グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

伊豆大島の生きものたちの撮影

2022年11月25日 | ツアー
11月22日は、伊豆大島の自然を撮影にいらした取材の方々と一緒に歩きました。

噴火後の植物の移り変わりをテーマに、
すぐ下に硬い溶岩がある森の木々から

今が旬の一面のススキ原まで。

8Kカメラで撮影されていたので、きっと美しい映像が撮れていることでしょう😊


広い景色の中を歩いていたら、突然、頭上に10~20羽の鳥の群れが現れました!
慌ててバッグからスマホを出して構えたのですが、空しか撮れませんでした(笑)

もしかしたらハギマシコが、渡ってきたのかもしれません。

あまり動くものがいない時期ですが、自然の中の生きもの撮影にたけたカメラマンさんは、バッタを発見!

かなり保護色だと思うのですが、目がいいですね(さすが!)

ジオロックガーデンでは、あちらこちらに、オオムラサキシキブの実が見つかりました。
「ハトに見える溶岩」のそばにも

ここにも

あそこにも!

まだ樹高が低いし実も少ないけれど、色が綺麗なので目立っていました。
オオムラサキシキブ実は、小粒だけど美味しいから、鳥たちに好まれて、いろいろな場所に運ばれているのでしょうね。

森の中では、倒木の枝から、数ミリしかない小さな若葉が芽生えているのを数日前から観察していました。(下の写真の右下の方で、横になっている枝の上で芽生えています!11月14日撮影)

葉っぱが小さすぎて、写真を撮っても、さっぱりピントが合いません。(下の写真中央に生えています)

私がそのことを嘆いていると、カメラマンの方が「写真、撮れますよ」と言ってスマホで撮影し、その場で送ってくれました(やさし〜💖)

葉の淵のギザギザがいっちょまえで、めちゃカワイかったです❣️(誰かな?)

さて、森から裏砂漠の植物たちの様子を観察した後は、海岸で「鳥担当」の願法と待ち合わせ。

「この時期、どういう環境に、どういう鳥が出るか」を教えてもらいながら歩き

岩場にいるウミウをはじめ、猛禽類なども、色々見ることができました。

取材陣の皆さんは、このあと4日間も伊豆大島に滞在して、撮影を継続するそうです。
自然番組を色々撮影されてきた皆さん方なので、きっと素敵な作品を作ってくれることでしょう!

今回撮影した映像は、やがて都内の施設で紹介されるようです。
楽しみですね〜💖

公開の詳細が決まったら、またお知らせします。

(かな)
コメント
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