このところ、雨や曇りの日が多く、日照時間が少なくなっています。それに、一昨日は初夏の気温でしたが、また昨日から冬の寒さに逆戻り。
そんな気候の影響で、全国的に野菜類の価格が上がっているようです。大島の物価は、輸送の関係で普段から高目なので、ちょっとキビシイです。
でも、庭先ではアシタバの新芽が摘めますし、やはり、この時期はキノコですね(笑)
そんなわけで、今日はキノコの食べられそうなの(!?)を。
まず最初(↓)は、アミガサタケです。
フランスでは、春の訪れを告げる食用きのこ「モリーユ」として、親しまれているそうです。
広がる傘はなく、頭部と柄からできています。頭部は網目状の峰と、その間のへこみガ特徴です。
【生食は毒なので注意!!】乾燥品が輸入されているほどだそうですが、まだ、試食していません。以前切ってみたら、頭部も柄も中は空洞で、不思議なキノコでした。
次は、近縁のトガリアミガサタケ?(↓)。こんな道路脇に生えていることも珍しくありません。春、土手や草原などにも生えます。
アミガサタケ属は、どれもよく似ていて見分けるのは難しいですが、生食しなければ食用になるそうです。
落ち葉などを栄養源としている腐生菌という仲間です。この仲間は、胞子を頭部の「へこみ」の表面にある「子のう」という袋(顕微鏡で見る)で作るそうです。
次は、キクラゲの仲間の、アラゲキクラゲ(↓)です。
中華料理の食材として有名なキクラゲ。小学校の給食でキクラゲのスープがよく出たのを思い出します。キクラゲは、耳のような形なので、漢字で「木耳」と書きます。和名の由来は、クラゲに似た食感からだそうです。
乾物として一般に売られているので、性質はよく知られていると思いますが、念のため。
水分がたっぷりの時は、やわらかくプヨプヨ。それが乾くと縮んで堅くなり、再び水分を与えると元のやわらかさに戻る性質です。
大島では、このアラゲキクラゲ(粗毛木耳)の方が、キクラゲより多いようです。これは、果樹園のグミの木についていました。ニワトコの枯れた枝や幹によく着いています。どちらも、同じ様に食べられますが、アラゲキクラゲの方が少し厚くて硬めです。ラーメンや野菜炒めに最適です。
同じキクラゲの仲間(↓)、???
正確な名前が分かりません。花弁状で、よりゼラチン質です。アカメガシワの枯れ木についていました。
キクラゲにしては色が薄くて肉厚の感じですが、やわらかくて美味しそうです。
次も近所で見つけたマッチ棒のような形のキノコ(↓)。中ほどの分かりますか?
オオセミタケです。大蝉茸と書きます。このキノコも、初めのアミガサタケ類のように、頭部と柄があり、傘はありません。
バッカクキン科トウチュウカソウ属、アブラゼミやエゾゼミの幼虫に寄生するキノコ「冬虫夏草」の一種です。
胞子は、頭部に埋め込まれた「子のう殻(しのうかく)」と呼ばれる粒の中に作られます。
下の画像左側で、縞状になっているのが、セミの幼虫の腹の部分です。
漢方で利用するようですが・・・ちょっと、試したくない感じです。(汗)
幼虫を栄養にして成長するキノコ。それを滋養強壮のために食する人間・・・すごい食物連鎖ですね!!
(なるせ)
そんな気候の影響で、全国的に野菜類の価格が上がっているようです。大島の物価は、輸送の関係で普段から高目なので、ちょっとキビシイです。
でも、庭先ではアシタバの新芽が摘めますし、やはり、この時期はキノコですね(笑)
そんなわけで、今日はキノコの食べられそうなの(!?)を。
まず最初(↓)は、アミガサタケです。
フランスでは、春の訪れを告げる食用きのこ「モリーユ」として、親しまれているそうです。
広がる傘はなく、頭部と柄からできています。頭部は網目状の峰と、その間のへこみガ特徴です。
【生食は毒なので注意!!】乾燥品が輸入されているほどだそうですが、まだ、試食していません。以前切ってみたら、頭部も柄も中は空洞で、不思議なキノコでした。
次は、近縁のトガリアミガサタケ?(↓)。こんな道路脇に生えていることも珍しくありません。春、土手や草原などにも生えます。
アミガサタケ属は、どれもよく似ていて見分けるのは難しいですが、生食しなければ食用になるそうです。
落ち葉などを栄養源としている腐生菌という仲間です。この仲間は、胞子を頭部の「へこみ」の表面にある「子のう」という袋(顕微鏡で見る)で作るそうです。
次は、キクラゲの仲間の、アラゲキクラゲ(↓)です。
中華料理の食材として有名なキクラゲ。小学校の給食でキクラゲのスープがよく出たのを思い出します。キクラゲは、耳のような形なので、漢字で「木耳」と書きます。和名の由来は、クラゲに似た食感からだそうです。
乾物として一般に売られているので、性質はよく知られていると思いますが、念のため。
水分がたっぷりの時は、やわらかくプヨプヨ。それが乾くと縮んで堅くなり、再び水分を与えると元のやわらかさに戻る性質です。
大島では、このアラゲキクラゲ(粗毛木耳)の方が、キクラゲより多いようです。これは、果樹園のグミの木についていました。ニワトコの枯れた枝や幹によく着いています。どちらも、同じ様に食べられますが、アラゲキクラゲの方が少し厚くて硬めです。ラーメンや野菜炒めに最適です。
同じキクラゲの仲間(↓)、???
正確な名前が分かりません。花弁状で、よりゼラチン質です。アカメガシワの枯れ木についていました。
キクラゲにしては色が薄くて肉厚の感じですが、やわらかくて美味しそうです。
次も近所で見つけたマッチ棒のような形のキノコ(↓)。中ほどの分かりますか?
オオセミタケです。大蝉茸と書きます。このキノコも、初めのアミガサタケ類のように、頭部と柄があり、傘はありません。
バッカクキン科トウチュウカソウ属、アブラゼミやエゾゼミの幼虫に寄生するキノコ「冬虫夏草」の一種です。
胞子は、頭部に埋め込まれた「子のう殻(しのうかく)」と呼ばれる粒の中に作られます。
下の画像左側で、縞状になっているのが、セミの幼虫の腹の部分です。
漢方で利用するようですが・・・ちょっと、試したくない感じです。(汗)
幼虫を栄養にして成長するキノコ。それを滋養強壮のために食する人間・・・すごい食物連鎖ですね!!
(なるせ)
私もかって「食べられるキノコ、毒キノコ」の見分け方などの本を買って読みましたが、実際出会うと皆似たようで分別出来ませんでしたので君子危うに・・で終わりました。
キノコ大好き(食するのが)人間なので、大島のキノコを今後色々お教えいただきたいですm(__)m
今日も大好きなタンメンに冷凍キクラゲを入れ、その歯ごたえに満足でした(^o^)丿
コメントありがとうございます。
大島にも、ほだ木に、
シイタケ、エノキダケ、ヒラタケなどの菌を植えて、栽培から楽しむ方々もいらっしゃるようですね。
安心して食べることを考えると、やはり栽培になりますでしょうか?!
キクラゲの仲間も、白っぽくなったり、溶けてしまったりしているのは、採り時を過ぎたものですね。
見つけるタイミングも大事ですね。