まもなく午前6時。
雪は降っておりません。
気温はマイナス10度。
きょうは雪の予報で最高気温は零度だ。
降るならドンと降ってほしいけど、いまんとこサッパリ。
どうなってんだろ???
そんなこんなですが、きょうのおぢは、いささか忙しい一日になる。
さて、
フジテレビの新社長がきのうの朝、自宅前とみられる場所でぶら下がり会見に応じている。
そこでわかったのは「取締役会では、日枝氏の進退についての議論はありませんでした」ということだ。
そもそも今回の問題は延々と続く「日枝体制」が招いたものだ。
だから、日枝さんの首に鈴付けて、お辞めいただかなきゃならんわけで、それこそがフジテレビ新社長の仕事だ。
だけど実際には87歳のじーさんが人事権を持っているというから、新社長も彼に指名されたのか?
だとしたら、日枝さんを首にすることなんぞ、できゃしないわなぁ~
ってことで、フジレテビの迷走はさらに続くことになる。
一方、これまで数10年、信頼してきた週刊文春でしたが、今回の問題では大きな訂正騒ぎになって、おぢもガッカリ。
「X子さんはフジの編成幹部A氏に誘われ」が「中居さんに誘われた」となった。
だけどそれは「A氏がセッティングしている会の“延長”と認識していた」とした。
SNSでは「問題の根本を覆す」「世紀の大誤報」と大騒ぎしているけど、そこはどうかとは思う。
とはいえ、文春への信頼が揺らいだのも間違いない。
はっきりしているのは、これがフジテレビのスポンサー離れとはまったく別問題ってことだ。
思い出してくださいな、スポンサーが一斉に離れたのは、フジテレビの第1回の記者会見からでしょう。
テレビなのにカメラも入れさせず、悪いけど港浩一社長の発言含めて、インチキ記者会見だったからスポンサーが離れたのだ。
フジテレビが文春を訴えるのは勝手だけど、スポンサー離れを招いたのは記事そのものではない。
ようは会見に問題があったということにほかならん。
とはいえ、文春だってもっと早く、記事でも記者会見でも、しっかり訂正してお詫びすべきだった。
訂正が遅きに失したのだよ文春さん。
ノンフィクションライターの窪田順正さんがダイヤモンドオンラインでこう述べております。
>「プロパガンダ蔓延の危険性は、プロパガンダが信じ込まれる、ということにあるのではまったくない。その危険は、何も信じられなくなり、すべてのコミュニケーションが疑わしいものになることにある」
そしてわがニッポン国では、「正義の裁き」だったはずの「文春砲」まで、その信頼性が揺らいでしまったのだ。
そんなことだから、SNSでは「中居くんは悪くない」「中居正広氏はでっちあげ記事で葬り去られた」というデマまで登場するはめに。
中居さん本人が認めていることなのに、なんでこうなるの? 不思議な現象だ。
デマが横行するあたり、兵庫県知事選と生き写しだ。
まさにドラッガーさんのいう「すべてのコミュニケーションが疑わしいものになる」ってこと。
気持ちの悪い嫌な世の中になったものです…