茨城県立並木中等教育学校(公立中高一貫校)の中学3年〜高校2年のフィールド学習を、11月6〜7日の2日間、案内しました。

全国のジオパークがお世話になっている産総研のすぐ近くの学校で、「スーパーサイエンスハイスクール」の指定校として理数教育に力を入れているそう。保護者も研究者の方が少なくなく、日頃からサイエンスカフェなどで専門家から話を聞いてる生徒さんも多いとのこと。
大島来島の前に、伊豆大島ジオパークがお世話になっている産総研の川辺先生(火山地質)と、筑波大の上條先生(植物)の講義をうけ、火山や気候、星空、植物や植生遷移について、調べ学習をしてきていました。(資料をもらいましたが、わかりやすくまとめてあって感心ました)
今回のフィールドワークは、参加者をくじ引きをして選抜したほど人気があったそうで、来られなくて残念がっていた生徒さんが何人もいたとか。
1日目は、火山と植生遷移をメインテーマに8時間のツアー。
年代の違う溶岩の上の、植物の生え方の違いを観察したり

避難壕に何人まで入れるか?を、試したり(23人全員入れました!)

溶岩の形状や、溶岩の下敷きになった遊歩道を探したり

噴火のたびに形を変える火口や

草が生えない裏砂漠の謎に迫り、だんだん森ができていくのを観察しました。

生徒さんからは、様々な質問がありました。
たとえば、「なぜこのラインだけ地面が赤いのか?」

「スコリア(マグマのしぶき)が溶岩流に接したので、熱い状態が長く続いたから、っていう考え方はどう?」と答えつつ、生徒さんたちと一緒に、観察しました😊

「小石の形がなんでこうなっているのか?」という疑問も、一緒に考えました(写真はないです💦)
小さなイタドリの根も、自発的に観察。

小石をどけて、また元に戻していました。

後半になっても生徒さんたちの好奇心は衰えず、「あんな場所に生えている!」など、自分たちで発見してくれているのが嬉しかったです。

他の草に取り囲まれて大変そうにしているハチジョウイタドリを、ある生徒さんが「大企業の下で苦労する中小企業のようだ」と言っていたのが私のツボにハマり🤣

「これは今、〜〜な状態の中小企業だね!」などと、言い合いながら歩きました(笑)

勉強以外にも、「女の人の顔がある!」と、今まで誰も気がつかなかった、アイメイクバッチリの女性の顔を見つけてくれたり

影絵で遊んだり、

何よりも、みんなの笑顔が最高でした😊

2日目は、噴火の影響をしばらく受けていない森、海と火山が接することで見られる景色、海岸植物、を見学しました。

時々風雨が強くなり、資料とマイクと傘を持っている私は四苦八苦。(手が4本欲しかった・笑)
でも、そばにいる生徒さんたちが、私の傘を交代で持ちにきてくれて、その優しさにめちゃ感動しました。(ありがとう!!)
最後は地層大切断面を観察し、過去の出来事を想像しながら、ゆっくりウォーキング。

地層のみならず、バウムクーヘンにフォークを刺したバス停が人気だったのも、楽しかったです☺️

生きている火山と、変化しながら生き残ろうとする生きものたちの生命の不思議を、生徒さんたちと共有しながら歩けて、嬉しかったです☺️
生徒さんたちの将来に期待〜💖
(かな)

全国のジオパークがお世話になっている産総研のすぐ近くの学校で、「スーパーサイエンスハイスクール」の指定校として理数教育に力を入れているそう。保護者も研究者の方が少なくなく、日頃からサイエンスカフェなどで専門家から話を聞いてる生徒さんも多いとのこと。
大島来島の前に、伊豆大島ジオパークがお世話になっている産総研の川辺先生(火山地質)と、筑波大の上條先生(植物)の講義をうけ、火山や気候、星空、植物や植生遷移について、調べ学習をしてきていました。(資料をもらいましたが、わかりやすくまとめてあって感心ました)
今回のフィールドワークは、参加者をくじ引きをして選抜したほど人気があったそうで、来られなくて残念がっていた生徒さんが何人もいたとか。
1日目は、火山と植生遷移をメインテーマに8時間のツアー。
年代の違う溶岩の上の、植物の生え方の違いを観察したり

避難壕に何人まで入れるか?を、試したり(23人全員入れました!)

溶岩の形状や、溶岩の下敷きになった遊歩道を探したり

噴火のたびに形を変える火口や

草が生えない裏砂漠の謎に迫り、だんだん森ができていくのを観察しました。

生徒さんからは、様々な質問がありました。
たとえば、「なぜこのラインだけ地面が赤いのか?」

「スコリア(マグマのしぶき)が溶岩流に接したので、熱い状態が長く続いたから、っていう考え方はどう?」と答えつつ、生徒さんたちと一緒に、観察しました😊

「小石の形がなんでこうなっているのか?」という疑問も、一緒に考えました(写真はないです💦)
小さなイタドリの根も、自発的に観察。

小石をどけて、また元に戻していました。

後半になっても生徒さんたちの好奇心は衰えず、「あんな場所に生えている!」など、自分たちで発見してくれているのが嬉しかったです。

他の草に取り囲まれて大変そうにしているハチジョウイタドリを、ある生徒さんが「大企業の下で苦労する中小企業のようだ」と言っていたのが私のツボにハマり🤣

「これは今、〜〜な状態の中小企業だね!」などと、言い合いながら歩きました(笑)

勉強以外にも、「女の人の顔がある!」と、今まで誰も気がつかなかった、アイメイクバッチリの女性の顔を見つけてくれたり

影絵で遊んだり、

何よりも、みんなの笑顔が最高でした😊

2日目は、噴火の影響をしばらく受けていない森、海と火山が接することで見られる景色、海岸植物、を見学しました。

時々風雨が強くなり、資料とマイクと傘を持っている私は四苦八苦。(手が4本欲しかった・笑)
でも、そばにいる生徒さんたちが、私の傘を交代で持ちにきてくれて、その優しさにめちゃ感動しました。(ありがとう!!)
最後は地層大切断面を観察し、過去の出来事を想像しながら、ゆっくりウォーキング。

地層のみならず、バウムクーヘンにフォークを刺したバス停が人気だったのも、楽しかったです☺️

生きている火山と、変化しながら生き残ろうとする生きものたちの生命の不思議を、生徒さんたちと共有しながら歩けて、嬉しかったです☺️
生徒さんたちの将来に期待〜💖
(かな)