothis and more

TIME TEBLE
20:00-20:40 DJ BEKATAROU aka 伊藤元
20:40-21:20 DJ Vaby aka 大場弘規
21:20-22:00 DJ Necronomicon aka 剛田武
22:00-22:40 DJ Bothis aka 山田遼
????? 謎の大物ゲストDJ出演か??????(当日のお楽しみ)


【異端DJの聴かせどころ】
●DJ Necronomicon a.k.a.剛田武
Religious Summer!お盆休みに相応しい宗教音楽特集。ジーザス、ブッダ、ムハンマドといったメジャーどころから、ガイアナのあの教祖や地下鉄サ●ンの危ないグル、ネクロ魔暗黒教団まで、世界中の宗教を二台のターンテーブルでミックスしちゃえばみんな仲良し、戦争なんて起こらない。でんぱ組に対抗して『レリジャスサマー!』で萌えキュン宗教を世界にお届け♡します。




●DJ BEKATAROU a.k.a.伊藤元
以前廻させていただきましたイントナルモーリの圓盤ですが、今回は趣向を変えて廻させていただきます…




●DJ Vaby a.k.a.大場弘規
前回の続編としてオールジャンル7inchオンリーで攻めていこうと思います!ノイズの名盤からあの著名なギタリストが日本語で唄う珍盤?までヴァラエティに富み且つ盤魔殿に相応しいマテリアルをチョイス!あなたのハートを震わせること間違い無し!!かも?(笑)




●DJ Bothis a.k.a.山田遼
こんかいはAFRICAN HEAD CHARGE 等のUKダブ・ナイヤビンギ・インダストリアルテクノ・アンビエントテクノをミックスしまして、夏バテで瀕死の皆様を黄泉の国へと御案内申し上げます。

African Head Charge - Pursuit -


さらに大物シークレットゲスト交渉中、続報を待て!

墓参り
行った帰りに
盤魔殿

でんぱ組.inc「プレシャスサマー!」
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【新着7インチ型極端音楽】クリス・ピッツィオコス&フローリアン・ヴァルター『モワレ研究』/春日井直樹『SUPER GURU』

2019年08月07日 09時04分04秒 | 素晴らしき変態音楽


梅雨明けから1週間、日中摂氏35℃を超える猛暑の中、仕事から帰宅すると2通の大きめの封書が自宅に届いていた。ひとつは国際航空便でドイツから、もう一方はゆうメールで愛知県から、どちらもただの郵便物じゃないオーラを孕んでいた。というのは嘘で、筆者が楽しみにしていたご褒美が同時に届いた喜びに、家人が寝鎮まったころを見計らって、夜というのに派手なレコードかけて朝までふざけるワンマンショーで陶酔した。

『Lisboa & Moiré Studies / Lonberg-Holm/Camatta & Pitsiokos/Walter
7inch EP: Umland Records 22


1. Fred Lonberg-Holm (cello) & Simon Camatta (drums) - Lisboa
2. Chris Pitsiokos (altosax) & Florian Walter (altosax) - Moiré Studies

"LISBOA"
Fred Lonberg-Holm - cello
Simon Camatta - drums
recorded live by Marcos Silva at ZDB, Lisboa - 13th nov 2018
mixed by FLH
photo by Nuno Martins
thanks to Simrit Dhesi & Sara Camatta

„MOIRÉ STUDIES“
Chris Pitsiokos & Florian Walter
recorded in cologne - 3rd jan 2019
photo by Simon Camatta
thanks to Leo & AM19

Artwork by Lena Czerniawska

ドイツ・の即興レーベルUmlandレコードからのホワイトヴァイナル7インチEPレコード。A,B面共にドイツ・エッセンのミュージシャンとアメリカのミュージシャンのデュオ音源が収録されている。A面はドラム/パーカッション奏者サイモン・カマッタとシカゴのチェリスト、フレッド・ロンバーグ=ホルムの2018年11月リスボンでの録音。弦の摩擦音と打楽器の打音がガサゴソと交錯する共演は、演奏家の情念をオブラードのように隠して風通しのいいサウンド・オブジェを作り出している。B面はフローリアン・ヴァルターとニューヨーク出身のクリス・ピッツィオコスのサックス・デュオ。2018年5月のメールス・フェスティバルで初めてデュオ共演した二人が、再度コラボした2019年1月ケルンでの録音。どちらがどちらか分からないほどエキセントリックな二人のプレイが音のレイヤーを産み出し、酩酊するような多重のサウンドの波を作り出す。「モワレ研究」というタイトルに相応しい。どちらも4分弱のショートピースだが、それだけに集中度の高い凝縮されたトラックになっている。
Umland Bandcamp


