グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

和気藹々の2日間

2022年11月18日 | ツアー
一昨日〜昨日の2日間、U旅行社主催ジオツアーの皆さんを案内しました。

1日目の午前は、のんびり三原山へ。

開花を始めたヤブツバキの花を見たり


秋晴れの空に浮かぶ白い月の近くを、飛行機が飛んでいくのを見上げたり


木々の奥に、サルトリイバラの真っ赤な実を見つけたり


火口に向かう道のキラキラのススキを、みんなで、ほめ称えながら歩きました😊


火口の淵にいる人(たぶん気象庁の火山観測チーム)の姿が豆粒みたいで、火口の大きさが際立って見えました。


歩き終わって帰ってきたら、歩き始めの時は逆光でよく見えなかった溶岩の黒い筋が、くっきり見えていて、皆さん激写!


私も写真を撮っていたら、お客様から「この位置から撮った方が外輪山も入って良いですよ。そして人がいた方が大きさがわかって良いです」とアドバイスが😊

なるほど〜(もしや人が真ん中じゃない方が良かったかも?😅)

午後からは火山博物館、地層大切断面、波浮港をゆっくりまわりました。
波浮港の展望台は、視界を遮っていた木が伐採され、火口湖が港になったということが分かりやすくなっていました。


そして日没の25分ほど前に、地層切断面をバスで通り過ぎた時のことです。
夕日で明るいオレンジ色に変身した地層に、バスの影が写っているのに気がつきました!

地層の上を走るバスの影!
その中には、なんと私たちの影まで写っていまるではありませんか!

今まで地層に映る人物の影を撮りたくて、地上から挑戦しても影が届かずにできなかったのですが、車高の高いバスの影なら映るのですね。
これには、めちゃ感動しました💖

2日目は、樹海から裏砂漠へ。
この日も、またまた秋晴れで、木漏れ日トンネルのキラキラも

「いつか森になる道」のススキのキラキラも、絶好調。

光の中の後ろ姿、カッコいいですよね!!

ジオロックガーデンでは

ススキの背が高くなって、もうすぐ見えなくなりそうな、「お祈りする犬(と呼んでいる溶岩)」の代わりに

お客様が、新たな「お祈りする犬」を見つけてくれました。

新名所になるかも!?😊

裏砂漠では、思い思いに写真を取り合って、時を過ごしました。


“マグマのしぶき”の上で寝転がり

空を見上げる時間も作りました。

帰り道にはお客様が、まるで人間が笑っているかのように見える石(たぶん小さな火山弾が一部割れたもの)を見つけてくれ

「博物館ものだ!」と、みんなで、たたえ合いました。
皆さんが予想以上に溶岩好きだったことがわかり、嬉しかったです(笑)

帰りのジオロックガーデンでは、「溶岩畑みたい。何が出てくるのかしら〜」とお客様。

溶岩畑というネーミングセンスに、感動しました😀

帰り道の木漏れ日トンネルでは、「行きと木漏れ日の形が違う」とお客様。

「この部分がハートに見えるのでは?」と、みんなでハートを探しました。

このツアーで初めて出会った方も多いはずなのに、まるで昔からの友達のように和気あいあいで、とても素敵な時間が過ごせました。
ツアーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!

(かな)
コメント
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