グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

アリグモ男子!超イケメン!!

2016年05月21日 | 
2012年5月16日に、『出会ったらご紹介したいです』と書いておいて早4年・・・やっと昨日出会えました!(嬉)


葉っぱの陰から「コンニチハ」
うはーっ!バッチリカメラ目線です。





全身を現しました。
見てください、この上顎。
カッコイイですねぇ・・・ホレボレします。



遠くから見るとやっぱりアリっぽいです。



最後は「イェ~イ!」のポーズを決めてくれました。
またどこかで会えるといいです。

                                      がんま
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スペシャルな風景

2016年05月20日 | ツアー
昨日は東海汽船さん主催、路線バスを利用しての日帰り半日ツアーに行って来ました。

森を歩き始めたら、オオモミジの葉が太陽の光に透けて輝いていました。

キ・レ・イ~(^▽^)←ツアー最初からウレシクナル私。

お客様が「火山大好き」とのことだったので、“生々しさが残る溶岩”にも立ち寄りました。

黒々とした溶岩を前に「まだ熱いですか?」とお客様。
「いや、ええ、熱いですよ。触ってみましょう!」とあやふやな答え方をする私(笑)

もちろん皆で触ったり、チョッピリ登ったりして“溶岩”を体感しました。

黒い溶岩は太陽の熱を吸収し、ホンワカ暖かいのです。

次に「この風景もスゴいですよね」とお客様にほめていただいたのはコレ。

黒い大地に、緑色の小山が点在する風景です。

特にイタドリの葉の上に、枯れたススキがニョキニョキ生えている風景が好評でした。

私もこの景色、好きです。

ゴツゴツの溶岩地帯で気になるのが、ポツンポツンと点在する鮮やかなツツジ。
(写真中央)

ものすご~く目立つ色で「見においで」と言っているかのようでした。

で、みんなで花を見に行くことにしました。

ガラガラくずれる溶岩に注意して歩きながら、全員無事にツツジに到達。

ご覧ください、このスペシャルな風景!

火山が作った溶岩の造形と、青空と、荒野で生きる逞しいツツジの花…最高です!

で、1人ずつツツジと記念撮影(^_^)



火山好き女子探検隊?(^▽^)

少し風が強かったので、お昼ご飯は裏砂漠の草陰で。

風を遮ってくれる、植物の力を誉めたたえながら…

「べっこう寿司」のお弁当をいただきました!
美味しかったです~。

(べっこう寿司についてはこちらhttp://www.oshima-navi.com/gourmet/bekko01.html 
東京でも食べられます。http://news.mynavi.jp/articles/2015/10/28/bekkouzushi/

さて、前半かなり寄り道をしたので、後半は早めに歩いて“崖から立ちのぼる湯気”に触ってから戻ることになりました。

白い雲が交差する美しい青空でした。

みんなで空を見上げたら…

うっすら虹が…!

ここにも…

色がとても薄いから写真ではわかりにくいけれど、肉眼では楽しめました。

さて、目的地で暖かい湯気に触り“マグマの熱”を感じた後…

帰路へ。

「この景色もスゴいよね」とお客様。


風が作った斜面の模様は、惚れ惚れするほど美しいです。


早足ウォーキングを楽しみながら…

スピードアップして溶岩地帯と森を抜けました。(忙しかったので写真はありません・笑)

森を抜けた私たちを待っていたのは、膨らみはじめたオオモミジのタネと…


美しいオオシマツツジの花たちでした。

三原山さん、いつも素敵な演出をありがとう!

ほぼピッタリに歩き終わり、路線バスを利用して戻られる皆さんを見送りました。

楽しい4時間ツアーでした。

ツアーにご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

また一緒に歩きましょう~!!

(カナ)


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男2人旅

2016年05月19日 | ツアー
昨日、今日の2日間、気持ちの良い青空の下を歩きました。

昨日のお客様は、5歳の息子さんとお父さんの男同士の2人旅!

“マグマのしぶき”が冷えてできた小石を、空に向かって投げ上げる2人。
(いい雰囲気だなぁ~)

ジオガイド講習生(島内のタイヤキ屋さん・Kさん)が実地研修として参加し
「大島のピースは三原山の3だよ」と言って、写真を撮ってくれています。


Kさんは、満開のツツジを見て「トキメクなぁ~」と嬉しそう。

(トキメクって…私と感覚がにているなぁ~笑)

さらにKさんは、避難壕の中で音楽を鳴らし、音が響いて大きく聞こえることを実験。

で、ここでも「三原山の3~」

山を8割方登ったところで弁当を食べ、別の避難壕の中へ。
ここでは“あること”にチャレンジしました。

“あること”とは…

この日キレイに見えた富士山を、シャボン玉の泡の中に入れること!

