グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

ありがとう〜❤️2日目

2024年12月03日 | ツアー
真っ赤な夕日で一日目を終えた先週末のツアー。過去に何度もツアーを利用してくれたkさんの、お母様とお友達のツアー二日目です

日曜日の始まりは…、真っ赤なモミジの葉っぱでした!

「キレイ〜😍」と、みんなで鑑賞してから歩き始めたら、今度はメギの実が熟して赤くなっていました!

「この形がカワイイ」と、お母様。

これ以外にも、カワイイものがいっぱい!

秋は、カラフルな色を楽しむ時期ですね〜☺️

森の木々の隙間からは、太陽の光が差し込み

秋ならでは、伊豆大島ならでは、の風景に、毎回足を止め

旬の景色を楽しみました。

「大玉〜!!」って感じのサルトリイバラの実と、ギリギリ落ちずに残っている、まん丸な葉っぱの紅葉も、かわいかったです!

☺️

目一杯開いたフワフワのススキに囲まれながら、「再生の一本道」を歩いて裏砂漠へ!

砂漠では、ハチジョウイタドリの逞しさに敬意を払い

まるで石器時代の武器みたいな形の溶岩を見つけて喜び

裏砂漠の「何もない黒い大地」の中に身を置いてから

引き返しました。

帰り道にあるベンチの下から、ヒサカキの木が成長し

隙間から伸びていました!

この先、どうなるのでしょう?

と、こんなふうに、あれこれ観察して歩いたら、樹海の中を歩く時間がなくなってしまいました。
本当は、Kさんが毎回、観察をリクエストしてくれたトウゲシバという植物を、樹海の中で見に行く予定だったのです…。

「また来てください」などとお話ししながらも、実はずっと道脇に生えていないだろうか?とキョロキョロして歩いていました。そうしたら…

森の出口に近づいた時に、突然のこの光景が目に入ったのです!

探し求めていたトウゲシバ!(物忘れの薬になると言われているシダです)

よく見たら周りにたくさん生えていました!!

こんな道の脇に…。これも絶対Kさんが、用意してくれたもののように思えてなりませんでした。
(ありがとう〜❤️)

この後、フワフワのセンニンソウの種子に、長いのと短いのがあるのを見つけました。

私のイメージの中では、この白いヒゲは、長く伸びてから開いてくるイメージだったのに、短いものがたくさんあったので不思議でした。

成長段階の違い? それとも体調不良??(観察は続く)
そして、「Kさんとも、こんなふうに色々な不思議を見つけながら歩いたなぁ」と、昔のツアーを思い出しました。

最後は、港へお見送りに。

船は白い水飛沫をあげて、富士山に向かって走って行きました。

Kさんのお母様と過ごした、とても優しい、素敵な時間でした。
お訪ねいただき、ありがとうございました!!

(かな)
コメント
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