『SUPER GURU / 春日井直樹 Naoki Kasugai』
CDR: Daytrip Records ‎– none


1 Super Guru 1
2 Super Guru 2

Tape, Noises, Bass, Electronics – 春日井直樹

名古屋在住の音楽家、春日井直樹のレーベルDAYTRIP RECORDSから2018年に木箱入特殊パッケージでリリースされたカセット作品のCDR化。7インチレコード盤にハンドメイド・コラージュがほどこされたフェイクレコード・ジャケ仕様。限定30枚、1枚1枚すべて異なる一点モノ。某宗教団体の某教祖の声をコラージュ及び電子変調して制作したトータル45分の音源は、80年代インダストリアル/リチュアルフォーク/アンビエント/ドローン的なノイズ・ミュージック。雑音塗れの教祖の法話は意外なほどハッキリしていて、24年前の地下鉄事件が起こる前に某教団を容認していた日本社会が陥っていた情報麻痺の日常風景が浮き彫りにされる。寝落ちしそうな意識の中にSHOKO SHOKOというチャントが木霊していた。夢の中で十四代目トイレの花子さんとデュエットする白い法衣の自分がみえた。
DAYTRIP RECORDS公式サイトDAYTRIP RECORDS Twitter

8/16盤魔殿vol.27ではこの2枚を同時プレイしてお盆の彷徨える霊魂の法要としたい。

即興と
教祖の法話
飽和して

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【地下音楽・地下ジャズ愛好家に朗報】米Black Editionsと日Jinya Discが提携、高柳昌行アナログ・リイシューをスタート。

2019年08月06日 10時21分28秒 | 素晴らしき変態音楽

Photo by Tatsuo Minami

Black Editions GroupとJinya Disc Japanは、日本の高名なギタリスト高柳昌行(1932-1991)のアーカイヴの決定的なヴァイナル再発について独占的な合意に達した。高柳が亡くなって以来、Jinya Discは過去のアルバムをCD再発するとともに、残された大規模なアーカイヴから発掘した全く新しい音源をリリースし、高柳昌行の遺産を保存し発展させてきた。

Black Editionsは第一弾として高柳の1970年の驚異的な演奏の3枚組LPを予定している。元々P.S.Fから『Call in Question』と『Live Independence』としてCDリリースされた音源に未発表音源が追加される。第二弾は1975年に日本のISKRAレーベルから100枚限定でリリースされた日本のフリー・インプロヴィゼーションの最高傑作の一つであるLP『Eclipse』のリイシューを予定している。

高柳昌行は間違いなく20世紀音楽の巨人の一人だった。16歳で音楽家としてのキャリアをスタートした高柳は、1950年代初頭に東京で開花したジャズシーンで、スウィング/バップ/モーダルジャズの達人としての地位を確立した。高柳の演奏は1960年代初頭には急進的な方向に進み、自由な形式の即興演奏を取り入れ、伝統的なメロディー、ハーモニー、定型リズムの概念を拒否し慣用的な形式を破壊した。彼の演奏はしばしば、フィードバックや他の不協和的な要素を取り入れた激しく暴力的なエネルギーを特徴としていた。1960年代後半までに、完全にリアルでとことんユニークなパーソナルな音楽言語を発展させたが、細心の注意を払って構想された概念と理論に根ざしていることが第一だった。高柳は「マス・プロジェクション(集団投射)」と「グラジュアル・プロジェクション(暫次投射)」と名付けた二つのアプローチを導入した。さらに後にソロ・ノイズ・ギター探求の手段として「アクション・ダイレクト」を加えた。