最初避難壕の外で吹いていたのですが、それだと風に流れることがわかり中で吹くように工夫。なんども皆で挑戦しました。

ああ~、あともう少し!

…というところで、問い合わせ電話がかかってきました。

私が電話に対応している間に、避難壕の中からは「あ~!できたできた~!」と言う声が聞こえて来ました。…ウラヤマシイ…(T-T)

そしてKさんの写真には“シャボン玉の中の富士山”がバッチリ写っていました。
写真、いただいたので紹介します。


こんなのも。


あ~!溶岩チューブの中の富士山!!

スバラシイ!

火口では、息子さんの希望でヘルメットをかぶって写真を撮り…


いつもの“溶岩フォトフレーム”でも、3人で仲良く一緒に撮影。


下山はこの斜面を。

荒野を1人行く5歳の少年!
カッコいい~。

そして「表砂漠でジャンプ写真を撮ろう」ということになり挑戦しました。

ものすご~く素敵な写真が撮れましたよ。

ちょっと自慢したいので、大きいサイズで!

たった1回でこの決まり方!

お父さんも力持ちだけれど、瞬時にこの姿勢をとる5歳もスゴイ!!
(後で聞いたら、お父さんはトレーナーという体力系のお仕事だそう…納得!)

この後も表砂漠をダッシュ。


「お父さんも走ろうよ~!」と楽しそうでした。


Kさんも飛びました!

大小の差がありすぎる…(笑)

息子さんは、砂の斜面も元気に登り…


ダッシュで駆け下りました!

体力あるなぁ~(感心)

すっかり仲良くなったkさんとお客様。

かた~い握手をして分かれました。

とても楽しい1日でした。

また一緒に歩きたいです(^_^)

(カナ)









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北を目指せ!

2016年05月18日 | 

一昨日の朝はいいナギでした。
なので海上を往くミズナギドリたちがよく見えました。





たぶん・・・ハシボソミズナギドリかハイイロミズナギドリだと思います。
この距離での両者の識別は困難です。
アカアシミズナギドリもいるかもしれません。





もっとたくさん見られたこともあったのでちょっと物足りない気もしますが、次から次へとやって来てまっしぐらに北上していきました。
南半球で繁殖を終えた彼らは食べ物が豊富な北の海を目指して旅をしています。


こちらはキアシシギ。

同じ日の撮影です。
カメラに目線をくれた・・・わけではなくて上空を見ています。
キアシシギはこれから繁殖のため北へ向かいます。


オマケ画像はコチラ。







滅多にない超ナギだったので見られました。
なにかゴンドウクジラの仲間だと思います。

                                            がんま
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ジオなメンバー

2016年05月17日 | 今日の大島
昨日JGC(日本ジオパーク委員会)の中川さんが、とある会議への出席&その他で、大島に来島しました。

で、今日、昨日の会議に出ていたメンバー(の一部)で「遊びに行こう」ということになり…

なぜか雨の三原山へ!

降った雨の量に対し、想像以上に大きな水たまりができていて皆ビックリしました。

地面には少し大きくなったサクランボが数粒落ちていました。

残った実を甘くするため、余分な実を落とすオオシマザクラ。

少し前はマッチ棒のような小さな実がたくさん落ちていたのに、大きくなっても実を落とすようです。(横にひからびたマッチ棒サイズの実が落ちています)

「いただきま~す!」

…って、いきなり顔のアップでスミマセン(^_^;
(実際には、黒く熟すと甘くなります)

「どうしているかな?」と気になっていた天幕毛虫の巣。

膜が雨をはじいているものの、中には1匹も毛虫はおらず…糞だらけ!

毛虫たちは、自分の毛で雨をはじいて、巣の外で自活(?)していました。

大きくなったなぁ~(シミジミ)

さて雨の中、一行は森を抜け、草地を抜け…


溶岩地帯へ!

「イイネ!」をしているゴリラ?

溶岩流に乗って流れてくる大岩を止める…の図。


「ひとコブラクダだ。いや、キリンだ!」

…と、溶岩の造形で遊び…

盛り上がる、変な人々(笑)


雨の中の弾けぶりが、スゴいです(笑)


帰路は開花の始まったマユミの風情を楽しみ…


再び森へ。

水鏡に写った森の風景がキレイでした~。

樹海の中では、ちょっとコースをそれて探検。

溶岩地帯で出会った大岩に、そのまま木が生えたような風景です。

グルリと一周してみたら…

オオシマザクラが2つの出っ張った目玉で、こちらを見ている!
…ように見えました(^_^;

土砂くずれ現場も、雨で霞んで全体が見えませんでした。

クッキリ見えないのは残念ですが…

この、不思議な迫力は、雨ならでは。

面白かったです。

そして最後はもちろん…

華やかなツツジ!

明日から晴天が続くようです。
華やかなオオシマツツジを楽しみたい方は、ぜひ山へ!