また、Black Editionsは、高柳の著作の多くを初めて英語に翻訳し出版する予定である。音楽演奏に加えて、彼は評論に於いて、音楽を他の要素、とりわけ社会的ダイナミクス、政治、権威、環境に関連させて妥協のない哲学を展開することで知られており、しばしば物議を醸した。

1981年の高柳の執筆によると、「現在に生きているにもかかわらず、権威の構造や人間と自然の疎外を含む社会の極度の危険に疑問を抱かない者、自らの怒りによって物事の本質の探究に駆り立てられない者、そしてそうした芸術へのアプローチに疑問を持たない者、彼らすべては芸術家としての地位を放棄しなければならない」。

Black Editions Groupは、Jinya Discと恊働できることを深く光栄に思います。この合意は、妥協のない真にユニークなアーティストを擁護し、彼らをより深い文化的文脈で提示し、未来の世代に届ける、という私たちの使命における重要で長期的なステップです。
Black Editions公式サイト



地下音楽
極端音楽
パラダイス

Masayuki Takayanagi And New Direction Unit - Eclipse (1975) Full Album
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【えいたそモダニズム】Episode 29『テンの声』Ten Years After/10-FEET/天鼓/TEN/テンテンコ/きどりっこ/松永天馬/Dotstokyo/でんぱ組etc.

2019年08月05日 00時40分16秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


太陽の女神えいたそ☆成瀬瑛美さんへの信心深さを証明すべく毎日のリプと思い出したような妄想ブログの投稿が天に認められたのか、えいたそのディアステージ10周年記念イベントのチケットが連続して当選した。今年の生誕イベントが全滅で精神的に堕ちるところまで落ちたにも関わらず自堕落にも自暴自棄にもならず、せっせと他の現場、主に爆裂女子ストロング都子とネクロ魔みしぇるに会いに通い続けていたのを不憫に思って、天の女神が救いの手を差し伸べてくれたのかもしれない。6/25『でんぱ組.inc 全国ホールツアー UHHA! YAAA!! TOUR!!! 2019』@八王子オリンパスホール、6/29『いのちのよろこびリリイベ』@渋谷タワレコ、6/30『いのちのよろこびリリイベチェキ会』@品川グランドホールに続き3週間で5回も瑛美に会える幸せを誰に感謝すればいいのだろう?もちろん太陽の女神以外にはいない。神の不在を暴こうとする無神論者よ悔い改めるがいい。女神はアキバにおわせられる。



マキシマムえいたそ10周年大大大記念祭!
~この地でバビュするトキメキ伝説~大好きなディアステージ編!☆

2019年7月13日(土) 秋葉原ディアステージ
2Fフロア(座席)③21:00~22:30
チケット料金・2,3Fフロア 各回3500円(税込)

でんぱ組発祥の地秋葉原ディアステージを訪れるのは年に1,2回しかない非ディアメンではあるが、初めてではないので「ディアステージへようこそ」の田中のようなドキドキ感は薄れている。それでもディアガの萌え衣装や調度備品のアキバ感はヲタク心をワクワクさせる。スペシャルドリンクやチェキくじとディアガやゲストとのちょっとしたおしゃべりを楽しむ間もなく1Fでライヴスタート。この小さなステージから武道館や代々木体育館の大ステージにのし上がったでんぱ組の歴史を思って感慨に耽る間もなくえいたその輝くパフォーマンスにぶち上がる。



ライヴ終了後2階にえいたそが挨拶に登場。入口真横の席だったので衆人環視の中いきなり「痩せたね!」と声をかけられてドギマギするが、負けずに『飾り』のお題をクリアしたことを報告。「センスいいね。いつか出版できるように私も伝説になるからね」と嬉しいお言葉。続いて新たなお題『テン』を授かった。一瞬、天=HEAVENのこと?と違いしそうになったが、当然ながら10周年の10=TENであった。女神のお言葉は奥が深い。ヲタクの萌え心と同時にえいたそ信者の敬虔なる信仰心に火が灯された瞬間であった。




マキシマムえいたそ10周年大大大記念祭!
〜この地でバビュするトキメキ伝説〜秋葉原でワンマンLIVE編!☆

2019年7月16日(火)  秋葉原CLUB GOODMAN
18:30開場/19:00開演 前売り3,800円(税込)※ドリンク代別途600円必要

馴染みのディアステージ周年イベント2デイズの直後にライヴハウス・ワンマンLIVEを開催。会場の秋葉原Club Goodmanは灰野敬二、非常階段、Incapaciotants、ドラびでお、Chris Pitsiokosなど多数の前衛音楽/極端音楽を観てきた地下音楽愛好家の聖地もある。もちろんアイドルイベントも多々行われるが、まさかでんぱ組関連イベントがここで開催されるとは夢にも思っていなかった。瞬殺に近い倍率を勝ち抜いてチケットが当たった奇跡には、地下音楽の神のご配慮もあったのかもしれない。小雨降る中、ディアステージの先行物販で女神(えいたそ)署名入り御影を入手し、その場で知り合ったえい推しと一緒に向かったクラブグッドマンはイエロー一色。奇を衒ってふなっしーTで臨んだ筆者もちょっと浮き気味。



整理番号は後半だったが、ちょっとした幸運でステージがよく見える場所を確保。キャパ250人パンパンの動員で超満員のクラブグッドマンは初めてだが、えい推し同士の思いやりで無理な圧縮もなく、快適にライヴを楽しめた。これまでディアステージのイベントや生誕イベント「えいカラ」でひとりでパフォーマンスしたことはあったが、単独で歌と踊りをオーディエンスに披露する、いわゆる「ワンマンライヴ」は初の試み。ずっと夢みてきて10年目に実現できた喜びを語る瑛美は、間違いなくライヴパフォーマーの顔をしていた。まずは小規模の会場をソールドアウトしてから、倍々で増やして行けば東京ドームも夢じゃない。瑛美の夢を実現するために筆者が出来ること、それはえいたそ妄想論を書き続けることしかない。少し時間が経ってしまったがお題の「テン」を妄想分析するとしよう。



【えいたそモダニズム】Episode29『テンの声』
10を敢えて英語の「テン」と言った瑛美の意図はどこにあるのだろう?10は10でも日本語の「じゅう」ではなかろう。「じゅう」は「銃」に繋がるので、宇宙の平和を守るプリキュアでもある瑛美にとっては避けたかったのかもしれない。さらに筆者が勘違いしかけた「天」だけでなく、もっと自由な視点で「テン」を分析せよという課題でもある。ディアステで瑛美が口にした「センスの良さ」を証明してみろ、という挑戦とも言えよう。これまで何度も瑛美の無茶振りをクリアしてきた筆者にとっては臨むところ。えいたそ女神の『テンの声』に応えてみせよう。

●テン・イヤーズ・アフター / Ten Years After


テン・イヤーズ・アフター(Ten Years After)は、イングランド出身のブルース・ロックバンド。1960年代に隆盛したハードブルースの代表的グループ。後のハードロックを形成する過渡期において、重要な役割を果たした。一度解散したが、1980年代以降から再始動している。

「10年後」を目指して1966年に改名したが8年後の74年に解散した。当時世界一の速弾きギタリストと呼ばれたアルヴィン・リーをもってしても10年続けるのは困難だった。ディアステージで10年間めげることなく活動を続けた成瀬瑛美の努力はどんなスーパーギタリストよりもキラやばに輝いている。

Ten Years After 1968



●テン・イヤーズ / 10 Years


1999年テネシー州ノックスヴィルで結成されたオルタナティヴメタルバンド。現在までに8枚のアルバムをリリース。

こちらの<10年>ロックバンドは既に20年目に突入。ロックが社会的に不良の音楽と呼ばれ、世間の非難の目に晒される苦難の時代であった20世紀に比べ、21世紀のロックは市民権を得てミュージシャンは活動を続け易くなったのである。同様にかつては差別と偏見の対象であった「ヲタク」も、2010年代にはメインストリーム化し、ある程度市民権を得た。ヲタク系アイドルとして成功を掴んだでんぱ組と瑛美にとって前途洋々たる未来が開けている。