(カナ)




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アゲハの季節

2016年05月16日 | 
卵の季節来ました

庭の柑橘系の木にはアゲハ蝶が毎年やって来ます


花が終わりに近づいています


小さな実の赤ちゃんが出来ました


こんな風に受粉のお手伝いする子もいます


3日前にアゲハさんやって来ました(もっと前かもしれませんが、気が付いたのがその日)
盛んに卵を産んでいました。私のカメラのモデルにはなってくれないようで!

  
あ!産んでる!

  
あ!ここにも!

  
2個産み

  
卵2個あります。どこでしょう?

  
2個並べ産み

今日もやって来たアゲハさんでしたが、やはり写真が撮れませんでした
なので 動きが遅い幼虫の方を観察することにします
そして、成虫になった時に思いっきり写真撮る事にします(しま)
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嬉し~!

2016年05月15日 | ツアー
昨日は午前11時出発の半日ツアーに行ってきました。
お客様は…

島内で仕事をしているYさんと、高校時代の同級生の皆さん。


そして、島内の同じ職場のお友達同士。

昨日のツアーは、島内率が高かったです(^▽^)
(自分たちで歩ける場所に、ガイドをつけてくれるのは嬉しいです)

シマコゴメウツギの米粒サイズの花が開花したり…


ジシバリ(菊の仲間)が元気な花をめいっぱい咲かせていたり…

歩く度に“春真っ盛り”のサインが増えていきます。

「眺めの良いところで昼食を」の希望で、ちょっと遅めのランチタイムをここで。


その後、三原山の斜面を好きなルートで下る冒険に出発。


私は、いつもより右側を歩いて溶岩流の上に立ち、“流れ下った溶岩”の気持ちになってみました(笑)


皆さんも、それぞれの道を下山。


そして、昼食から30分もたっていないのに、再び休憩(笑)

やっぱり、ここに来たら休まないと!

目の前に三原山を見ながら和んでいたら…

…あれ?

ハートができてる!(^▽^)

前回までは無かったのに、雨で掘れたようです。
どんな水の流れがハートを作ったのでしょう?

帰り道に低木の森を歩いていたら、既に8割がた花を落としたミズキに出会いました。

今年は満開の花を見損ねた~(^_^;
本当に「全ての景色が一期一会だなぁ…」と、思いました。

さて、ツアーを終えて店に戻ったら、5月2日のツアーに参加してくれたお客様から、封書が届いていました。中には3歳のK君が描いてくれた絵と、お母さんからの手紙が入っていました。

絵は、三原山と…


私でした!

ワ~イ(^▽^)

K君は、三原山や大島で出会った動植物を、保育園のお友達に伝えてくれているそうです。
3歳の男の子が、回りの友達に大島を伝えてくれる…これ、最高~に嬉しかったです。

さあ、K君の成長に負けないように、私も修行に励もう!(ワクワク)

(カナ)











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トンボがアゲハを

2016年05月14日 | 



トンボはクロスジギンヤンマのメス、アゲハはキアゲハだと思われます。
目の前に突然落ちてきてびっくりしました。
クロスジギンヤンマは食べるのに夢中でカメラを近付けても捕らえた獲物を放しませんでした。
よく見るとキアゲハはもうかなりスレています。
クロスジギンヤンマはこれから産卵という大仕事があるのでしょう。
とにかく食べて栄養をつけなければ。
こうして命がつながっていくのかー・・・



貯水池では羽化したばかりのトンボを見つけました。

シオカラトンボかなぁ・・・?(自信ナシ)



オオルリが珍しく道路に降りていたのでパチリ。

近くには奥さんもいました。
撮影は全て昨日です。

                                           がんま
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メチャメチャ爽快!

2016年05月13日 | ツアー
今日はご両親と娘さんの家族旅行の方達とフルコースを歩きました。

歩き出す前から、富士山の美しさに見とれました。


三原山は、ツツジの赤に彩られた元気な緑!

「今日は最高だ~!」とウレシクなりました。

縄模様の溶岩がいっぱいの丘も、その手前もツツジで華やか!


いつものイスも、豪華に飾りたてられていました。


「この景色を見ながら昼ご飯が食べられるなんて贅沢だわ」というお客様の言葉に「同感~」と思いながらランチを食べました。


火口一周コースを歩き出した時、突然雲が南側(右)からやってきて、あっという間に周囲は白い雲に包まれました。

「え?火口見られないの?」と一瞬焦りましたが、コレは三原山の演出だったようです。

雲が立ち去ると再び青い海と空が広がり、利島、新島、式根島、神津島が海に浮かんで見えました。

「UFOが空に浮かんでいるみたい!」とお客様。

なるほど~

UFO!!(^▽^)

火口でシャボン玉を飛ばしたら…


空に浮かぶ白い月に向かって、シャボン玉が飛んで行きました。(感動~)

え?
写真ではわからない??
では心の目で見たください~(笑)

今日は、三宅島と御蔵島までシッカリ見える、スバラシイコンディションでした。

みんなでいっぱい写真を撮りながら、歩きました。

「火口から飛んできた1滴の溶岩」で休憩した時には…


女性陣は靴を脱いで“溶岩”を体感!