10 Years - Wasteland (Official Video)



●テン / TEN


テン (ten) は、イングランド出身のハードロック・バンド。デビュー当初は日本で人気を博し、1990年代末から欧米からの支持も広げた。リーダーはゲイリー・ヒューズ(Vo)が務め、全面的なプロデュースも担っている。

元々はゲイリー・ヒューズのソロアルバム制作の為に始まったユニットだったが、着実に活動を続けて24年、ハードロックファンからの信望も厚い。続けることがすべてではないが、続けなければ何も始まらないことも確か。「継続は力なり」に倣って「えい推しは力なり」というキャッチコピーを掲げて、えいたそのソロ活動を支えて行くことをここに宣言する。

TEN - "Travellers" (Official Music Video)



●10-FEET / テンフィート


1997年に地元である京都で結成。ジャンルは主にメロディック・ハードコアに分類されるが、ミクスチャーナンバーもこなす。京都を代表する夏の大型フェス【京都大作戦】を2007年から主催し、開催された2008年から2017年で10周年を迎え、バンドも20周年を迎えた。

スケールの大きな名前にしたくて最初は1000-FEET(センフィート)を考えたが、日本語だとダサいので「テンフィート」にした。10フィート=約3メートルでちょうどバスケットボールのゴールの高さであり、ジャンプしても「届きそうで届かない距離」の意味だという。でっかい夢もいいけれど、もう少しで届きそうな目標から攻めるのが成功の秘訣。その意味で瑛美が秋葉原Club Goodmanを選んだ判断は正しかった。

10-FEET - 蜃気楼 LIVE VERSION(10-FEET野外ワンマンライブ2019 in 稲佐山)



●天鼓 / Tenko


80年代のニューウェイヴシーンで、女性ロックバンド水玉消防団で10年間の音楽活動。同時に、80年代初頭にニューヨークの即興演奏に触発され、声によるデュオの即興ユニット、ハネムーンズを開始。その後、ソリストとして活動を続けるうち、86年頃よりヴォーカリストではなく"ヴォイス・パフォーマー"と称するようになる。

声を武器に世界で活躍する天鼓の声はドスの利いた怒声に近い。瑛美の声は真逆のハイテンションヴォイスだが、特徴を活かして声優やアニソンシンガーだけでなく、新世代ヴォイスパフォーマーとして<萌えきゅんヴォイスを世界にお届け>してはどうだろうか?夢は膨らむ。

天鼓 (Tenko) - Passing by the Night



●テンテンコ / Tentenko


1990年8月27日生まれ。北海道出身。身長142cm。 2013年BiSに加入し、2014年の解散とともにフリーランスとして活動を始める。 2016年にTOY'S FACTORY / MIYA TERRACEとマネージメント契約。「90年代からの日本の"インディー霊"を全て背負っているといっても過言ではない、ヴァリエーションに富んだアヴァンギャルド表現者」と人は彼女を評し、オーバーグランドとアンダーグランドを自由に行き来し、朝から真夜中まで型にはまらない聖域なき活動を行っている。

元BiS(2013年解散)の中で唯一ソロで活動を続けるテンテンコはアイドルでありアーティストでありノイジシャンであるという独自のスタンスを築き上げてきた。ソロ活動にも力を入れたいという瑛美も自分らしく好きなように活動していけば道が開けるに違いない。

テンテンコ / なんとなくあぶない



●きどりっこ(てんちゆみ)


てんちゆみ(vo)、佐藤隆一(key)、松前公高(syn)によるテクノポップユニット。プログレポップ×童謡的な楽曲とてんちゆみの変幻自在ではっちゃけたボーカルでサブカルシーンで話題となった。

80年代末のバンドブームの頃はテクノポップは過去のブームになっていた。その時代に当時したきどりっこのチープなシンセサウンドは今聴くと斬新。てんちゆみの個性が際立っている。変な声と言われることが多い瑛美も、自分らしい独自な音楽をクリエイトして行けば問題ない。自分の道を突き進め。

きどりっこ / このこのこねこ~流行通信簿



●・・・・・・・・・(てんちゃん)


「・・・・・・・・・」は日本の女性アイドルグループ。公式な呼び名(読み方)はなく、ドッツ、dots、ドッツトーキョー、ドッツ東京、dotstokyo、てんきゅー、dotnine、中黒、てんてんてん、てんちゃんズなどと様々に呼ばれており、定まってはいない。

2019年3月24日に東京キネマ倶楽部定期公演で活動停止したドッツ。全員てんちゃんと呼ばれたメンバーは個別に活動を開始し、筆者の推しメンのコットンちゃんは素顔で是枝優美の名前で渡辺美優紀ガールズユニットオーディションに挑戦、最終選考まで勝ち進んだ。夢は決して諦めてはいけないね、瑛美さん。

20190324 ・・・・・・・・・9thワンマンライブ 「Tokyo in Natural Machine」第2部 ライブ映像@東京キネマ倶楽部



●松永天馬 / Tenma Mastunaga


松永 天馬(まつなが てんま、本名同じ、1982年8月12日 - )は、東京都江東区生まれの日本のミュージシャン・作家・詩人・俳優・映画監督である。日本のポップロックバンド・アーバンギャルドのヴォーカル、コンセプター、リーダーである。

現代サブカルの寵児にして「いま、もっとも気持ち悪い男」。筆者がでんぱ組と出会ったのは天馬率いるアーバンギャルドのアイドル対バンライヴだったから、筆者のアイドル歴の恩師といえる。天馬がアイドルグループじゅじゅに提供したオリジナル楽曲「非実在聖少女」は素晴らしい。現時点で瑛美との接点はないが、機会があったら絡んでみても面白いかもしれない。

松永天馬 - ラブハラスメント TEMMA MATSUNAGA - LOVE HARASSMENT


テンとテン
テンからテンへ
テン結び

●でんぱ組.inc


`萌えキュンソングで世界に元気を発信♪`を掲げ、秋葉原を中心に活動するアイドル・グループ、でんぱ組.incのファースト・アルバム。作詞を畑亜貴が手掛けたシングル曲「Future Diver」ほかを収録。跡部みぅが2011年12月をもっての卒業を発表、メンバー5人での最初で最後のアルバムです! (2011/12/14)リリース

えいたそがディアステージの面接に合格し入店したのが2009年夏、でんぱ組.incに加入したのが2010年6月3日。そしてえいたそから成瀬瑛美に改名したのが2011年1月28日。瑛美にとってまさに怒濤の3年間だったが、それがあったからこそ秋葉原Club Goodmanに立つことが出来た。原点を忘れないためにも、2011年半ばと思われるテレビ神奈川の天気予報の動画を貼っておこう。ピンキーこと藤咲彩音ともがこと最上もが加入前、跡部みぅがいた5人組時代、ディアステージでの「わっほい? お祭り.inc」のライヴパフォーマンス。

【ヲタ天】tvkテレビ神奈川の天気予報【でんぱ組 inc】
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【JazzTokyo#236更新】橋本孝之/フローリアン・ヴァルター/スーパー・ジャズ・サンドイッチ

2019年08月04日 00時18分11秒 | 素晴らしき変態音楽


音楽情報サイト『JazzTokyo - Jazz and Far Beyond』最新号が公開された。カヴァー特集はアクセル・ドナー、他に新生東京キューバンボーイズ、ジョアン・ジルベルト追悼など。剛田武は以下の3本の記事を寄稿した。

●Super Jazz Sandwich / Super Jazz Sandwich plays the Enneagram Vol. 1

Photo by Caroline Schlüter
#1623 『Super Jazz Sandwich / Super Jazz Sandwich plays the Enneagram Vol. 1』

ドイツ前衛インプロヴァイザーによる性格分析的ジャズ進化論。
「ジャズ」スタイルの可能性・汎用性をとことん探索し、「ジャズ」で遊ぶ喜びを十二分に謳歌する三人は、前衛のための前衛や、破壊のための破壊とは次元の異なる音楽エンタテインメントの実践者に違いない。Bandcamp

Super Jazz Sandwich: The Individualist



●フローリアン・ヴァルター Japan Tour 2019

#1090 フローリアン・ヴァルター Japan Tour 2019

地下音楽と地下アイドルの融合の夢を叶えるラインアップ
まだ余り知られていない有望な若手ミュージシャンを日本に紹介する活動もJazzTokyoの目的のひとつ。フローリアン・ヴァルターの日本での活動に微力ながら貢献できていることは、いちコントリビューターの筆者にとっても嬉しい限りである。