黒い溶岩は熱を吸収し、裸足だと「熱!」と思うほどでした。
これぞ岩盤浴!
かなり足の疲れがとれる気がしました。(今度から時々裸足になろう!)

風も弱かったので、チョッピリ普段と違う道のないコースへ。

荒涼とした風景の中に生える小さなツツジを撮影し…

黒い砂漠を横断~。


いつもの場所で寝転んで空を見上げ…


何度も何度もツツジの美しさに見とれました。


メチャメチャ気持ちの良い1日でした。

ツアーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

(カナ)



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第11回ジオガイド講習「産業と歴史の現状3」製塩業、酪農業

2016年05月12日 | 火山・ジオパーク
表題のガイド講習が行われてのは約2カ月前の3月10日でした。

この日の参加者は49名。

「伊豆大島の製塩業」の講師は、海の精(株)社長の寺田牧人氏。

この日のためにパワーポイントを購入し、資料を作成したとのこと。
(スバラシイです!)

大島での塩作りの歴史は、江戸時代の塩年貢から始まります。


1971年に施行された塩業近代化臨時措置法によって、日本の伝統的な塩作りが廃止されイオン交換膜式製法の塩化ナトリウム99%以上の塩のみが販売されるようになり…

その後、自然塩の大切さを考える人達の情熱で…

自然塩復活運動が始まりました。

そして今の“海の精(株)”の母体となった(NPO)日本食用塩研究会が発足。

何度も提案型の陳情をしながら「体に良い塩」を作り続けたそうです。

寺田氏はいつも「塩作りは運動の歴史である」と、おっしゃっています。

1997年に塩の製造販売が自由にできるような法律に変わるまで、信念を持って地道な活動を続けてきた人々の歴史がある…ということに感動します。

…で、「行くぜ!ナチェラル塩パーク!!」

海を越えてくる強い風、本土より汚れのない海水など、海に浮かぶ火山島ならではの特徴が塩作りに向いていて、塩が専売の時代からずっと伊豆大島で「体に良い塩」が作られ続けられて来た…まさにジオ物語だなぁと感じました。

ちなみに寺田氏は明日葉研究所も運営しているので、そちらの紹介もありました。

明日葉も水はけの良い土地を好む、大島を代表する植物なのです(^_^)

続いて「伊豆大島の酪農」の講師は(株)大島牛乳社長 白井義則氏。

白井氏は「ジオパーク研究会」会長でもあります。

大島への牛の導入は江戸時代初期。
塩年貢に係わる燃料(薪)や海水の運搬に牛が導入されていたそうです。

それが明治に入って肉牛が盛んになり、明治30年代から乳牛(酪農)へ転換。

大正時代には「ホルスタイン島」と呼ばれ、昭和元年には島内に1200頭の牛がいたそうです。
(ちなみに現在の大島の人口は8000人弱)

酪農黄金時代が終わったきっかけは、昭和19~20年の戦況の激変。
その後も様々な歴史を経て、今は(株)大島牛乳が町と協力しながら、乳牛の飼育や牛乳の製造販売、加工を継続しているそうです。

白井氏は「大島で酪農が栄えた理由」として
「牛の好むアシタボ(明日葉)、スゲ、タガヤ(ハチジョウススキ)など、1年を通して食べられる青い葉ものがあること(写真はオオシマカンスゲ)」
 
「海辺に牛を連れて行けば、熱さに弱い牛を涼ませることができたこと」を挙げていました。

海風で運ばれた塩のついた青草は、塩を必要とする動物に好まれたそう。
普通のススキは冬に枯れるけれど…


海岸にはえるタガヤ(ハチジョウススキ)は枯れないとのことで、実物も回ってきました。

(なんで枯れないんでしょう??不思議です)

白井氏が用意してくれた配布資料は、A4に7枚ビッシリ、酪農の歴史が書かれていました。
かなり調べなおして資料を作ってくださったそうです。

こうやって自分たちが暮らす島のことを、皆で学びあえる…ジオパークって面白いなあと、シミジミ思います。

あ、ところで話は変わりますが、4月26日と28日にガイド認定試験が行われ、全30問の中から80%以上の正解率の人が合格となりました。(私も試験を受け、合格しました~)

これから新たなジオガイド組織を作り、みんなで何をどう伝えて行くのか考え続けていくことになると思います。

楽しみながら、みんなで、続けていきたいです。

(カナ)












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