Florian Walter Solo (July 18th, 2019)



●橋本孝之 Solo Improvisation

Photo by turbo
#1085 橋本孝之 Solo Improvisation

睨みつける視線の先の自己との対話。
ジャンルを縦横無尽に横断する音楽家としてとして独自の存在感を放つ橋本孝之の初めてのソロ・ワンマン・ライヴは、二度と取り戻せない「塗りつぶすことが出来ない時間」を体験できた貴重な一夜だった。

TAKAYUKI HASHIMOTO SOLO IMPROVISATION 2019.07.28 live cafe giee (PART3: alto sax)


ジャズじゃない
アンダーグラウンド
ジャズサンド

▼8月はこのアルバムに注目!
沖縄電子少女彩 セカンドアルバム『黒の天使』CM Okinawa Electric Girl Saya『Black Angel』CM
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kito-mizukumi rouber/てろてろ/Daimon orchestra/ふきた+大鹿之介@新大久保Earthdom 2019.7.31 wed

2019年08月02日 10時05分18秒 | 素晴らしき変態音楽


てろてろ2ndCD発売記念ライブ
19時30分開演
2300円+1ドリンク代(予約前売り:2000円+1ドリンク代)
出演:
てろてろ
kito-mizukumi rouber(長谷川裕倫+大國正人+内田静男+橋本孝之)
Daimon orchestra
ふきた(POPLAND OFF GALLARY)+大鹿之介(舞踏)



橋本孝之と内田静男はデュオで活動するUHと並行してしてあぶらだこのメンバーによるロックバンドkito-mizukumi rouberでも活動している。先週から二人と縁があり、7/24UH、7/27内田DJ、7/28橋本ソロと続いたところで締めを飾るべkiro-mizukumi rouberの出演するライヴイベントへと赴いた。最近はアイドルイベントで訪れることも多い新大久保アースダムは、灼熱の真夏が嘘のようにヒヤリとした地下の香りが漂っていた。

●O.A. てろてろ unplugged


この日のイベントの主人公、ロックバンドてろてろのメンバーによるアコースティックセット。ヴォーカルの軽妙なMCとかなりテクニカルなヴァイオリン&ギタリストのフォーキーサウンドが楽しい。

●ふきた+大鹿之介


黒いテレキャスで野太い弾き語りを聴かせるふきたが素晴らしい。彼が率いるロックバンドPopland off galleryもチェックしてみたい。白塗りの暗黒舞踏が王道ロックソングの地下の香りを燻し出す。

●てろてろ


7人組ロックバンド編成で再登場。ヴァイオリン入の変拍子ロックに、言葉数の多いヴォーカルが乗るスタイルは、プログレともオルタナとも異なる個性を発揮する。8,90年代レコメン系チェンバーロックの21世紀的解釈と呼びたくなる。

●kito-mizukumi rouber


個性派ハードコアバンドあぶらだこの長谷川裕倫(vo,g)と大國正人(vo,g)に内田静男(ds)と橋本孝之(sax)が加わった自称ダンスバンド。ダンスと言っても盆踊りやお囃子である。なりふり構わない土着演奏と、過剰なまでのロックスタイルの発散は、カッコ悪いことの美学を追求している。

●Daimon Orchestra


巨体のバストロンボーン奏者、キュートな女子ヴォーカル、芸人風のギタリストとバラバラなルックスの大所帯バンド。ジャンルを横断するエンターテインメント性たっぷりのステージ。特にトロンボーン・ソロの面白さは地下インディーバンドにしておくのが勿体ないほど。

初見のバンドも含め、さすが地下アイドルと地下音楽の同居する地下ライヴハウス、アースダム、と言えるイベントだった。個人的なハイライトはドラムを叩く内田静男の満面の笑顔だった。

地下にある
天国行きの
お楽しみ

てろてろ2nd ep 「何度も戻る時計、そして監獄について」ダイジェスト
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